西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

西都市議会 一般質問初日終了

2012-06-14 14:38:34 | 日記
10時過ぎから雨が降ると予報では言っていたのですが、幸いなことに質問が終了まで天候は持ちました(14時くらいに降りました)。
やはり私はハゲ男(いや間違った)ハレ男です。

ということでいつものように質問全文を載せたいと思います。
私の質問はほぼ全文ですが、答弁は要点筆記とします。後日西都市のHP市議会のコーナーで議事録全てが載りますので、一字一句はその時にご確認下さい。
それでは


おはようございます、政友会の橋口登志郎です。
 今期定例会一般質問のトップバッターを努めさせて頂きます。
 思い起こせば2年前の平成22年の改選後初の一般質問の際もトップバッターをさせて頂きました。
 今期定例会は井上司新議長、荒川敏満新副議長の元、任期満了に伴う常任委員会における新しい構成メンバーでの最初の議会となります、なにやら不思議な縁を感じるところです。

 それでは通告書に基づき質問させて頂きます、市当局の誠意ある答弁よろしくお願い致します。

 それでは一番目は市長の政治姿勢についてです。
 市長は平成17年2月に第13代目の西都市長に就任されました。
 市長として7年と半ば市政の舵取りをされてきました。
 思い起こせば、7年前西都市に14号台風が襲い甚大な被害をもたらした時、私は建設業で災害対策を行っていました。
 台風上陸時は被害箇所の援助です、堤防がいくつか決壊し、また何カ所か更に決壊の恐れがあるところを守る活動でした。
 建設業青年部は徹夜で大型土嚢をつくり、敷設して更なる決壊を防ぎましたし、重機をフル活動して被害の拡大を防ぎ、堆積した土砂等の除去を行いました。
 そして建築業としてトラックを出し、水害にあった家財などの除去を行いました。
そういった活動の中で、私は市長の姿をよく見ました。
 市長は自ら現場に赴(おもむ)き、市の職員の先頭に立って素早い対策に努めていました。
同じ台風での災害後の対策は行政と民間の協力の下、西都市は他の市町村に比べ早かった記憶があります。
2期目にはあの忌まわしい口蹄疫の災害に見舞われました。
畜産関係の専門家でもある市長は、このときも自ら動き先頭に立って対策に当たりました。
 皆さんもご存じのように、口蹄疫に対する国や県の対応は十分とは言えませんでした、市民を、畜産業者を代表する首長として、また畜産の専門家として国と県に対してしっかりとした見解と行動を示しました。
 また口蹄疫対策を本にして、もう二度とこのような災害が起こさないよう、またもしもの時はどうすれば被害が最小限で済むかを後世に残しました。
危機に際して強いというのがリーダーの資質ならばこの2つの事例を見ても、私は資質を感じます。
通常行政業務においても前回の一般質問において、黒木吉彦議員、北岡四郎議員が言われました。
 要約しますと行財政改革の一環として保育所民営化、職員数削減を行ったり、スポーツランド構想を推進しプロ野球チーム、プロサッカーチーム、大学、実業団チームのキャンプを誘致したり、また一般財源の支出を抑え借金を51億減少させながら、今年度は新築住宅助成金など積極的な景気浮揚策も行いました。メリハリのある市運営をなされていると思います。
さて6月2日の宮崎日々日新聞に来年2月4日に任期満了を迎える次期西都市長選への意向が書かれていましたが、この議会の場で市長自ら次期西都市長選への決意を述べて頂きたく思います。


 2点目は教育行政についてです、私は何度かこの場で申しておりますが、教育は地域の要であるし最も重要視しなければならないものだと考えています。
さて教育行政の一番目は新学習指導要領についてです。
昨年小学校、今年度は中学校が対象となっていると思いますが。
この新指導要領は西都市の教育にどう反映しているか、またどのように考えておられるのかお伺い致します。

 教育行政2番目はNIEについてです、NIEはニューズペーパイン エデュケーションの略で日本語で言いますと「教育に新聞を」というものです。
 私達議員もこのNIEに関しては注目をし続けました、前議員の井上照也さんが平成11年12月議会、平成21年6月議会、平成23年3月議会で取り上げていますし、実は今年度の文教厚生常任委員会の行政調査でもこのNIEについて詳しく調査しようと計画しているところであります。
 今まで西都市では都於郡小、妻南小、三納中が指定校となり取り組まれました。
 ここでお伺い致します、取り組まれた結果、実績はどのようなものだったかお伺い致します。

