＃2700 森友事件の深淵 ④

森友事件の幕を引きたい与党ですが、国民はこの1年間にこの事件により多大な損害を負っていることを知らなければなりません。
政府がミエミエのウソをコキ続けることで、“失われた1年”といわれるほどムダを費やしました。
初めから本当のことを言えば失わなかった損害です。
その損害は、言い表せないほど膨大です。

そして昨年10月に行われた衆院選です。
政府のウソが明かされる前に行われ、自民党が圧勝したのです。
真実が語られた中での選挙なら、あのような結果にならなかったのは明らかです。
ウソの塊（かたまり）の中で行われた選挙は、無効とするのが正道です。
もともとが何の大義のない解散総選挙だったのですが。

国民は、財務書の公文書改竄（かいざん）・破棄事件の実態が明らかにされるまでのこの1年間、大きな損害を受けていたことを肝に銘じ、事件の幕引きを許してはいけないのです。

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これだけの事件なのに、財務相のアソーが辞めないのはおかしい！との批判が渦巻いています。
アソーは、再発防止に取り組むのがワシの使命だ！とオウムのように繰り返して述べています。
あのアベも、「アソーは財務省の綱紀粛正に引き続き務めてもらいたい」と、ノーテンキな発言です。

あのアベもアホーのアソーも、決して上等ではありません。
お下劣な国会議員が多いのだけど、その中でもあのアベもアホーのアソーは程度がより低いのです。
あのアベとアホーのアソーは、若いころから官僚にバカにされていました。
その、バカにされていたこと、を原動力に政治屋として活動しているんです。

アソーは、今回の事件(森友事件)はあのアベ夫妻が起こしたもの、と捉（とら）えています。
財務大臣室で「これはアキエ事件だろ！」と怒鳴っている声がドアの外にいる記者に聞こえた、と記事になったことがあったほどです。
何であのアベの尻拭いをワシがしなきゃ～ならないんだ！との思いがあるんでしょう。

わかるような気がします。
お二人ともあまり上等ではないんです。
上等でない者同士、助け合って生きていくしかありません。

あのアベだって、この場に及んで自民党総裁3選をあきらめていません。
有力派閥の酋長(シューチョ―)であるアソーを切り捨てる、なんてことは到底できるもんじゃ～ないのです。

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国民不在の中で、政治屋の醜い駆け引きが続いています。
これらの政治屋とポチ官僚の織りなす醜い態様、ボクは最近話題となっている紀州の女衒（ぜげん）野崎某の覚せい剤急性中毒死事件とそっくりだと思うのです。
野崎某が殺されたのか自殺したのか知りませんが。

伝えられる野崎某の生き様はあまりにお下劣です。
お金で女を買って抱いたことを自慢して本にしているのです。
邸宅や身の回りのものは、成金そのものです。
成金のエロダコ、そのものです。
よくも恥ずかしくもなく生きて行けるもんだ！と感心します。
と、死人に鞭（ムチ）を打つボクなのです。

そして金で買われる女たちです。
あんなジジィでも、金になるなら結婚までしちゃうんです。

この構図、あのアベと官僚たちをおんなじです。
お金や地位のためなら自らのプライドなんてどうでもいい・・・その性根が嫌らしくてエゲツナイのです。
みな、人として生を受けてきたんです。
せっかく人として生を受けているのに、人としての尊厳を売ってしまっては家畜とおんなじです。

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人は尊厳をもって生きなければならない、ことを佐川らに伝え、このシリーズを終えます。