アナーキー小池の反体制日記

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#725 集団食中毒騒動②

2011年06月17日 | 市内の話題
岩見沢市学校給食集団食中毒事故で市は医療費補償のみならず、児童看護による保護者の休業補償までするようです。
原因が学校給食なので、医療費補償は当然です。そしてその医療費補償は保険で賄われるのだそうです。
保護者の休業補償は保険の対象とはならず、市単独の負担となります。そして岩見沢市はその補償を市職員に負担させようとしています。
とんでもないことです。

・・・
本市は4年前に発覚したごろつき夫婦による2億4千万円恐喝事件の損害を市職員に押し付けました。
2億4千万円の損失は滝川市に原因があります。(当局は未だ「市に重大な瑕疵(かし)・過失は無い」と言い張り、市に責任は無いとの見解を変えていません。市に責任が無いのなら損害を市職員に押し付けるのはおかしいのですが・・・自己矛盾に陥っています。)
その損害を市税を投入して補うことは、絶対市民の理解を得られるものではありません。
損害金は国に返さなければならない分が相当あり、放って置くこともできません。

2億4千万円は端(はした)の金額ではありません。とても関係者数人で補われる額ではありません。
といって、市税を投入することは反発が強く、市長のクビが飛んでしまう事は目に見えていました。
そして損害の多くを市職員に委ねたのです。(市長を始めとする関係者は多く出費していますし、市民からの寄付を頂いてもいます。)

ボクはこの恐喝事件の対応について、市が言い逃れできるとは思いません。
市の対応は間違っています。(実は市の職員の多く(3分の1位?)は今でも「規則どおりなのに何が悪い!」と思っています。ですから彼等は穴埋めに市税を投入すべきと主張します。)
ボクは市の対応のまずさから生じた損害の穴埋めに、市税を投入すべきではないと思っています。
事件は起こってしまったのですから仕方がありません。
関係者で補填できる金額でもありません。
ですからボクは、関係者個々が負うべき金額を算定し請求する、個々がどうしても工面できない部分を市職員と市民に寄付を願うのが一番良かったのではないと今でも思っています。(以前このブログで述べています。)

・・・
なぜ長々と昔の事件を論じているかと言うと、岩見沢の騒動で損害を市職員が担うことの先鞭(せんべん)を本市の生活保護費恐喝事件がつけたとの報道があったためです。
本市の事件と岩見沢市の事件は本質が異なります。
何が異なるのか・・・「市に重大な瑕疵・過失がある」か「市の瑕疵・過失は瑣末(さまつ)」なのか、なのです。

続きます。




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