ーシャッター通りの処方箋ーと言う題の疋田智氏の客論が今日の宮日の3面に載っています。
読んでいてとても腑に落ちたので、ちょっと紹介します。
まず疋田氏は日本全国の商店街がシャッター街になったプロセスを言及しています。
大規模ショッピングセンター(SC)ができる→客が取られる→商店街は焦って「車に便利なまちづくり」を始める→便利になった為、逆に素通りする→ますます廃れる→商店街として魅力が無くなる→客がますます来なくなる→シャッター街
ここで疋田氏は商店街の根本的な間違いを指摘する、それは大規模SCの魅力は車にとって便利だからでなく、入ってしまえば車がいないからなのであると。
若いお母さん達にとってSCの一番の魅力は「子供の手が放せることだ」と皆言っている、逆に車にとって便利な中心市街地(旧市街地)では、常に子供の手を握り、片時も心許すときがない、街中の道を通る車が怖いからである。
ここまで原因を述べた後、疋田氏は処方箋を述べていきます。
「話は逆なのだ、中心市街地はむしろ車を制限すべきなのである。車を排除し、安全を保証し、歩行者に豊かな回遊性を持たせる。そして地元ならではの日々のイベント性を付加する。これこそ中心市街地復活の妙薬がある・・・」と言うことです。
ヨーロッパでは車を締め出すことに、反対や不安があったを説得して車を中心市街地から締め出した結果、客は見事に戻ってきたそうです。
これらの考えはまったく私の考えと、同じです。
昨日の「食の大運動会」・「エビス朝市」「福祉祭り」での歩行者天国にした小野崎通りのにぎわいと、その中のイベント性を見ていると、将来の中心市街地のあるべき形を見せてくれます。
ここで私が前から言っていることを述べます。
例えば、平助通り(車が離合ぎりぎりの広さの、旧商店街)を土曜日(日曜日もあれば更に良い)の午後毎週車の進入を禁止する→子供達が通りで遊べるようにする(学校と協力して)→子供達は勝手に遊びを見つけていく→父母・祖父母が一緒に来る→人が多くなり、目ざとい人が店を開く→店が増え買い物客が少しずつ増える→その客をねらい、ますます店が開き出す→街に魅力を感じ出す→商店主と買い物客のコミュニケーションが盛んになる→買い物が楽しくなる→商店街に愛着を覚える→中心市街地の再生
いかがでしょうか、ちょっとした勇気が(車を締め出すことの不便さへの怖さ)あれば、行政はお金を出すことなしに、坂道を転がるように商店街は良くなりそうなのですが・・。
読んでいてとても腑に落ちたので、ちょっと紹介します。
まず疋田氏は日本全国の商店街がシャッター街になったプロセスを言及しています。
大規模ショッピングセンター(SC)ができる→客が取られる→商店街は焦って「車に便利なまちづくり」を始める→便利になった為、逆に素通りする→ますます廃れる→商店街として魅力が無くなる→客がますます来なくなる→シャッター街
ここで疋田氏は商店街の根本的な間違いを指摘する、それは大規模SCの魅力は車にとって便利だからでなく、入ってしまえば車がいないからなのであると。
若いお母さん達にとってSCの一番の魅力は「子供の手が放せることだ」と皆言っている、逆に車にとって便利な中心市街地(旧市街地)では、常に子供の手を握り、片時も心許すときがない、街中の道を通る車が怖いからである。
ここまで原因を述べた後、疋田氏は処方箋を述べていきます。
「話は逆なのだ、中心市街地はむしろ車を制限すべきなのである。車を排除し、安全を保証し、歩行者に豊かな回遊性を持たせる。そして地元ならではの日々のイベント性を付加する。これこそ中心市街地復活の妙薬がある・・・」と言うことです。
ヨーロッパでは車を締め出すことに、反対や不安があったを説得して車を中心市街地から締め出した結果、客は見事に戻ってきたそうです。
これらの考えはまったく私の考えと、同じです。
昨日の「食の大運動会」・「エビス朝市」「福祉祭り」での歩行者天国にした小野崎通りのにぎわいと、その中のイベント性を見ていると、将来の中心市街地のあるべき形を見せてくれます。
ここで私が前から言っていることを述べます。
例えば、平助通り(車が離合ぎりぎりの広さの、旧商店街)を土曜日(日曜日もあれば更に良い)の午後毎週車の進入を禁止する→子供達が通りで遊べるようにする(学校と協力して)→子供達は勝手に遊びを見つけていく→父母・祖父母が一緒に来る→人が多くなり、目ざとい人が店を開く→店が増え買い物客が少しずつ増える→その客をねらい、ますます店が開き出す→街に魅力を感じ出す→商店主と買い物客のコミュニケーションが盛んになる→買い物が楽しくなる→商店街に愛着を覚える→中心市街地の再生
いかがでしょうか、ちょっとした勇気が(車を締め出すことの不便さへの怖さ)あれば、行政はお金を出すことなしに、坂道を転がるように商店街は良くなりそうなのですが・・。