こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「自主避難」を「自己責任」と切り捨てる冷酷な国であっていいのか!

2017-04-04 23:37:15 | つぶやき
今村復興相、自主避難者への国の責任を問うた記者の質問に逆キレ。

「自主避難は、それぞれの判断。裁判でもなんでもやればいい。」


そして記者に「出ていけ!」・・・。夜のニュースで見て、ショックを受けた。


「冷静さを欠いた」と「反省」の弁を笑みを浮かべて述べる映像もみた。

欠けているのは「冷静さ」だけではない。


原発事故のもたらした被害の大きさについての認識。

被災者に対する国の責任、政治家の責任についての認識。

人の痛み、人の悲しみを、理解しようとする心。

・・・それらが、全て欠落しているとしか思えない。



こんな人が復興大臣で、この国は大丈夫か?

そう思ったのは私だけではないと思う。




「母子避難、心の軌跡」森松明希子さんの著書より。

・・2年半経って母子避難をし続けている私にとっては、何が「ふつう」で「あたりまえ」なのか正直わからない状態なのです。あたりまえを取り戻すためには、あたりまえでないことをやらなければならないのかもしれません。・・・ふつうの暮らしをうばわれたふつうの人が、ふつうの暮らしを取り戻すために立ち上がるしかないのです

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2 コメント

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原発廃止を (NOKENOネコ)
2017-04-05 08:18:36
 原発事故が無かったら、送れていただろう生活を被災者に保証するのが加害者側の責任です。その当たり前のことが出来ない状況を考えれば、原発はすべて廃止すべきです。甲状せん癌の発生も多数報告されている現状で、帰宅して普通の生活を送るのは無理です。それでも、故郷に愛着のある方が無理・我慢をして帰るだけです。”自己責任”なんて問題外です。自分達の仲間には莫大な金が流れ込むシステムを作り上げているくせに、弱者切り捨てばかりですね。
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Unknown (ただち恵子)
2017-04-05 09:13:30
NOKENOネコさんへ

私のブログ、見にきてくださってありがとうございます。

復興相の発言は弱者切り捨ての政治の極みですね。悲しくて、腹立たしくて、その想いを誰かと共有したくて書きました。

自分が「加害者」の側にたたないためできることを一つでもしたいと思います。
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