不祥事を起こした市職員に懲罰を科すため設けられた滝川市市職員懲罰委員会で“極力軽い懲罰に留める”とした社長(副市長)の発想には伏線があるんです。
本来、市職員への懲罰に公明正大性を求めるため独立した機関としたものが形骸化し、社長(副市長)の恣意的な機関となり果てていたんです。
副市長をトップとし、部長職で構成されたこの組織、何ら機能することなく副市長のアリバイ作りの場と化していたんです。
そもそも職員懲罰委員会って、地方自治体で一番悪い事をする市長や副市長は対象外ですし、その次に悪いことをする部長連中が委員を務めるんですから、公明正大さを求めるのが間違いです。職員懲罰委員会は法に造詣が深い者に任せなければなりません。
この滝川市市職員懲罰委員会の惨状、毎年掲載してる“記し継ぐべきこと”シリーズ”にも登場させています。
そして当然、"滝川農市業振興公社粉飾決算事件”も毎年掲載してる“記し継ぐべきこと”シリーズ”にも登場させています。
ボクは、こんな些末な事件ほどこだわって記し継ごうって思っています。記し継がなくてば皆がすぐに忘れてしまいます。それは、彼ら張本人の思う壺、なんです。忘れることなく同じような事件の発生を防ぐ、ことが必要です。
・・・
お粗末極まりないストーリーでした。現実離れしたマンガの世界です。でも、このマンガが通っちゃたんです。
続きます。