アナーキー小池の反体制日記

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#2662 三師会

2018年05月02日 | 国内の話題
三師会って、いろいろあるのかも知れません。
例えば、詐欺師・地面師・色事師が集まって、どこかでこっそり三師会を結成しているのかも知れません。

しかし今回取り上げるのは、医師・歯科医師・薬剤師の3者が設けた団体です。
今もあるのかは、知りません。
ボクの知る30~40年前は、華やかな団体でした。
ワシらは特権階級なんだぞ!って見せびらかすような、そんな存在でした。

その構図、今はすっかり崩れてしまっています。
医師はともかく、歯科医師と薬剤師は特権的な地位を失ってしまいました。
開業している歯科医院の多くは低収入にあえぎ、薬剤師に至ってはドラックストアーチェーン店に職を求める時代になっちゃってるのです。

ボクより年上の人たちの中には、子供を歯科医師や薬剤師にさせようとヒシコイてたのがいたもんです。
歯科医師や薬剤師は収入が良く安定している、として高い授業料を払って学校に行かせたもんです。
ところが国の方針だったのでしょう、歯科医師や薬剤師を大量につくり出してしまったのです。
すっかり目論見(もくろみ)が外れました。

いえ、今でも歯科医師や薬剤師に高給取りの恵まれた人が結構いることを付け加えなければ、文句が来そうです。
特権階級でなくなったけど、まだまだ恵まれた職業であることは間違いがありません。

・・・
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風 の前の塵に同じ。
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