バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

麻疹及びマラリア感染症に対する2価ワクチンとして有用な組換え体麻疹ウイルス

2010年05月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2008-275477 出願日 : 2008年10月27日
公開番号 : 特許公開2010-99041 公開日 : 2010年5月6日
出願人 : アリジェン製薬株式会社 発明者 : 甲斐 知恵子 外1名

【課題】マラリア感染症に対して安全かつ有効なワクチン、およびかかるワクチンの製造に使用するベクターを提供すること。さらに、麻疹ウイルス及びマラリア感染症に対して優れた防御効果を発揮し、しかも接種時の煩雑さが解消された2価ワクチンを提供すること。
【解決手段】本発明により、麻疹ウイルスゲノム中に、マラリア感染症の発症防御に関与する蛋白質をコードする遺伝子を挿入した組換え体麻疹ウイルスが提供される。マラリア感染症の発症防御に関与する蛋白質は、好ましくはpfEMP-1、MAEBL、AMA-1、MSP-1、LSA-1、Pfs230などから選択される。さらに、本発明は、上記組換え体麻疹ウイルスを含む、麻疹及びマラリア感染症に対する2価ワクチン、上記組換え麻疹ウイルスを感染させた動物から採取される体液から得られる抗血清にも関する。また、マラリア感染症に対するワクチンの製造において、麻疹ウイルスをワクチンベクターとして用いることを特徴とする、マラリア感染症に対するワクチンの製造方法も提供される。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

組換え融合タンパク質の精製方法およびこれを利用するタンパク質の製造方法

2010年05月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2002/010578 国際出願日 : 2002年10月11日
国際公開番号 : WO2003/033695 国際公開日 : 2003年4月24日
出願人 : 片倉工業株式会社 発明者 : 野村 雄 外6名

 目的タンパク質とドックリンとを遺伝子工学的技術によって融合させた組換え融合タンパク質を、コヘシンドメインを固定化した担体で処理することを特徴とする組換え融合タンパク質の精製方法および、目的タンパク質およびドックリンをコードする遺伝子を組み込んだ発現ベクターを用いて目的タンパク質とドックリンとを結合した組換え融合タンパク質を取得し、次いで、この組換え融合タンパク質をコヘシンドメインを固定化した担体に結合させて精製し、更に、組換え融合タンパク質からドックリンを除去することを特徴とする目的タンパク質の製造方法が開示されている。
これらの方法により、特異結合を利用するアフィニティー精製技術において、不溶化や不活性化を引き起こさず、親和性が高く、しかも結合の解離が容易な技術を提供することが可能となる。明細書pdf >> かんたん特許検索

ヒトVEGF受容体Flt-1に特異的に反応する遺伝子組換え抗体

2010年05月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-241206 出願日 : 2004年8月20日
公開番号 : 特許公開2005-27671 公開日 : 2005年2月3日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 設楽 研也 外3名
発明の名称 : 遺伝子組換え抗体

【課題】固形腫瘍の増殖もしくは転移形成、慢性関節リュウマチにおける関節炎、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症あるいは乾鮮など異常な血管新生により病態が進行する疾患を診断、治療するための有用な方法が求められている。
【解決手段】本発明は、ヒトVEGF受容体Flt-1に特異的に反応する遺伝子組換え抗体を提供する。また、本発明は、ヒトVEGFの生物活性を阻害する遺伝子組み換え抗ヒトVEGF受容体Flt-1抗体を提供する。さらに、固形腫瘍の増殖もしくは転移形成、慢性関節リュウマチにおける関節炎、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症および乾鮮など血管新生の異常により病態が進行する疾患の診断方法および治療剤を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

イソクエン酸脱水素酵素

2010年05月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-275169 出願日 : 2003年7月16日
公開番号 : 特許公開2005-34065 公開日 : 2005年2月10日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 宮崎 健太郎
【課題】 捕酵素としてニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)を利用できるイソクエン酸脱水素酵素を提供する。
【課題を解決するための手段】
デイノコッカス・ラディデュランスよりイソクエン酸脱水素酵素遺伝子を単離するとともに、該遺伝子を用いて遺伝子工学的手法により、捕酵素としてNADを利用しうるイソクエン酸脱水素酵素製造する。明細書pdf >> かんたん特許検索

マイタケ由来のレクチンをコードする遺伝子

2010年05月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-308519 出願日 : 2003年9月1日
公開番号 : 特許公開2005-73592 公開日 : 2005年3月24日
出願人 : 株式会社雪国まいたけ 発明者 : 長田 嘉穂 外8名

