バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自己コラーゲン(線維芽細胞)注射によるアンチエイジング

2007年03月18日 | 医療 医薬 健康
通常のコラーゲンとは違い線維芽細胞を注射することで、従来の補填的な治療結果ではなく、補填効果+肌の再構築を促す最新の再生治療です。自己組織ですのでアレルギーの心配もなく、培養することで線維芽細胞を増殖させることができます。適応としてはシワだけでなく、ニキビ跡の陥没に対しても有効で、成績も良く非常に評価されている治療です。ヒアルロン酸注入との大きな違いは、ヒアルロン酸は時間の経過で100%吸収されるため、継続的な注射が必要となりますが、この線維芽細胞注射に関しては吸収後の肌に線維芽細胞が働きかけ、肌を再構築してくれることが最大のメリットです。 >> 慶友形成クリニック

◇細胞の外の世界:細胞外マトリックス 
  http://www.m.chiba-u.ac.jp/info/info_1_23.html

『線維芽細胞』注入でみずみずしく 抗加齢新たな試み

2007年03月18日 | NEWSクリッピング
 加齢による衰えに何とか対抗しようと、新手の試みが登場している。皮膚のみずみずしさを保つための「源」に働きかけようというのが最近の共通点のようだ。医療ベンチャーの進出が目立ち、バイオテクノロジーの実用としても注目される。
 「耳の裏側から三ミリほど皮膚をとります。これをもとに“線維芽細胞”を培養して、しわやたるみの気になる部分に注入します」。東京・銀座の真ん中に新開業した医院・銀座リプロボーテの杉本佳香院長が説明する。>> 中日新聞2007-03-13

コリンエステラーゼ阻害薬が認知症の行動・心理症状(BPSD)の治療に役立つ可能性がある

2007年03月18日 | NEWSクリッピング
この小規模研究において、認知症患者はコリンエステラーゼ阻害薬の服用中でない場合には向精神薬を処方される可能性が2倍以上高かった
Lexa W. Lee
Medscape Medical News (登録が必要) m3.com 2007-03-12
【ニューオーリンズ 3月6日】コリンエステラーゼ阻害薬が認知症の行動・心理症状(BPSD)の治療に役立つ可能性があることを示す研究が、米国老年精神医学会の年次総会(ニューオーリンズ)で発表された。

エキナセア・アングスチフォリア抽出物

2007年03月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-526710 出願日 : 2003年6月30日
公表番号 : 特許公表2006-506339 公表日 : 2006年2月23日
出願人 : 397068654 発明者 : ジオリ,アンドレア 外3名

発明の名称 : エキナセア・アングスチフォリア抽出物

エキナセア・アングスチフォリア抽出物及びその調製法を本明細書に開示する。抽出物は0.1%より低いアルキルアミド含有率、1~10%の範囲のエキナコシド含有率及び1~15%の範囲のエキナセア・アングスチフォリアに特徴的な多糖の含有を特徴とする。免疫防御の強化が望まれる病理学的状態の処置のために抽出物を用いることができる。

エキナセア・アングスチホリア(Echinaceaangustifolia)の多糖

2007年03月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-526704 出願日 : 2003年6月26日
公表番号 : 特許公表2005-536588 公表日 : 2005年12月2日
出願人 : 397068654 発明者 : ジオリ,アンドレア 外3名

発明の名称 : エキナセア・アングスチホリア(Echinaceaangustifolia)の多糖

本発明は、1.3x105Daの分子量をもち、そして比率0.5:2.5:1.75:10.25におけるラムノース、アラビノース、ガラクトースおよびガラクツロン酸からなる、エキナセア・アングスチホリアの根の多糖に関する。多糖は、次に示す段階:a)溶媒による抽出によって非多糖成分を根から除去し;b)前段階から直接得られる根から多糖フラクションを抽出し;c)多糖フラクションのクロマトグラフィーによって多糖を単離すること、を含んでなる方法によって自然のまたは栽培したエキナセア・アングスチホリアの根から回収される。その免疫刺激特性により、多糖は、免疫系身体防御を増強することが望まれる場合に投与すべき医薬、食品サプリメントもしくは栄養学的(nutraceutical)組成物の製造のために使用することができる。

植物の水性抽出物を調製する方法及びそのようにして得られた抽出物

2007年03月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2002-544086 出願日 : 2000年11月27日
公表番号 : 特許公表2004-525866 公表日 : 2004年8月26日
出願人 : 503191368 発明者 : フリアス ペニャ ホセ マヌエル

発明の名称 : 植物の水性抽出物を調製する方法及びそのようにして得られた抽出物

本発明は、植物性食品、特に植物の水性抽出物を調製する方法であって、以下の工程:a)植物の汚染除去、b)植物の粉砕、c)粉砕した植物のレーザー光線による処理、d)工程c)で得られた混合物の水中への懸濁、e)工程d)で得られた懸濁液の離解、f)得られた液体の分離、を含む方法を提供する。本発明はまた、本発明の方法により得られる組成物を提供し、ある種のそれは、特に癌、結核、インフルエンザ、風邪及びエイズのような免疫抑制物質の病気の治療、又は肝炎のようなウィルス性の病気の治療において医薬への適用が見いだされている。

