アナーキー小池の反体制日記

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#469 韓国併合100年

2010年08月14日 | ボクの思い・信条・理念
韓国併合100年の節目に、政府が首相談話を決定しました。
韓国(今の北朝鮮区域を含む、以下同)を100年前に併合し35年間も支配したことに対し「改めて痛切な反省」を表したことに反発する意見が民主党内からも出るなど、賛否両論の声が上がっています。

不思議に思いますが、ボク達は学校で日本が韓国を植民地にしていたことをきちんと学んでいません。
植民地は、欧州列強がアフリカ、アジアに対し行った卑劣な行為なんだとは教えられましたが、アジアで唯一日本が加害の側に回っていたなんては教えられてはいません。(少なくとも他国の教科書に記されている、日本は韓国を植民地にしていたとは日本の教科書に記されていません。)

植民地にしていたのに"併合"という言葉を使うのがいけません。
100年前に日本がした行為は植民地化です。正当化など出来るものではありません。
ですから、「痛切な反省」をして当たり前です。

このようにボクの気持ちを正直に述べるとすぐに、自虐的だとのそしりを受けます。
でも歴史を辿ると、明らかに非は日本にあります。
大東亜共栄圏構想を是とするむきには、戦前の日本の施策は欧米からアジアを救うために必要だったなんて言い張りますが、今日のアジアのどこの国からも支持はされない妄言です。
ボクから見ますと、「反省」をしない輩(やから)たちは多分に加虐的に思います。
(植民地時代の日本の立場と韓国・中国の立場を逆に考えると、きっと相手の国を憎みます。たとえば日本人のボクたちの名前を強制的に韓国風の李珍宝だとか金満好に変えられたらなんてね)

また、韓国の文化財の返還についても否定的な意見が出ています。
戦後補償は済んでいるので、返還は必要ないとの見方です。
狭量な見方です。文化財はその民族の宝です。収奪した宝を返すのは今日の世界の趨勢です。この先個人補償を求められるとの危惧をする向きがありますが、必要とあれば従軍慰安婦問題と同様、補償ではなく民間の基金をもって対処すればよろしい。
(北朝鮮には戦後補償を行っていませんので、体制が替わった暁には検討しなければなりませんが)

日本は隣国の韓国や中国と仲良くしなければなりません。
ほんの数千前までは同じ先祖を持つ同胞です。
どうも日本の嫌韓・嫌中の連中は、韓国・中国の嫌日の連中と似ていると感じます。
立場が変わると、きっと正反対のことを声高に述べるのでしょう。(同じ血が流れている証拠です。)



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