バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ラット胃粘膜培養細胞の増殖に対する各種抗潰瘍薬の作用

2010年05月13日 | 創薬 生化学 薬理学
内田 勝幸,西村 直行,三崎 則幸,五十嵐 康子,小林 美香, 河野 修
日本薬理学雑誌, Vol. 95 (1990) No. 4 pp.185-190
ラット培養胃粘膜細胞の増殖に対する抗潰瘍薬およびPGE2の効果を3H-thymidineの取り込みを指標に検討した. [ 抄録 ][ 全文PDF(5475K) ]

破骨細胞の分離培養とその機能解析

2010年05月13日 | 細胞と再生医療
亀田 剛,真野 博, 久米川 正好
日本薬理学雑誌, Vol. 109 (1997) No. 2 pp.75-84
骨組織は,成熟後においてもその一部では吸収と形成が繰り返され,そのバランスにより正常な構造と機能を維持している.骨吸収を担う主な細胞である破骨細胞は,高度に分化した多核の巨細胞である.破骨細胞の分化や機能の調節には骨芽細胞や骨髄間質細胞(ストローマ細胞)が深く関与していると云われている. [ 抄録 ][ 全文PDF(9438K) ]

遺伝子欠損細胞の作製とその応用

2010年05月13日 | 生命科学 生物誌
岡田 英孝, 黒崎 知博
日本薬理学雑誌, Vol. 113 (1999) No. 5 pp.309-316
生命科学の研究は分子生物学や発生工学の進歩により,ジーンターゲティング,あるいはノックアウトマウスを用いてのアプローチがなされている.私たちは遺伝子の機能解析のためにニワトリB細胞株DT40をモデルシステムとして用いている. [ 抄録 ][ 全文PDF(7024K) ]

心筋細胞の分化

2010年05月13日 | 細胞と再生医療
岡 亨, 小室 一成
日本薬理学雑誌, Vol. 115 (2000) No. 6 pp.337-344
予定心臓領域に接する内・外胚葉から分泌される細胞増殖因子dppやBMP2/4は中胚葉に心筋特異的転写因子を誘導することからTGF-βスーパーファミリーのような細胞増殖因子も心筋細胞の発生において重要と考えられる.心筋細胞では骨格筋におけるMyoDファミリーのような強力なマスター遺伝子は同定されていないが,心筋細胞の発生・分化のgenetic cascadeを解明することは,未分化細胞や非心筋細胞を使った心筋細胞誘導を可能とし,心筋梗塞などで失われた心機能を再生心筋によって回復させるといった新たな治療法の開発につながるものと考えられる. [ 抄録 ][ 全文PDF(665K) ]

インスリン分泌調節機構:分泌カスケードの解析と創薬の可能性

2010年05月13日 | 創薬 生化学 薬理学
仁木 一郎
日本薬理学雑誌, Vol. 115 (2000) No. 6 pp.329-335
膵B細胞を特徴付けている栄養物質・ホルモン・神経伝達物質などの制御因子について述べ,分泌カスケードに従ってインスリン分泌調節機構を概説した.さらに,分泌カスケードの解析がもたらす,インスリン分泌をターゲットとする新しい抗糖尿病薬開発への展開についても触れる. [ 抄録 ][ 全文PDF(655K) ]

癌治療・感染症の治療・予防に有効な、免疫療法

2010年05月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2008-306469 出願日 : 2008年12月1日
公開番号 : 特許公開2009-102332 公開日 : 2009年5月14日
出願人 : 林 昭 外2名 発明者 : 林 昭
発明の名称 : ヒト免疫療法

【課題】 癌治療および/または感染症の治療・予防に有効な、免疫療法を提供する。
【解決手段】 癌または微生物感染症に罹患した患者に対して実施される免疫療法に用いられ、該免疫療法が癌細胞、または微生物を、患者のリンパ節において排除することを特徴とする、BCG-CWSを有効成分として含有する医薬組成物。 明細書pdf >> かんたん特許検索

無血清馴化したゲノム改変細胞

2010年05月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2004/015315 国際出願日 : 2004年10月8日
国際公開番号 : WO2005/035740 国際公開日 : 2005年4月21日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 中野 了輔 外6名

医薬開発上有用な抗体組成物などの糖蛋白質組成物を生産することが可能な宿主細胞の開発が求められている。本発明は、無血清培地に馴化した、N-グリコシド結合複合型糖鎖還元末端のN-アセチルグルコサミンの6位にフコースの1位がα結合する糖鎖修飾に関与する酵素のゲノム遺伝子がノックアウトされた細胞および該細胞を用いた糖蛋白質組成物の製造方法を提供する。 e-kouhou 特許公開・明細書

汎用性の高い抗体作製方法

2010年05月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-96505 出願日 : 2003年3月31日
公開番号 : 特許公開2006-180708 公開日 : 2006年7月13日
出願人 : 株式会社抗体研究所 発明者 : 森野 和彦
発明の名称 : 抗体作製方法

【課題】短期間で且つ効率的にモノクローナル抗体を調製することが可能であって、しかも汎用性の高い抗体作製方法を提供する。
【解決手段】以下のステップ(a)~(d)を含む、抗体作製方法:(a)目的の抗体が認識する抗原を標識化してなる標識化抗原を、前記抗体を産生するターゲット細胞を含む細胞集団に接触させ、前記標識化抗原を前記ターゲット細胞に結合させるステップ;(b)ステップ(a)によって得られる標識化ターゲット細胞を分離するステップ;(c)分離した標識化ターゲット細胞を用いて、それが保有する抗体遺伝子を調製するステップ;及び(d)調製した抗体遺伝子を、発現ベクターを用いて発現させるステップ。e-kouhou 特許公開・明細書