アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#275 衣食足りて礼節を知る

2009年06月07日 | ボクの思い・信条・理念
30年以上前、日本でも電車に乗る時にルールを守らない人が一杯いました。
我先(われさき)にと割り込みが横行し、年寄りや赤ちゃんを抱いた母親など弱者が取り残されるという情け無い状況もしばしば目にしました。

最近は見かけなくなりました。

中国や韓国はまだ、以前の日本のような状況が続いているようです。
中国や韓国のマスコミは、なぜ自国民が日本人のように振舞え無いのか問うています。

きっと、衣食が足りて年数が経つと、人は礼節を知るんです。
30年前の日本は、今の中国と同じでした。
当時ボクはアメリカやイギリスが、随分と成熟した社会に感じたものです。

日本は今、極めて景気が悪いと言われています。
でも、"一番いい時"と比較してはいけません。
"一番いい時"みたいなのが、永続するわけがありません。
"一番いい時"みたいな生き方をしていたらバチが当たります。

・・・
ところで、衣食足りて・・とありますが、住はどうしたのでしょうか?
昔は、住が足りなくても皆、礼節を知ったのでしょうか?
今冬、派遣切りとかで住む所を失った人たちの事が大きな社会問題になりました。

30年も40年も前の高度成長時、都会の住民はあまりにもひどい住環境に置かれていました。
6畳一間に家族5人なんてはざら、信じられない生活をしていたもんです。
アフリカの難民キャンプ並です。
そんなのを思い起こすと、今の住問題なんてかわいいもののように感じます。

ところで、中国はこの日本と比べると30年から40年遅れていると言われます。
たったの数十年です。

昔、日本は中国に千年遅れていたんです。
秦の始皇帝が権勢を振るっていた頃、日本は国の体裁をなしておらず、卑弥呼ですらその後500年後にやっと登場するほどです。

そして卑弥呼の時代ですらこの国は文字を持っておらず、自国の歴史を中国の文書によって知るしかありません。

長い歴史の中では、ほとんど99%を中国が先進国であり、日本が優位に立ったのはごく最近の極めて稀な時代に過ぎないということを認識しなければなりません。
そして、この稀な時代も長くは続かないのを覚悟しなければなりません。

またまた取り留めのない文章で、申し訳ありません。
年のせいか、ふにゃふにゃとして、一本筋の通ったものになりません。
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