アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#209 市職員労働組合②

2009年01月09日 | ボクの思い・信条・理念
三十数年前、ボクは今の職に就きました。
就いてすぐ、この職場は労働組合が意外に活発に活動している、と感じたのを覚えています。

ストライキをしたり、ピケを張ったりと一丁前です。
以前に記していますが、ボクは労働組合の必要性について人一倍理解をしているつもりなんです。
ですから勤めてすぐ、条件付職員の身分のときに組合に加入しました。

当局と真剣に対峙しているように感じました。
若い活動家が大勢活動しているように思いました。

しかし、2年ほど経ったとき、不思議に思いだしたのです。

2年前に組合の活動家だった人が、管理職になっているんです。
平気な顔をして、当たり前のように管理職になっているんです。
回りの職員も別に気にも留めません。

ボクは職場の先輩に「彼は転向したの?」って聞きました。
先輩は「転向?いや予定通りだ」って言うんです。

ボクの意識が間違っていたようです。
労働運動をするものは一生それに捧げた生き方をするものだと思っていたんです。
体制側に付く時は転向声明があるはずだと思っていたんです。

ボクが学生時代に出会った、学生運動家や労働運動家は運動に一生を捧げるように感じていたんです。
派を変えるときは転向声明を発した人もいましたもの。

だけど、これもボクの錯覚だったようです。

市の理事者の多くは、以前労働組合の幹部だったことがあるんだそうです。
今のボクのまちの首長もそうだったとの事です。
労働運動とは体質が正反対のあの人が!
(ボクのまちは今も昔も保守、旧守、温故の三拍子揃っている人が首長です。)
労働運動はイデオロギー闘争だ、と思っているボクには信じられないことです。
節操が無さ過ぎるように感じます。

でも、どこの自治体の労働組合も同じ様です。

ボクの大きな錯覚だったようです。
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