バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞等幹細胞産業応用促進基盤技術開発 概要

2009年11月29日 | 医療 医薬 健康
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、病気の原因の解明、有効で安全な薬の開発、再生医学といった様々な分野での利用が期待される新たな細胞源であり、多能性幹細胞の一つと位置づけられている。採取に差し支えのない組織から樹立できることが示されていることから、ES細胞に比べて倫理的な障壁が少ないとされ、また、患者自身の組織から樹立することが可能であることから、免疫拒絶を回避することが可能であり、再生医療、細胞移植治療への応用の期待が高い。
iPS細胞等幹細胞産業応用促進基盤技術開発記者説明会(内容詳細)

カリンの抽出物にインフルエンザ抑制効果

2009年11月29日 | 医療 医薬 健康
有効成分はエピカテキン主体のポリフェノール
 ロッテ(東京都新宿区)は、100種類以上の植物のインフルエンザ抑制効果について調べ、なかでもカリンにインフルエンザウイルスを抑制する強い効果があると発表した。さらに、その有効成分はポリフェノールであることを明らかにした。日本大学医学部感染症ゲノムセンター・清水一史客員教授との共同研究。日経BP(Web版)2009-10-26

明治乳業、インフルエンザウイルスの感染予防効果などを発表

2009年11月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
乳酸菌の作り出す多糖体への研究進む

 インフルエンザの感染拡大に伴い、カテキン、メカブフコイダンなど、食品成分のインフルエンザ感染予防効果に関する研究発表が相次いで行われている。
そんな中、明治乳業は、10月15日に都内で開催したマスコミセミナーで、乳酸菌1073R-1の作り出す多糖体(以下EPS)の、インフルエンザウイルス感染防御作用について報告した。日経BP(Web版)2009-10-26

ゲノム研究からアレルギー診療へ

2009年11月29日 | 医療 医薬 健康
斎藤 博久. .
日本小児アレルギー学会誌 2009; 23: 1-5 .
Watson と Crick によりゲノムの実態としての DNA の構造が明らかにされて以来約50年間でヒトゲノムの DNA 配列が完全に解読された.そして DNA チップ技術など網羅的ゲノム解析手法が登場し,アレルギー疾患発症や病態進行に影響する数多くの疾患感受性遺伝子や新規分子が報告されている.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jspaci/23.1

免疫不全とアレルギー : ―特に,自然免疫系の分子のタンパク構造生物学的視点から―

2009年11月29日 | 医療 医薬 健康
近藤 直実, 大西 秀典, 加藤 善一郎, 松井 永子, 木村 豪, 徳見 哲司, 森田 秀行, 金子 英雄, 寺本 貴英. .
日本小児アレルギー学会誌 2009; 23: 203-211 .
本稿ではアレルギーと免疫不全について,特に,近年解明が著しく進んでいる自然免疫系の遺伝子やタンパク分子のレベルから著者らの成績も含めて考察した. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jspaci/23.203

プロバイオティクスとアレルギー疾患

2009年11月29日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
岩田 力. .
日本小児アレルギー学会誌 2008; 22: 341-348 .

近年のアレルギー疾患の増加に対し,有効な予防法ならびに治療法の開発は興味の的である.プロバイオティクスは,適正量を摂取した際に宿主に有用な作用を示す生菌体,と定義されるが,アトピー性皮膚炎の治療に用いられ,効果を示したという報告がある.J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jspaci/22.341

前立腺癌の診断および治療に有用なKIAA核酸およびポリペプチドの発現分析

2009年11月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-272332 出願日 : 2008年10月22日
公開番号 : 特許公開2009-106282 公開日 : 2009年5月21日
出願人 : ワイス 発明者 : キンバリー・エイ・ジリス 外1名

【課題】前立腺癌を検出、特定、予防、および治療するために有用なマーカー、およびそれを利用した各評価方法を提供する。
【解決手段】前立腺癌細胞の依存するアンドロゲンの存在でアップレギュレートされるKIAA18マーカー(トランスグルタミナーゼ様スーパーファミリーのメンバー)、またはダウンレギュレートされるKIAA96マーカー(セリン-トレオニンキナーゼ)を利用し、そのmRNAまたはタンパク質の発現レベルを評価する、前立腺癌の検出方法。また、該マーカーを用いる、前立腺癌の誘発物質、または治療用化合物の評価、スクリーニング方法。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

トランスグルタミナーゼ-1産生促進剤及びインボルクリン産生促進剤

2009年11月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2007-291346 出願日 : 2007年11月8日
公開番号 : 特許公開2009-114146 公開日 : 2009年5月28日
出願人 : 丸善製薬株式会社 発明者 : 木曽 昭典

【課題】安全性の高い天然物の中からトランスグルタミナーゼ-1産生促進作用又はインボルクリン産生促進作用を有する物質を見出し、それを有効成分とするトランスグルタミナーゼ-1産生促進剤、インボルクリン産生促進剤、トランスグルタミナーゼ-1の欠乏に起因する疾患の予防・治療剤又はインボルクリンの欠乏に起因する疾患の予防・治療剤を提供する。
【解決手段】トランスグルタミナーゼ-1産生促進剤、インボルクリン産生促進剤、トランスグルタミナーゼ-1の欠乏に起因する疾患の予防・治療剤又はインボルクリンの欠乏に起因する疾患の予防・治療剤に、グリチルリチン酸ジカリウムを有効成分として含有せしめる。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

アトピー性皮膚炎の予防・改善効果が期待できる抗アレルギー組成物

2009年11月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-174957 出願日 : 2004年6月14日
公開番号 : 特許公開2005-350419 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : セティカンパニ-リミテッド 発明者 : 勝田 昌義 外1名

発明の名称 : 抗アレルギー組成物

【課題】 日常的に摂取しても副作用の心配がなく、優れた抗アレルギー効果、中でもアトピー性皮膚炎の予防・改善効果が期待できる抗アレルギー組成物を提供する。
【解決手段】 ナタマメから調製された成分を有効成分として抗アレルギー組成物に含有させる。前記ナタマメから調製された成分は、ナタマメの乾燥粉砕物及び/又はナタマメの水抽出エキスであることが好ましい。 明細書 >>かんたん特許検索PDF