西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

教育に力を

2011-07-27 22:08:24 | 日記
今日「さいと未来塾」が催されました。
西都市内の中学2.3年生と高校1年生を対象とした講演会です。
まずプレゼンがおこなわれました、妻高と西都商の生徒がそれぞれ紹介ビデオを制作し、それを発表するのです。
妻高はAKB48の曲に合わせて、授業風景、部活などの紹介をしていました。
西都商も商業科の特色や昨年有名になった野球部の事など入れながらの紹介です。
これは結構おもしろかったし、地元の高校に対する愛着も増えたのでないかなと思っています。

来賓の県教育事務所の次長が、現在の西都の教育を評価してくれました。
小中高の一貫教育、先日提携が発表された国際大学との英語教育の連携、その中でも私も同意見だったのは、高校時の学力伸び率が県内で素晴らしい結果を出している事でした。
これは教育に対する方向性が、学校・保護者・地域・何より子供達の考えが合っているからだと思っています。
確かにある種の職業に就きたいと、早くから決めている家庭では、それに向く高校があります。
それで市外の高校を選ぶのは、明確な目標に向かっているということで、それは素晴らしい選択だと思います。
だけど中学時の学力が高いから宮崎市内の学校へ・・、というのはちょっと考え直した方が良いのではと考えています。
地元の利点はいろいろあります、通学に時間がかからない、金銭面での負担が少ない、親の負担が少ない、地元の友人達と交流が継続出来る(これが日向学院卒の私には無く、大人になって地元に帰って寂しい思いをしました)

子供達にとっても15~17歳という多感な時期です。
色々な経験をしてもらいたいし、いろんな事にチャレンジしてもらいたい、本を読んで、友人と話をしたり、通学に時間のかからない利点を生かしてスポーツに励んで欲しい、そして何より高校時代に自分の将来像を見つけそれに向かって努力できる力を身につけて欲しいと思っています。

そこを考えていくと、無理して市外の高校に通わなくってもと、正直私は思っています。
私は三人の子供がいますが、皆地元の高校に通い、上の二人は県外の大学に行き、県外で就職しています。
多分西都に戻ることは無いと思いますが、高校まで地元だったので、彼女たちの中で消えることのない「大きなベース」が出来あがり、それは生涯の宝の気がします。

聖陵坂を上りながら妻高校に通学する時、眼下に朝焼けのオレンジ色した西都市内が見えます、その情景はきっと心に何かを残してくれる気がします。

地域の力は、教育の力でもあります。
子供達にどれだけ教育の場を与えることが出来るか、環境を整備していけるかが大切だと信じています。

教育は最優先課題です。

コメント (2)
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