アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#4424 3度目せき損センター入院雑感②

2023年06月20日 | その他

看護師の忙しすぎは、看護師を増員することで解決できます。ただ、増員することは病院経営に直結します。多くの病院は経営難なのです。また、患者数を制限することでも解決できます。患者数を制限することは病院経営に直結します。多くの病院は経営難なのです。

ではどうしたら看護師の待遇改善が得られるのか、医療費を上げるしかないのでしょう。患者にとっては堪りませんが、それしか思いつきません。

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現実に立ちかえってみましょう。やはり最低、新人を1年程度定数から除外し、その分看護師の増員をするのがまともな判断です。この期間、看護師は忙しすぎて本来の看護を成し得ない状況に置かれています。

看護師の主要な任務は、患者の容態を観察し聞き取りを行い助言を与えることと、医師に伝え適切な診療を求めることです。

車椅子患者のトイレへの送り迎え、給食の配膳、患者から頼まれたものを売店から買ってくる、なんてのは必要なことではありましょうが、それらに忙殺されて、本来業務が疎(おろそ)かになってはいけません。

根本的な看護師不足対策にはなりませんが、最低、新人看護師採用の4月問題、定数の規定変更やそれに要する資金の国からの病院への補助金支払いを行うべきでしょう。行政は看護師の奉仕精神に甘えていてはいけません。何らかの策を講じなければ、痛いしっぺ返しを喰らうことでしょう。

雑用に追われて患者が病状を訴えても「明日、先生に聞いてみて」と応じざるを得ない状況だけは避けなければなりません。なにせひどいときはナースコールが鳴りっぱなしで、そのメロディが病棟のBGMと思わせるほどなんです。

そんな過重な職環境の中、看護師は健気に明るく振舞っていますが、病室を一歩出た廊下でフッとため息をついているのを知っています。

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患者には見せないよう、看護師は健気に明るく振舞っていますが、気の利く一部患者はその異変に気付いています。そして患者間にもそんなピリピリした雰囲気が伝染します。

一時、異様に患者からのクレームが増えた時期がありました。クレームの内容はよく知りませんが、たいていは患者の勘違いか我儘(わがまま)なのだと思います。

続きます。

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