アナーキー小池の反体制日記

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#2553 カヌー薬物投入選手

2018年01月11日 | 教育・文化・芸術・スポーツ
スポーツ界でイヤ~な事件が起こりました。
カヌー競技の男性選手が、ライバル選手の飲み物の中に、禁止薬物を混入させたのです。
薬物を混入された選手はそのレースで優勝しましたが、尿から禁止薬物が検出され、資格停止処分を食らったのです。
薬物を混入させた選手の思い通りになったのですが、後にバレてしまって大騒動です。

ライバルを蹴落として2020年の東京オリンピックに出たい、のが動機のようです。
性根が卑(いや)しいです。
犯罪を犯してまでオリンピックに出たい、その思いが醜いのです。

・・・
この事件を聞いて思い出した事件があります。
滝川市で起きた農業開発公社粉飾決算事件の主犯、市職員N課長の行状です。
そのN課長(公社平取締役)が作成したという議事録メモが存在し、表に出ています。
そのメモには「(粉飾決算について)S社長(滝川市副市長)、T常務取締役(市農務関係部長)に報告済み。」と記されているのです。

このことを市議会でちょこっと追及された市側調査委は「S副市長など(関係者)5人はそれぞれメモの内容は事実でないと証言した。メモを作成したN課長は粉飾がバレたときに身を守る証拠になるように作成した と証言した。」と答えたのです。

結局、N課長は粉飾決算がバレた時に我が身を守るため(副市長や部長を陥れるため)ウソの議事録を作成していた、ことになりました。

この事件と今回のカヌー薬物混入事件はいやらしさにおいて、似たところがあります。
どちらも、とっても卑しくて醜(みにく)いのです。
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