アナーキー小池の反体制日記

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#3012 滝川市立病院の経営難をもたらした者ども(上)

2019年05月02日 | 市内の話題
火を見るより明らかでサルでもわかる、そんな愚行をなし、地方自治体に甚大な損害をもたらせても、その責任を取らせようとしない、この地のこの時世は間違っています。
近い将来、このマチに重大な財政的危機をもたらすことが明らかなのに、決めてしまった者たちがのうのうと生きていること自体が、理不尽に感じます。

あおりを食らうのは常に一般市民です。
愚業を決めた者を糾弾する必要があります。
今まで、愚業を糾弾してこなかったから、為政者と議員は愚行を繰り返すのです。

・・・
話しはずいぶんと過去に戻ります。(今回の病院建設の愚行とは関係ありません)

もう40年ほど前になるでしょうか?、当時の滝川市長は吉岡清栄という名の人でした。
何期も市長を務め、それなりの評価を得ていた人物でした。
ただ終盤は“気が狂った!”としか思えないあり様でした。(“気が狂った!”とは、ボクの個人的感想です)
廃棄されるミニ飛行機を拾ってきて、新たに展示施設を建てちゃったんです。
公園内に観音菩薩の大石仏を建立するは、百年記念塔なるものも建てちゃいました。

挙句の果て、市民会館という名の高級感あふれる建物まで建てちゃったのです。
市民はそれを“迎賓館”と揶揄(やゆ)し、何が市民会館なんだ!と憤(いきどお)っていました。
こんな田舎マチでは畏(おそ)れ多くて使う人などいませんでした。

10年ほど前からでしたでしょうか?、この迎賓館(ゲーヒンカン)を売却ないし貸家にしてお金にしよう、って話が出て、公募したんだけど不調に終わったんでしょう。
毎年、維持管理費もかかることだし困り果てた結果なのでしょう、迎賓館を取り壊す、って記事が近頃の新聞に載っていました。(ボクは不要な物を早期に取り壊すことに賛成です)

迎賓館を取り壊すには多額の費用を要します。
当初の建設費と維持管理費と取り壊し費を合わせるといくらになるのでしょうか?
そして、この迎賓館、何回有効利用されたのでしょうか?
きっと、1回当たりの実質使用料は何十万円にもなると想像します。

この迎賓館の件だけで、当時の吉岡市長の常軌を逸した行状がわかろうというもんです。
そして、そんな常軌を逸した議案に賛成したポンコツ議員が可決してしまった事実を忘れてはなりません。

ボクはこんなことを30年以上前から発信しつづけています。
そのことに対し議員や先輩職員には「過去にこだわるな。前向きに物事は捉えなければならない。」とボクに説教するのがいるんです。

ボクは言い返しました。
「愚業には愚業としてきちんと評価・検証し、糾弾しなければならない。そうしなければまた同じ愚行を繰り返すことになる。」

そして案の定、やっぱり愚行は繰り返されたのでした。
11年前に市議会で可決され実行された、滝川市立病院の建設です、

滝川市立病院経営難の責任のありかを問うつもりですが、前置きが長くなりました。
次回は本丸に切り込みます。
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