＃1263 ごろつきに負けた松江市教委

島根県松江市教委が図書館での「はだしのゲン」を、閲覧制限したことに対し各方面から意見が出されています。
市教委は「はだしのゲン」の性描写や処刑描写が過激で、児童・生徒に悪影響を及ぼす危険があるからと弁明していますが、真っ赤なウソです。

本当は当時市内に住んでいた、チンピラ右翼のごろつきに屈したのです。
そのチンピラ右翼は、市教委でのごろつき振りをネットで公開しています。
市教委はチンピラ右翼に、おろおろするばかりです。

市教委は閲覧制限の理由を、性描写や処刑描写が過激で、児童・生徒に悪影響を及ぼす危険があるからと言っていますが、このチンピラ右翼に言わせるととんでもないいいがかりです。
このごろつきは、「はだしのゲン」は反戦・反核の作品で、第2次世界大戦を日本の侵略戦争を前提として描かれているので気に食わないのだ、と述べています。
性描写や処刑描写が過激だから閲覧させるななんて、このチンピラは言っていないのに、市教委は体面を繕うためだけにこのことをでっち上げているのです。

そもそも、侵略戦争ではない！と右翼どもはのたわりますが、アジア諸国への侵攻を侵略ではないなんて、国際的に通じる話ではありません。
大東亜共栄圏構想なんて、侵攻後に後付された屁理屈に過ぎません。

松江市教委のお粗末な対応、このマチのごろつきへの対応をほうふつとさせます。
ごろつきに隙（すき）を見せると、それにつけこんでだんだん要求が増していきます。
その果て、2億4千万円を脅し取られる始末です。

ごろつきには、いつでもどこでも毅然とした態度が必要なのです。