バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヤマブシタケ由来の水溶性多糖類及び該水溶性多糖類を主剤とする抗腫瘍剤

2007年03月03日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
◇原材料ヤマブシタケに関する認定情報
① 本製品の原材料ヤマブシタケは、北半球の温帯で広葉樹と針葉樹の混生する林に分布し、樹木に寄生して、樹木を腐朽させる害菌であるが、中国東北部を中心に薬食両用の茸として伝統的に利用されてきた。
② 本製品の原材料ヤマブシタケは、近年、キノコの榾木栽培とともにビンや袋を用いる菌床栽培法が確立され、ヤマブシタケも一年中市場に出回る栽培キノコの仲間入りをした。[静岡大学 水野卓] >> 有限会社ミヤマ爽健Webサイト

出願番号 : 特許出願平3-306942 出願日 : 1991年10月26日
公開番号 : 特許公開平5-117303 公開日 : 1993年5月14日
出願人 : 水野 卓 外3名 発明者 : 水野 卓 外4名

発明の名称 : ヤマブシタケ由来の水溶性多糖類及び該水溶性多糖類を主剤とする抗腫瘍剤

【目的】本発明は、従来報告されているヤマブシタケ由来の水溶性画分に比べ、抗腫瘍活性が高い、ヤマブシタケ由来の水溶性多糖類及び該水溶性多糖類を主剤とする抗腫瘍剤を提供するものである。>>ヘルセノン
【構成】本発明に係る水溶性多糖類は、ヤマブシタケ又はその処理物の有機溶媒抽出残渣を水系溶媒で抽出し、その抽出液をイオン交換処理して得られる中性の水溶性多糖類であることを特徴としており、また本発明に係る抗腫瘍剤は該水溶性多糖類を主剤とすることを特徴としている。

出願番号 : 特許出願平3-306943 出願日 : 1991年10月26日
公開番号 : 特許公開平5-117304 公開日 : 1993年5月14日
出願人 : 水野 卓 外3名 発明者 : 水野 卓 外4名

発明の名称 : ヤマブシタケ由来の水不溶性多糖類及び該水不溶性多糖類を主剤とする抗腫瘍剤

【目的】本発明は、従来報告されているヤマブシタケ由来の水溶性画分に比べ、抗腫瘍活性が高い、ヤマブシタケ由来の水不溶性多糖類及び該水不溶性多糖類を主剤とする抗腫瘍剤を提供するものである。
【構成】本発明に係る水不溶性多糖類は、ヤマブシタケ又はその処理物の水系溶媒抽出残渣を結合多糖抽出塩類溶液で抽出し、その抽出液を分子量分画して得られるガラクトグルコキシラン、又はヤマブシタケ又はその処理物の水系溶媒抽出残渣をアルカリ溶液で抽出し、その抽出液を分子量分画して得られるガラクトキシログルカン蛋白複合体であることを特徴としており、また本発明に係る抗腫瘍剤は該水不溶性多糖類を主剤とすることを特徴としている。

コタラヒンブツ葉を含有した健康食品及びその製造方法

2007年03月03日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-288483 出願日 : 2005年9月30日
公開番号 : 特許公開2007-37528 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 近藤 堯 発明者 : 近藤 堯
発明の名称 : コタラヒンブツ葉を含有した健康食品及びその製造方法
【課題】コタラヒンブツ葉に含有される有効成分を該コタラヒンブツ葉から非常に効率良く多量に抽出することが可能であり、その上、抽出された有効成分は体内に非常に吸収され易い状態とすることができる為、コタラヒンブツ葉に含有される有効成分による種々の秀れた効能、即ち、血糖値上昇抑制作用、抗肥満作用,肝臓保護作用,抗酸化作用,抗腫瘍作用,便通改善作用等が従来の発酵されないコタラヒンブツに比し極めて良好に発揮される上、今まで注目されずに廃棄されていたコタラヒンブツ葉を有効利用することもできるこれまでにないコタラヒンブツ葉を含有した健康食品及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】 コタラヒンブツ葉と、少なくとも酵母菌を含む菌類とから成ることを特徴とするコタラヒンブツ葉を含有した健康食品。

