韓国の大統領が自身の演説中にメモを取らない官僚に対し”メモを取らなくとも記憶できる優秀な官僚がいる"と揶揄(やゆ)したそうです。
ボクも昔、同じことを言われたことがあって、いまだに憶えているのです。
ボクが30歳くらいの頃でしょう。
助役室に呼ばれて、何かの説明をしていたのです。(昔は今の副市長のことを助役と呼んでいました)
そのうち、彼がくどくどと何かを言い出しました。
ボクは、ハァハァと返事をしながら聞き手に回ったのです。
そしたら助役が言うのです、君、メモも取らないで俺が言っていることを憶えられるのか、って。
ボクは、このオジさん、怒っちゃったな、って感じたのです。
その頃ボクは、なぜ皆メモを取るんだろうと、不思議で仕方がありませんでした。
明日の予定、明後日の予定だって、皆手帳に記するのです。
5ヶや6ヶのことを言われても、そんなものすぐ記憶できる―――皆そんなものだと思っていたのです。
メモを取るのは、年寄り向けのサービスとしか思えなかったのです。
・・・
だんだん歳をとってきて感じました、今日の予定だって憶えきれないのを。
そして、若い職員に言うのです、しっかりメモを取りなさい、って。
ボクも昔、同じことを言われたことがあって、いまだに憶えているのです。
ボクが30歳くらいの頃でしょう。
助役室に呼ばれて、何かの説明をしていたのです。(昔は今の副市長のことを助役と呼んでいました)
そのうち、彼がくどくどと何かを言い出しました。
ボクは、ハァハァと返事をしながら聞き手に回ったのです。
そしたら助役が言うのです、君、メモも取らないで俺が言っていることを憶えられるのか、って。
ボクは、このオジさん、怒っちゃったな、って感じたのです。
その頃ボクは、なぜ皆メモを取るんだろうと、不思議で仕方がありませんでした。
明日の予定、明後日の予定だって、皆手帳に記するのです。
5ヶや6ヶのことを言われても、そんなものすぐ記憶できる―――皆そんなものだと思っていたのです。
メモを取るのは、年寄り向けのサービスとしか思えなかったのです。
・・・
だんだん歳をとってきて感じました、今日の予定だって憶えきれないのを。
そして、若い職員に言うのです、しっかりメモを取りなさい、って。