バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

腎臓がんの診断・治療開発につながるたんぱく質を発見

2006年06月14日 | NEWSクリッピング
神戸大学と島津製作所が共同研究

腎臓がん患者を手術した際に切除した腎臓のがん細胞と正常細胞に含まれるたんぱく質を、島津製作所が開発したNBS試薬*と質量分析装置を組み合わせた独自の方法で比較、解析しました。また、同時に、がん細胞と正常細胞での遺伝子発現量の相違を解析し、遺伝子とたんぱく質の両方から解析を行いました。 島津製作所プレスリリース2006-06-13

微生物の破砕・核酸抽出方法、この方法を用いたキット、及びその製造方法

2006年06月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-336245 出願日 : 2004年11月19日
公開番号 : 特許公開2006-141292 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : エーエムアール株式会社 外1名 発明者 : 江崎 孝行 外1名

発明の名称 : 微生物の破砕・核酸抽出方法、この方法を用いたキット、及びその製造方法

【課題】 遺伝子検査のための検体処理を行うに際し、従来法では十分に破砕・核酸抽出を行い難かったカビ・グラム陽性菌等の菌類を含む微生物を、簡便、迅速、かつ高効率に破砕し、その核酸を抽出する方法等を提供することにより、少数の微生物に対しても遺伝子検出感度を上げる方法等を提供すること。
【解決手段】 微生物の有無を確認するための検体に、検体溶解処理用液を混合して処理液とし、この処理液と大小2種類の大きさのジルコニアビーズとを空き空間容量を充分に確保したチューブに混合し、このチューブに物理的衝撃を加えて細胞破砕処理を行う。この破砕処理後の処理液に、界面活性剤を含む溶液を混合、加熱処理し、フェノール/クロロホルム処理を行った後に、上清を回収し、エタノール沈殿処理により核酸を回収する。

アルツハイマー病に有効 都神経研、DNAワクチン開発

2006年06月14日 | NEWSクリッピング
 東京都医学研究機構・東京都神経科学総合研究所(都神経研)の松本陽参事研究員、大倉良夫研究員らは、スイスのノバルティス生物科学研究所と共同で、アルツハイマー病に対する新しいDNA(デオキシリボ核酸)ワクチンを開発し、有効性と安全性を確認した。 FujiSankei Business i. 2006/6/14

海の「ミジンコ」、CO2封印 温暖化抑制に重要な役割

2006年06月14日 | 環境 自然  生態
 北太平洋にすむミジンコに近縁な動物プランクトンが、大量の炭素を深海に運ぶことで、日本が排出する二酸化炭素(CO2)の半分近い量を、数百年間封じ込める働きをしていることが、水産総合研究センターの東北区水産研究所(宮城県塩釜市)と東京大のチームによる研究でわかった。朝日新聞2006年06月13日


ビールに前立腺がん予防効果 1日17本飲めば 米大学

2006年06月14日 | 医療 医薬 健康
 米オレゴン州立大学の研究チームは、ビールの風味や苦味を生み出す原料ホップに含まれる化学物質「キサントフモール」に、前立腺がんの予防効果があるとの研究成果を発表した。 朝日新聞 2006年06月13日

「ビールの骨密度減少抑制作用 」詳細「ビールに含まれるホップ由来 ...
http://kirin-foodresearch.jp/R&D/syousai_a_4_02.html

◇神経成長因子の生体内産生を促進する食用植物成分を発見 2001年7月17日

宝酒造株式会社(社長:大宮 久)のバイオ事業部門は、明日葉(あしたば)、ホップ、食用菊の花、ガジュツ(紫ウコン)などの食用植物の成分が、現代社会において問題になっているアルツハイマー型痴呆症や糖尿病が原因の末梢神経障害などの予防と治療に効果が期待される、神経成長因子(Nerve Growth Factor : NGFと略)の生体内での産生を顕著に増強することを発見しました。タカラバイオ㈱Newsリリース2001-07-17