食肉タンパク質由来の抗疲労ペプチド

2007年03月03日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-234407 出願日 : 2005年8月12日
公開番号 : 特許公開2007-45794 公開日 : 2007年2月22日
出願人 : プリマハム株式会社 外1名 発明者 : 有原 圭三 外5名
発明の名称 : 食肉タンパク質由来の抗疲労ペプチド

【課題】 疲労予防や疲労回復に有効で、かつ安全な抗疲労剤や機能性食品を提供すること。
【解決手段】動物の筋肉(骨格筋)に多く存在しているアクトミオシンの懸濁液をパパイン等のプロテアーゼで処理し、不溶物を除去したペプチド含有画分に高い抗疲労活性のあることを見い出し、高い抗疲労活性のあるペプチド含有画分から抗疲労活性ペプチドである、Asp-Leu-Tyr-Ala、Ser-Leu-Tyr- Ala、Val-Trpを精製・同定した。また、これら抗疲労効果を有するペプチドをアクトミオシン分解物から精製するか、配列情報をもとに化学合成する。また、これら抗疲労効果を有するペプチドを食品に添加して、抗疲労効果を有する食品とする。

オナモミの果実、種子又はその抽出物を含有する抗酸化組成物

2007年03月03日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-238285 出願日 : 2005年8月19日
公開番号 : 特許公開2007-51103 公開日 : 2007年3月1日
出願人 : 太陽化学株式会社 発明者 : 酒井 絢子 外3名
発明の名称 : 抗酸化組成物

【課題】 活性酸素を消去させる為には、抗酸化物質を摂取すればよく、また、体内のSODが不足したらSODを補えばいいが、SODは経口摂取しても速やかに吸収する事は困難であり、また、胃酸に分解されて活性を失う。そこでSODと同様の活性を示す抗酸化物質をとることが有効な手段となる。本発明の目的は、幅広い飲食品や医薬品に使用可能な抗酸化効果のある組成物及びそれを含有する飲食品、医薬部外品及び医薬品を提供することにある。
【解決手段】 オナモミの果実、種子又はその抽出物を含有することにより上記課題を解決する。

グルタチオンレダクターゼ活性増強剤

2007年03月03日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2005-238858 出願日 : 2005年8月19日 公開番号 : 特許公開2007-51114 公開日 : 2007年3月1日
出願人 : 日本メナード化粧品株式会社 発明者 : 福永 巖 外3名

 発明の名称 : グルタチオンレダクターゼ活性増強剤

 【課題】本発明は、細胞内のグルタチオンレダクターゼの活性を増強させて、還元型のグルタチオンの生体濃度を高めるものであり、還元型のグルタチオンの欠乏により生じる過酸化物の皮膚障害を防止するグルタチオンレダクターゼ活性増強剤を提供することを目的とする。 【解決手段】次の一般式

【化1】 (式中、R1、R2、およびR3は、各々独立して水素原子、炭素原子数1~12のアルキル基、アルケニル基、環状アルキル基、環状アルケニル基、アルコキシアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アラルキル基、アシル基、またはグリコシル基から選択される基を示す。)の構造式で示されるフェルラ酸、イソフェルラ酸、又はそれらのエステル、グリコシド、ボルニル、およびそれらの塩の中から選ばれる一種又は二種以上の物質を含有することを特徴とするグルタチオンレダクターゼ活性増強剤を提供する。

紅麹を用いた薬剤及びその製造方法

2007年03月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-171246 出願日 : 2005年6月10日
公開番号 : 特許公開2006-342134 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 琉球セメント株式会社 外1名 発明者 : 安田 正昭 外4名
発明の名称 : 紅麹を用いた薬剤及びその製造方法

【課題】 紅麹菌及び紅麹由来のペプチドを有効成分とし、特に血圧上昇抑制作用、赤血球変形能低下抑制作用を有し、安全性が高く、経口投与(摂取)で有効であり、医薬品、特定保健用食品、健康食品等に使用できる薬剤及びその製造方法、その加工食品を提供すること。
【解決手段】 ジペプチドIle-Tyr及びVal-Trp、トリペプチドVal-Val-Tyr、それらの塩を有効成分として含有するアンジオテンシン2変換酵素阻害剤、および、紅麹菌を製麹し、それを原料に得られた抽出物をカラムクロマトグラフィーで処理することを特徴とするその製造方法、および、前記のペプチドを産生し、赤血球変形能低下抑制作用を有する紅麹菌を原料として得られた抽出物又はその加工食品。

