終戦記念日特別企画の最終です。
このごろ多くの人が口を閉ざしてしまった、天皇の戦争責任についてです。
もちろん第2次世界大戦の昭和天皇の戦争責任についてです。
チンピラ右翼やエセ右翼のごろつきを買いそうなのを連載していますが、"ごろつき"発生時にはこのブログで報告いたします。
A級戦犯は個別にどうこうではなく、戦争そのものの平和・人道上の罪に対する責任を問われました。
戦争に敗れ大義名分も否定されたのですから、日本の政府や軍の高官が責任を負わされるのは仕方が無いものです。
でも、戦前・戦中に一番の決定権を有していたのは天皇です。
天皇はただのお飾りで、実質的には軍部の意向どおりにしていたんだという人がいますが、それこそ天皇を侮辱する最たるものだと思います。
組織のトップは、往々にして意に反した決定をしなければならない時があります。
でも、意に反した決定が失敗に終わったとして、責任を逃れることはできません。
ですから、どうあれ天皇には戦争責任は生じるのです。
アメリカが天皇の戦争責任をちゃらにしました。
天皇の戦争責任がないと判断したわけではありません。
戦後の国際状況(東西関係)を鑑みたとき、天皇の戦争責任を問わずにして置いた方がベターだと判断したためです。
同じく極悪人の731部隊長の石井四郎も、彼らが行った人体実験の成果を手に入れるがため、責任を問われることがありませんでした。
アメリカのドライな合理主義ぶりにはあきれますが、このことにより昭和天皇も石井四郎も戦争責任から逃れたのは間違いありません。
それなのに、実際に戦争責任が無かったように主張する輩(やから)の気が知れません。
・・・
昨日の靖国神社
欧州の極右団体のトップたちが参拝したそうです。
もちろんドイツのネオナチも来ています。
日本と違い、徹底的に戦争責任を追及したはずのドイツですらファシズムが根絶されていないのです。
根絶されていないどころか、支持者が増えているそうです。
石川五右衛門が言うように、ドロボーとファシストはこの世から根絶するのは難しいようです。
自民党の谷垣総裁が参拝したそうです。
ただの政党の一つの党首が参拝しようとしまいと自由です。
報道で取り上げるのがおかしいことです。
長い終戦記念シリーズを終わります。
ボクは何はどうあれ、戦争そのものに反対です。
戦争の好きな人、戦争はやむをえない場合があるとお思いの方には、不快な思いで読まれたことと思いますが、ご容赦を願います。
このごろ多くの人が口を閉ざしてしまった、天皇の戦争責任についてです。
もちろん第2次世界大戦の昭和天皇の戦争責任についてです。
チンピラ右翼やエセ右翼のごろつきを買いそうなのを連載していますが、"ごろつき"発生時にはこのブログで報告いたします。
A級戦犯は個別にどうこうではなく、戦争そのものの平和・人道上の罪に対する責任を問われました。
戦争に敗れ大義名分も否定されたのですから、日本の政府や軍の高官が責任を負わされるのは仕方が無いものです。
でも、戦前・戦中に一番の決定権を有していたのは天皇です。
天皇はただのお飾りで、実質的には軍部の意向どおりにしていたんだという人がいますが、それこそ天皇を侮辱する最たるものだと思います。
組織のトップは、往々にして意に反した決定をしなければならない時があります。
でも、意に反した決定が失敗に終わったとして、責任を逃れることはできません。
ですから、どうあれ天皇には戦争責任は生じるのです。
アメリカが天皇の戦争責任をちゃらにしました。
天皇の戦争責任がないと判断したわけではありません。
戦後の国際状況(東西関係)を鑑みたとき、天皇の戦争責任を問わずにして置いた方がベターだと判断したためです。
同じく極悪人の731部隊長の石井四郎も、彼らが行った人体実験の成果を手に入れるがため、責任を問われることがありませんでした。
アメリカのドライな合理主義ぶりにはあきれますが、このことにより昭和天皇も石井四郎も戦争責任から逃れたのは間違いありません。
それなのに、実際に戦争責任が無かったように主張する輩(やから)の気が知れません。
・・・
昨日の靖国神社
欧州の極右団体のトップたちが参拝したそうです。
もちろんドイツのネオナチも来ています。
日本と違い、徹底的に戦争責任を追及したはずのドイツですらファシズムが根絶されていないのです。
根絶されていないどころか、支持者が増えているそうです。
石川五右衛門が言うように、ドロボーとファシストはこの世から根絶するのは難しいようです。
自民党の谷垣総裁が参拝したそうです。
ただの政党の一つの党首が参拝しようとしまいと自由です。
報道で取り上げるのがおかしいことです。
長い終戦記念シリーズを終わります。
ボクは何はどうあれ、戦争そのものに反対です。
戦争の好きな人、戦争はやむをえない場合があるとお思いの方には、不快な思いで読まれたことと思いますが、ご容赦を願います。