アルツハイマー病及び痴呆の治療及び診断のための高選択的ブチリルコリンエステラーゼ阻害薬

2007年03月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平11-508849 出願日 : 1998年7月9日
公表番号 : 特許公表2001-500165 公表日 : 2001年1月9日
出願人 : アクソニックス 外1名 発明者 : グレイグ,ニゲル エイチ. 外4名

発明の名称 : アルツハイマー病及び痴呆の治療及び診断のための高選択的ブチリルコリンエステラーゼ阻害薬

本発明の開示は、高選択的ブチリルコリンエステラーゼ阻害薬が老齢化又はアルツハイマー病に関連した認識障害を防止又は治療する、という発見に関する。好ましいブチリルコリンエステラーゼ阻害薬はシムセリンである。


EP4アゴニストを含有する神経変性疾患の予防、治療および/または進展抑制剤

2007年03月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-144960 出願日 : 2005年5月18日
公開番号 : 特許公開2006-321737 公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 小野薬品工業株式会社 発明者 : 丸山 隆幸

発明の名称 : EP4アゴニストを含有する神経変性疾患の予防、治療および/または進展抑制剤

【課題】 副作用のない安全な神経変性疾患の予防、治療および/または進展抑制剤の開発が切望されている。
【解決手段】 EP4アゴニストは、興奮性アミノ酸誘発神経細胞死保護作用を有するので、神経変性疾患(例えば、パーキンソン病、パーキンソン症候群、アルツハイマー病、認知症、筋萎縮性側索硬化症または脳卒中等)の予防、治療および/または進展抑制、または神経細胞保護に有用である。また、EP4アゴニストを用いれば、神経変性疾患に伴う種々の症状(例えば、振戦、固縮、無動、寡動、動作緩慢、姿勢反射障害、自律神経障害、突進現象、歩行障害、うつ、記憶障害、筋萎縮、筋力低下、上肢機能障害、構音障害、嚥下障害、呼吸障害、しびれおよび麻痺等)の改善にも有用である。

美容組成物中の抗刺激および抗老化増強物質としてのエキナセア抽出物

2007年03月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

エキナセア抽出物は、以下の種から得ることが可能である:エキナセア・アングスチフォリア(Echinacea angustifolia)、エキナセア・パープリア(Echinacea purpurea)、エキナセア・パリダ(Echinacea pallida)。本発明ではエキナセア・パープリア(Echinacea purpurea)が好ましい。なぜなら、それは、抗刺激活性を有することが本発明の一部として示されたチコール酸(chicoric acid)を含有するからである。また、エキナセア・パープリア(Echinacea purpurea)は商業的に入手可能である。また、エキナセア・パリダ(Echinacea pallida)はチョコル酸(chocoric acid)を含有するが、商業的に入手可能ではない。【0013】該ヒドロキシ酸は、α-ヒドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸(例えば、サリチル酸)、他のヒドロキシカルボン酸(例えば、ジヒドロキシカルボン酸、ヒドロキシ-ジカルボン酸、ヒドロキシトリカルボン酸)およびそれらの混合物またはそれらの立体異性体(DL、DまたはL)の組合せから選択されうる。【0014】好ましくは、該ヒドロキシ酸は、一般構造式(1)

【化1】 (式中、MはHであるか、または1~27個の炭素原子を含有する飽和もしくは不飽和の直鎖状もしくは分枝状炭化水素鎖である)を有するα-ヒドロキシ酸から選択される。 より一層好ましくは、該ヒドロキシ酸は、乳酸、2-ヒドロキシオクタン酸、ヒドロキシラウリン酸、グリコール酸およびそれらの混合物から選ばれる。立体異性体が存在する場合、L-異性体が最も好ましい。 該組成物のpHに応じて、該ヒドロキシ酸は、塩(例えば、アンモニウムまたはカリウムまたはナトリウム塩)として存在しうると理解されるべきである。

出願番号 : 特許出願2001-564729 出願日 : 2001年3月1日
公表番号 : 特許公表2003-525890 公表日 : 2003年9月2日
出願人 : ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
発明者 : サンタナム,ウマ 外4名

発明の名称 : 美容組成物中の抗刺激および抗老化増強物質としてのエキナセア抽出物 ヒドロキシ酸により引き起こされる皮膚刺激を軽減するための及びヒドロキシ酸の抗老化効力を増強するための、抗刺激剤としての、美容スキンケア組成物中のエキナセア抽出物。


グルタチオン増強用組成物

2007年03月18日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2002/009247 国際出願日 : 2002年9月11日
国際公開番号 : WO2003/032966 国際公開日 : 2003年4月24日
出願人 : 株式会社ファンケル  発明者 : 千場 智尋 外2名

発明の名称 : グルタチオン増強用組成物

2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)エタノール若しくはその配糖体、又は2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)エタノール若しくはその配糖体を含む植物、該植物の抽出物、該植物の加水分解物、或いは該植物の抽出物の加水分解物(但し、オリーブ及びその抽出物は除く)から選ばれる少なくとも1種を含有するグルタチオン増強用組成物、及び、さらにシステインの供給源となるS含有化合物、システイン及び/又はシスチンを含むタンパク質又は酵母、ビタミン類から選ばれる少なくとも1種を含有するグルタチオン増強用組成物。