アナーキー小池の反体制日記

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#1304 ボクのふるさとの競走馬

2013年10月21日 | その他
JAみついしHPを見ると、いろいろ載ってて面白いのです。
その中に、”栄光のGⅠ制覇”とのサイトがあります。サブタイトルは、"GⅠという名の栄光を手に入れた、みついしの名馬達”とあります。
三石町(現新ひだか町)の戦後のGⅠ制覇したものを書き出してあります。(昔はGⅠと言わなかったのですが)

昭和20年代初頭から50年代は本桐牧場と大塚牧場が多くのGⅠ馬を出しています。
両方ともボクの集落にある牧場でした。
特に本桐牧場生産の"トキノミノル"は有名で、映画や小説になったほどです。
10戦10勝で他を寄せ付けない中、ダービー優勝の後、突然死んでしまったものだから「幻の名馬」とも言われました。
本桐牧場はGⅠ制覇が7回ありましたが、平成に入ってから活躍の報を聞いたことがありません。
牧場はまだあると思うのですが・・・

今回、JAみついしHPを見ると、三石米の名がトキノミノルとなったとあります。
こんな古い名前が今突然活躍することに驚くと同時に、うれしく思います。

先日の学生寮同窓会で、学生時代、僚友がボクに実家に遊びに来ていて、隣の大塚牧場産の”アカネテンリュウ”がGⅠレースに勝利したことを憶えていると言っていました。
大塚牧場は、メイジヒカリやヒシミラクルなど有名馬を輩出しましたが、聞くところによると最近倒産したようです。
GⅠ制覇が13回もあり、競走馬生産のさきがけだった大塚牧場の倒産は残念でなりません。
ボクの実家のすぐ裏に牧場があり、ボクと同じ歳の女の子がいて、一緒に遊んだものです。(その子は小学入学時に東京に越してしまいました)
ボクの生まれる前からずっと平成に入ってもGⅠ制覇馬を出していました。
70年くらい続く名門の牧場でしたので無くなるのはさびしい限りです。

この2つの偉大な牧場の名を聞かなくなってから、ボクは三石から著名馬が出たのを知りませんでした。
しかし、ずっと出ていました。
GⅠ制覇の馬だけを見ても、カツラギエース、オグリキャップ、コスモバルクなどの名馬があげられます。(みな小さな牧場産です)
社台一派にやられ続けていなかったのです。

そのサイトを見ていると、懐かしい名を見つけました。
H16にGⅠ制覇しているマイネルレコルトという馬の生産者に田上稔とあります。
ボクの幼馴染(おさななじみ)で同級生です。
田上稔君はボクと同じS26年生まれです。
きっと、稔(みのる)との命名は、トキノミノルにちなんだものではないでしょうか。
トキノミノルはS26年に活躍し、同年に急死した「幻の名馬」なのです。

ふるさとの名馬を終わります。


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