血管内皮機能改善組成物

2007年03月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-190024 出願日 : 2005年6月29日
公開番号 : 特許公開2007-8846 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 松本 浩祐 外5名

発明の名称 : 血管内皮機能改善組成物

【課題】血管内皮細胞のNO産生を促進し、血管内皮機能を改善する組成物を提供すること。
【解決手段】大豆に、麹菌培養物を添加、混合し、25~55℃で、12~168時間反応させることにより、血管内皮機能を改善する組成物を得る。さらに、前記組成物を、分画分子量3000の限外濾過膜、逆相系のC18カラムクロマトグラフィーや陽イオン交換クロマトグラフィーなどで分離・精製することにより、有効成分が濃縮され、組成物の血管内皮機能改善効果が高まった血管内皮機能を改善する組成物を得る。

麹菌由来のβ-1,6-グルカナーゼ及び新規レクチンの遺伝子、並びに該酵素又は該レクチンの製造方法

2007年03月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-197595 出願日 : 2005年7月6日
公開番号 : 特許公開2007-14245 公開日 : 2007年1月25日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 玉野 孝一 外12名

発明の名称 : 麹菌由来のβ-1,6-グルカナーゼ及び新規レクチンの遺伝子、並びに該酵素又は該レクチンの製造方法

【課題】新規β-1,6-グルカナーゼ及びレクチンをコードする遺伝子、及び、該遺伝子の発現を増強した微生物、さらには、該蛋白質を用いて、新たな構造又は機能を有する糖鎖を製造する方法を提供すること。
【解決手段】下記のいずれか一つに示す蛋白質をコードする遺伝子。(a)特定のアミノ酸配列からなる蛋白質、(b)前記のアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入または転移を含むアミノ酸配列からなり、かつβ-1,6-グルカナーゼ活性を有する蛋白質、及び(c)前記のアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を含む蛋白質またはその部分断片であり、かつβ-1,6-グルカナーゼ活性を有する蛋白質。

新規β-グルコシダーゼ、及びその利用

2007年03月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-212327 出願日 : 2005年7月22日
公開番号 : 特許公開2007-28912 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 月桂冠株式会社 発明者 : 嘉屋 正彦 外5名
発明の名称 : 新規β-グルコシダーゼ、及びその利用

【課題】 大豆イソフラボン配糖体を分解できる新たなβ-グルコシダーゼを提供する。
【解決手段】 本発明者らは、麹菌ゲノムから3種の新しいβ-グルコシダーゼの遺伝子を見出し、これらがコードするタンパク質が大豆イソフラボン配糖体を加水分解できることを確認した。また、これらのβ-グルコシダーゼを、分泌シグナル配列、及び細胞表層局在タンパク質をコードする遺伝子とともに酵母に導入し、細胞表層にβ-グルコシダーゼを保持する酵母を作製した。さらに、この酵母を用いて、大豆イソフラボン配糖体を加水分解し、イソフラボンアグリコンを効率よく得ることに成功した。

麹菌によるγ-アミノ酪酸の製造法

2007年03月03日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-217193 出願日 : 2005年7月27日
公開番号 : 特許公開2007-28998 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 沖縄県 外2名 発明者 : 比嘉 賢一 外3名
発明の名称 : γ-アミノ酪酸の製造法

イメージ ID=000002 要約:

【課題】 紅麹の発酵方法において、簡単な発酵条件の設定のみで、γ-アミノ酪酸の生産量を飛躍的に向上させることのできる技術を開発すること。
【解決手段】水炊きした米に紅麹菌またはこれと黄麹菌を接種し、これを培養、発酵させてγ-アミノ酪酸を製造するにあたり、培養、発酵温度を42~48℃に維持することを特徴とするγ-アミノ酪酸の製造法。