アナーキー小池の反体制日記

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#862 放射能汚染瓦礫処理

2011年11月22日 | ボクの思い・信条・理念
東京都が東電原発事故により生じた低放射能汚染瓦礫(がれき)を一部受け入れ、埋め立てに使用したとのことです。
ボクが嫌いな石原知事ですがこの決断には敬意を表します。
他の自治体は住民からの反発を予想し受け入れを表明するところはほとんどありません。

放射能に汚染された物質は膨大な量です。
東京都が受け入れても、その他東電管内自治体が受け入れても、それはほんの一部にしかなりません。

・・・
誰も言わないけど、みなが思っていることをボクが言っちゃいます。
事故のあった原発の半径5kmを立ち入り禁止にして、汚染物の最終処分場にするのです。(半径5kmで足りなかったら10kmにします。)
気の毒だけど、事故のあった原発の近辺は何百年も何千年も立ち入ることができません。
数十平方キロメートルは国土を失ったと考えることが必要です。
北方領土や尖閣諸島の帰属をめぐって熱い議論がありますが、原発事故では一瞬にして大きな国土を失ったのです。
もう失ってしまった国土ですから、それの最大限の利用を図るのが政府の義務です。

そこに住んでいた人のことを思うと気の毒です。
精一杯の保障をしなければなりません。
東電管内自治体は原発事故難民を積極的に受け入れなければなりません。

原発を廃炉にするのに数十年を要します。
数十年かけても、放射能の濃度は高く永遠に住むことができないでしょう。
住むためには、高濃度の放射能汚染物質を除去しなければならないといいますが、放射能汚染物質は除去できるものではありません。除去といいながら移動するしかないのです。
移動した高濃度の放射能汚染物質など受け入れるところがあろうはずがありません。
そんなのを受け入れたら、そこに住むことができなくなるからです。

半径5km(ないし10km)以内を汚染物質の最終処分場とし、その中で廃炉に向けた作業をするしかありません。
そしてその境界に東電社員のための住宅を配置します。
当然東電役員用のも作って、役員家族が住むようにするのがベストです。

・・・
それにしても原発は国にとんでもない損害を与えたものです。
国土の半端ではない部分を失いました。
原発推進を行った人たちは国賊で売国奴です。(右翼的表現ですが、これが一番ふさわしい。)



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