【課題】 マイタケ由来のレクチンをコードする遺伝子を単離し、該遺伝子を利用したマイタケ由来レクチンの製造方法を提供すること。
【解決手段】 マイタケ由来のレクチンの部分アミノ酸配列を基に、RACE法を利用して該レクチンをコードする遺伝子の完全長cDNAをクローニングし、その塩基配列を決定する。該遺伝子を用いて、遺伝子工学的にマイタケ由来のレクチンを製造する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

抗IgEワクチン

2010年05月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-338711 出願日 : 2004年11月24日
公開番号 : 特許公開2005-102701 公開日 : 2005年4月21日
出願人 : ファイザー・プロダクツ・インク 発明者 : モハマド・アリ・モーシー 外2名
【課題】本発明は、IgE分子のε重鎖のFc部分から誘導される抗原性ペプチドの、IgE介在アレルギー性障害の治療及び予防のワクチンとしての使用についての組成物及び方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、IgE分子のCH3ドメイン又はCH3/CH4ドメイン連結部から誘導される少なくとも1つの抗原性ペプチドの免疫原量を含んでなる、IgE介在性アレルギー障害の治療及び方法の組成物、方法、及びイヌにおけるIgE介在性アレルギーの評価方法を提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

血清アルブミン多量体を含む遺伝子組換え型蛋白質

2010年05月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-58620 出願日 : 2004年3月3日
公開番号 : 特許公開2005-245269 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : ニプロ株式会社 発明者 : 小田切 優樹 外3名

【課題】従来の薬物投与担体と比べて薬物の血中半減期を遅らせることができ、かつウィルスの混入などの恐れのない安全な薬物投与担体を提供すること。
【解決手段】血清アルブミンの多量体を含む遺伝子組換え技術により製造された蛋白質。
少なくとも2つの血清アルブミンをコードする遺伝子を遺伝子工学的に結合し、細胞内で血清アルブミンの蛋白質を製造できるよう改変したことを特徴とする。血清アルブミン多量体をコードする改変された遺伝子、並びに該遺伝子を用いて遺伝子組換え技術によって製造された蛋白質である。 明細書pdf >> かんたん特許検索


血清アルブミン多量体を含む遺伝子組換え型蛋白質
出願人: ニプロ株式会社
出願 2005-058838 (2005/03/03) 公開 2006-238788 (2006/09/14)
【課題】従来の薬物投与担体と比べて薬物の血中半減期を遅らせることができ、かつウィルスの混入などの恐れのない安全な薬物投与担体を提供すること。【解決手段】少なくとも2つの血清アルブミンをコードする遺伝子を遺伝子工学的に結合し、タンパク生産性の高い宿主に導入して得られた血清アルブミンの多量体を含む蛋白質を提供する。またヒト血清アルブミンのコード遺伝子および組換えベクターも提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

新規なダイアボディ型二重特異性抗体

2010年05月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-224853 出願日 : 2005年8月3日
公開番号 : 特許公開2005-333993 公開日 : 2005年12月8日
出願人 : 株式会社東北テクノアーチ 発明者 : 熊谷 泉 外3名

【課題】 低免疫原性及び腫瘍組織への高浸潤性、安価な大量製造が可能であること、及び、遺伝子工学を利用した機能改変が容易であること等の優れた特性を有し、且つ、特にスーパー抗原を含んでいなくとも、効果及び投与後の安定性等の点で優れた、ダイアボディ型二重特異性抗体を提供すること。
【解決手段】 ヒト上皮細胞成長因子受容体に対する第一の特異性、及び食作用又は細胞障害活性を有する細胞で発現される表面抗原に対する第二の特異性を有することを特徴とする、ダイアボディ型二重特異性抗体、該抗体を構成する2本の一本鎖ポリペプチドのいずれか一方の一本鎖ポリペプチド又はそれに含まれる各領域、それらをコードする核酸、該核酸を含有する複製可能なクローニングベクター又は発現ベクター、及び、該ベクターで形質転換された宿主細胞、並びに、それらを含有する医薬組成物。 明細書pdf >> かんたん特許検索

グルカナーゼ遺伝子またはキチナーゼ遺伝子を導入した組換えキウイフルーツがアレロパシー物質の生産性

2010年05月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
グルカナーゼ遺伝子またはキチナーゼ遺伝子を導入した組換えキウイフルーツがアレロパシー物質の生産性および土壌微生物相に及ぼす影響
中村 ゆり, 梅宮 善章, 増田 欣也, 井上 博道, 藤井 義晴, 森口 卓哉
園芸学研究, Vol. 3 (2004) No. 4 pp.349-354
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