アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#110 防災対策

2008年03月30日 | 災害と防災
色々な災害に備えて防災の対策がなされています。
備えあれば憂い無しと言います。
結構な事だと思います。

新インフルエンザは、数年中に数十パーセントの確率で流行するだろうと言われています。
そしてそれは、世界中を譴責(けんせき)し、死者は数千万人に達するのではないと見られています。
日本も、北海道も、ボク達のまちも当然流行に見舞われ、多数の死者は避けれない状況だそうです。

新インフルエンザは、今までのインフルエンザとは全く違う病気と考えたほうがよさそうです。
今までのインフルエンザワクチンは利かないんですから。
なんら対策を打たなかったら、このまちでも少なくとも数百人の死者が出ることでしょう。

先進各国が進めている対策は、流行が認められたとき、いかに住民を自宅に留めて置けるかなのだそうです。
そうすることによって、流行は最小限に抑えられます。
流行が収まるまで数週間もかかるそうですから、そのためには各自が食糧や燃料の備蓄をしなければなりません。

医療関係者や行政の人は、流行中に感染者と接しなければなりません。
彼らへの最善の予防処置を講じなければなりません。
(タミフルなど少しは有効な薬がありますし、利く保障が無い不完全な新型インフルエンザ用ワクチンも少しは開発されましょう。)

新インフルエンザは一度流行すると1年程度でそのワクチンが出来るそうです。
ですから、その後は大して怖がることは無いのです。
ここ何年かで起こる最初の大流行を、なんとしても最小限に抑えなければなりません。

学校は閉鎖できるとして、その他の事業所も出来る限り閉鎖しなければなりません。
その選別、連絡方法・・・検討しなければならないことはたくさんあります。
そして、新インフルエンザは、地震や水害とは桁外れに発生の確率が高いのです。

防災対策で緊急を要するのは新インフルエンザです。

でも、どこの町でも地震、水害等の自然災害への備えはそれなりにしても、新インフルエンザへの備えをしようとは考えないようです。
それは、新インフルエンザ対策には、大規模な建設工事が伴わないためなんでしょう。
インフルエンザウィルスは構築物を破壊しません。

人的な被害は、地震・水害を桁外れに上回るはずです。
人命と建設工事を比較した場合、やっぱり建設工事が優先するんです、この国は。

・・・・・
ところでもっと優先しなければならないのがあります。
防災対策ならぬ暴災対策です。
手っ取り早く言えば“ごろつき”対策です。
先にも一度述べましたが、市長は警察官OBの採用、不当要求行為対策条例制定などを行うことを明らかにしたようです。

期待できるでしょうか?今の体制のもと。
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