 質問3点目はまがたま館活用についてです、同じ会派の荒川敏満議員が平成22年第4回定期議会で質問をされ、それにより内部規約の一部改正がなされ使いやすくなった経緯があります。
 私はこのまがたま館を妻中のPTAや私が代表をしている空手道場の合宿で使った経験があります。
 確かに古いのは事実ですが、それを補うだけでなくそれ以上の魅力を感じています。
 それはまがたま館の立地です。
 311基の古墳を有する日本一の古墳群西都原の南の玄関口にあり、西都原一帯の史跡が庭のようなものです。
 合宿の時子供達と一緒に、早朝の散歩をしました、早朝の西都原の美しさは格別のものでしたし、子供達の記憶にしっかりと刻まれたと思っています。
 そしてほぼ隣接して野球場、陸上競技場、屋内練習場、トレーニング施設、クラブハウスがあるスポーツ施設、そして清水サッカー場とを結ぶ清水台線ができれば更に魅力を増すと考えます。
 そのように親にとって割安で宿泊ができ、子供達の合宿研修に使える、まがたま館は私にとってとても魅力に感じています。 ですが、先回の事業仕分けで仕分け委員の皆さんから不要という結果が出されました。
 一施設としての費用対効果が問われたに違いないと、私は思うのですが、教育長にこのまがたま館の活用について伺いたいと思います。

 最後は救急医療についてです、官民共同として西都医療センターがスタートして一年が経ちます。
 災害指定病院として、また一刻を争う心臓・脳の疾患に対応する病院として成長されている様子がうかがえています。
 また通院患者、入院患者も増加し、新病院の計画も市民のコンセンサスを得ながら行っているようで、うれしく思っていました。
 ところが5月25日の宮崎日々新聞に「二次医療圏見直し検討」という記事が出ました。
 これは1市5町1村を担っている二次医療圏は不要という、西都の住民にとってとても重要な問題を突きつけられかねない内容でした。
 この事についての、市長の意見を伺い、壇上での質問を終了します。


市長答弁(注意、箇条書きなので、・・した。と書きますが、議場での当局は・・してまいりました。などと言っています。あしからず)

(市長選出馬の件)・・・市長答弁
・市長として2期7年市民の皆さん共に足腰の強い、自立した地方自治のため徹底した行財政改革、意識改革に取り組んできた。
・西都市の素晴らしい気候風土、地理的条件、豊富な歴史的遺産を活かし事業展開した
・平成17年14号台風、平成22年口蹄疫災害、救急病院問題など「なせばなる」の精神で乗り越えてた
・市民協働の精神、本市の資源「たから」、人間力を最大限引き出し、総市民力で「西都創生」に向かって努力する
・いにしえ(古)より受け継がれた故郷西都を守りながら、つけを残すことなく子孫に引き継ぎたい
・「市民が主役」「元気な日本のふるさと西都」をめざし、「復興再生」から「創生」へ向け、更なる飛躍を確実なものにするため、3期目の市長選出馬を決意した
・西都市に住みたい、西都市に住んで良かったと思える市民の幸せ度を高め、個性と魅力あふれる西都市を創るため、初心で挑戦したい

(救急医療について)・・・市長答弁
・平成25年から5カ年を計画期間とする件の医療計画策定に向けた方針が、県の医療審議会の中で示された
・二次医療圏の人口規模、患者の流出流入等を踏まえ、医療圏の見直しを検討する旨の国の方針が説明された
・人口規模が20万人未満、圏域への流入入院患者20%未満、圏域外への流出入院患者20%以上は設定の見直し検討の必要性有り
・流出量が40%と見込まれる西都児湯医療圏は検討の対象
・統合により住民への医療提供が十分に行われない
・医療圏によっては地理的、医療資源の現状に格差があり、流出割合等の基準に該当しても医療圏の設定変更を行わないこともある
・広域の面積を有する西都児湯医療圏が統合されたら地域住民の利便性が低下し、医療の過疎化を招く、関係市町村と連携しながら西都児湯の二次医療圏の存続に向けて要望をしていく

さてあまりに長くなるので、壇上での教育長の答弁は明日にします。
明日もあさっても一般質問有ります。
特に(何度も言っていますが)あさっては西都市議会初の土曜議会です。
こぞってご来場下さい。
コメント (2)
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