アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#1940 叫び声

2016年04月30日 | 犯罪と防犯と審判
世の中には乱暴な人がたくさんいます。
暴力を嫌うボクは、とても憂(うれ)うべき事態、と捉(とら)えています。

暴力・暴行を避けるため、子供や若い女性に防犯ブザーの携帯を薦(すす)めたり、護身術を教えているのを知っています。
それはそれなりに効果があるのだと思います。
ですが、一番簡単で一番効果のあることを、教え忘れているように感じてしょうがないのです。

大きな声を出す練習こそが、粗暴犯罪から逃れる一番必要なことです。
人は大きな声を出すことができます。
ただ、日本人は特になんだけど、大声を出すことがはしたない、との先入観から大声を出すことが少ないのです。

幼児のころに、大声を出す練習をしましょう。
原始の昔からヒトは、自身や群れに危機が迫ったときに、腹の底から叫ぶことをしてきました。
そうして生き延びてきたのですから、今だってみな大きな声で叫ぶことができるのです。

ほんの少しの練習で人は”ギャー”と大声を出すことができるようになります。
その”ギャー”は、防犯ブザーより強力で、相手をひるませ、周囲に危機が迫っていることを知らせてくれます。

いざというとき、防犯ブザーを鳴らすことって結構大変なんです。
それに引き換え、大声は道具を用いませんので、とっさに出すことがでるのです。

・・・
ボクはとんでもない大声を出すことができます。
幼少の頃からそんな自覚はありましたが、何せ大声を出すことははしたないことだと教えられていたため、控えていました。

高校3年生のとき、1年生のころに暴力事件を起こし廃部となっていた応援団を野球部が復活を画策し、復活すると同時にボクも参加することになり、半年くらい応援団員となりました。
最初に集まったときに、皆で大声を出し合ったのです。
ボクが力いっぱい大声を出すと、参加者が耳を押さえるほどでした。
自分でもわかってたのだけど、ほかの人が耳をふさぐのです。

応援団は一人で発声するのではなく、何人かでハーモニーをとりながら応援をしなければなりません。
ボクの声は大きいのだけど、キーが低すぎるのです。(というより高い声がでないのです)
ハーモニーを保てないとして、ボクは発声を控えさせられ、後ろのほうでクチパクをしていました。

・・・
低すぎる声でも、高すぎる声でも、悪い声でも、割れた声でもいいのです。
腹の底から”ギャー”と大声で叫べば、相手の暴漢がひるむだろうし、近くにいる人が気付いて来てくれるかもしれません。

大声を出す訓練は家庭でもできます。
近所迷惑を覚悟の上、是非とも挑戦してみてください。
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