西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

水神様、山神様

2011-07-21 20:56:05 | 日記
西都市建設業協会は毎年、佐土原にある水神さんと、西都市の都万神社で山神さまの所で神事をしています。
建設業は河川や山での仕事がほとんどなので、安全を祈願するわけです。

今日それをおこないました、参加して寂しかったのは10年ほど前はずらっと協会所属の会社がいたのに、今や20数社しかきていません。
建設業界は、国では小泉総理の改革(改悪?)から、県ではそのまんま知事の早急な入札改革によって、ダメージを受けました。

ですがいつもいっているように、地元建設業というのは県や市発注の仕事をするだけでなく、災害時の貢献や、地元の雇用確保、十分な納税という社会的な面も担っていました。
専業農家の農閑期に作業員として雇用して、現金収入の道をつくるなど、農家の方も助かったと思っています。

都会に住んでいたら、そのあたりの事が理解されないと思っています。
自分たち(都会の人たち)が収めた税金が交付金として地方に流され、それを土建屋が要りもしないものをつくるのに使ってしまう。
きっとその程度の認識なのでしょう、マスコミもそのような意味合いで報道を組んでいるような気がします。

都会にとって、地方が如何に大切か、それは環境の面でもそうであり、優秀な人材を提供する面でもそうです。
そのあたりの事を、中央に理解させていたのが以前の政治家(国会議員)だった気がしますが、今はそういった政治家は少なくなった気がします(いるにはいると思いますが)。

ちょっと愚痴が入りましたが、日本は東京だけで動いているんでは無いと知ってもらいたいと思います(とくに I東京都知事には)。
私は東京は大好きで(実際、今写真展のテーマは東京です)、文化や芸術を全身で浴びるには東京最高と思っています。
ですが今回の原発事故を見てもわかるように、東京に電気を供給するために、FUKUSHIMAという地方に原発をつくり、リスクを負わせてしまい、そして不幸にも事故が起こり多くのFUKUSHIMAの人々を故郷から追いやってしまいました。
だから、都会の考え(コスト重視の考え)で地方を見ることをやめて欲しいし、地方を大切にしてもらいたいと考えます。

建設業者の減少から思わぬ話になりました(ゴメンなさい)。

今日はとっても暑い日でした、ですが木陰は風が吹き心地良いものでした、さあ~南国宮崎の夏本番です。

明日からは西都最大の祭り「西都夏祭り」開催です、今日の夕方遅くまで、太鼓台の柱に縛られて、倒されようが、ひっくり返されようが、太鼓を叩き続ける子供達の太鼓練習の音が聞こえてきました。

夏が始まりました。

(佐土原の水神さん)
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