昨日も熱戦が続き感動しました。こんな時で恐縮ですが、前回お約束した五輪の否定的味方について記します。
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3年前の東京五輪が示したんだけど、選手が感動の活躍を見せるなか、IOCや国ごとの組織委が醜い行いをなしているんです。正視できないほど醜い言動でした。
まず、開催地の選定でワイロが飛び交い東京に決まった、という噂です。以前から開催地の選定にはワイロが付きもの!って定評でした。五輪が巨大な利権をもたらす!証拠です。
東京五輪も同様だったようで、組織委は広告代理店が実権を握り、好き放題をしていたのです。汚職が蔓延し逮捕者も出ました。まさに商売の道具しての五輪に成り下がりました。
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五輪後次々と明かされる醜聞に、2030年に冬季五輪を招致する予定だった札幌市の市民も敏感に反応しました。意向調査の結果、招致に反対する者が急増したんです。
そんな状況に札幌市長も困惑してたんでしょう。
そんななか、IOCから救いの手が差し延ばしました。2030年の冬季五輪は札幌市で行わない!って言明したのです。ついでに2034年も行わない、って捨て台詞を添えて。
このIOCの発言、波紋を呼ぶんではないか?って懸念したんだけど、大した騒ぎにはななかったようです。札幌市、北海道ともたいした抵抗をせず、静観しているように感じました。東京五輪の醜態が身に染みていたんでしょう。
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スポーツの祭典、平和の祭典としての五輪は立派ですが、裏方であるはずの事務局サイドが商売優先でその名を汚してしまいました。
五輪の否定的味方、次回に続きます。