バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

LDL-C/HDL-C比は動脈硬化進展の予知因子に

2008年12月16日 | 医療 医薬 健康
 LDL-C/HDL-C比はLDL-CあるいはHDL-C単独よりも動脈硬化の進展を精密に予知する因子であることが報告された。一般住民の検診結果から明らかになったもので、久留米大医学部の榎本美佳氏らが10月11日、札幌市で開かれていた第31回日本高血圧学会総会で発表した。http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_29793_89268_5

血液検査でがん診断 北大と塩野義製薬が物質特定

2008年12月16日 | 医療 医薬 健康
 北海道大は16日、塩野義製薬(大阪市)と共同研究で肺がんや膵臓(すいぞう)がん、リウマチの早期発見につながる可能性がある物質を特定したと発表した。血液検査により、がんなどを早期発見できるようになるという。
 これは糖質が鎖のように結合して細胞表面から突き出した「糖鎖(とうさ)」と呼ばれるもので、がんなどの診断や経過観察に役立つと期待されている。産経ニュース(web版).,2008-12-16

「脳を増強する薬」合法化を主張する『Nature』論説

2008年12月16日 | 医療 医薬 健康
 米国では、脳の働きを高めるため、注意欠陥障害の薬を違法に服用する学生や研究者が多く、研究者の2割が『リタリン』等を使っているとも言われる。このほど、責任能力がある成人の服用は認めるべき、と主張する論説が『Nature』誌で発表された。http://wiredvision.jp/news/200812/2008121523.html

FLT3チロシンキナーゼ阻害薬開発の現状と将来展望

2008年12月16日 | 創薬 生化学 薬理学
秋永 士朗1), 塩津 行正2), 清井 仁3), 直江 知樹4)
1) 協和発酵工業(株) 臨床開発第一部
2) 協和発酵工業(株) 医薬研究センター
3) 名古屋大学医学部 難治感染症部
4) 名古屋大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学
日本薬理学雑誌 Vol. 132 (2008) , No. 4 217-220

要約: Bcr-AblおよびKITチロシンキナーゼ阻害薬imatinibの臨床的な成功により,多くの制がん薬の創薬研究者は『Oncogene-addiction仮説』を念頭に,第二のimatinibの研究開発に取り組んでいる.Fms-Like Tyrosine Kinase 3(FLT3)はclass III receptor tyrosine kinase familyに属し,急性骨髄性白血病(AML)で最も高頻度に活性化変異が認められる.中でもFLT3-ITD変異はAML患者の約30%に見られ,同変異を有する患者ではその生命予後が不良であることから,21世紀に入ると同時に,FLT3阻害薬開発競争が激化した. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/132.217


抗病原糸状菌植物とその作出方法

2008年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-187763 出願日 : 1996年7月17日
公開番号 : 特許公開平10-28487 公開日 : 1998年2月3日
出願人 : 農林水産省農業生物資源研究所長 発明者 : 光原 一朗 外2名

【課題】 病原菌に対して抵抗性のある植物を提供すること【解決手段】 抗細菌性ペプチドであるsarcotoxin1aをコードする遺伝子を植物に導入し、病原糸状菌抵抗性植物を作成する。明細書 >> J-tokkyo Text

糸状菌および酵母で使用可能なポリペプチド分泌発現用プラスミド

2008年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平5-303476 出願日 : 1993年11月8日
公開番号 : 特許公開平7-123987 公開日 : 1995年5月16日
出願人 : 天野製薬株式会社 発明者 : 鷲津 欣也 外1名
発明の名称 : 糸状菌および酵母で使用可能なポリペプチド分泌発現用プラスミドおよびそれを用いたポリペプチドの製造法

【目的】本発明は、糸状菌もしくは酵母を宿主として有用蛋白質およびペプチドを分泌発現させるために必要なDNA断片を有するプラスミドと、それを用いた有用蛋白質およびペプチドの製造法を提供する。
【構成】糸状菌および酵母で機能するプロモーターとターミネーターを有し、分泌に必要なシグナルとして、ペニシリウム・カマンベルチィーのモノおよびジアシルグリセロールリパーゼ遺伝子を有し、大腸菌で複製および選択可能なDNA領域を有する糸状菌および酵母で使用可能なポリペプチド分泌発現用プラスミドおよびこれを用いたポリペプチドの製造法である。

ヒノキ科植物の組織培養による有用物質の生産方法

2008年12月16日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平3-74601 出願日 : 1991年3月13日
公開番号 : 特許公開平7-135987 公開日 : 1995年5月30日
出願人 : 関西酵素株式会社 発明者 : 坂井 克己 外1名

【目的】 ヒノキ科植物の組織培養により、有用物質を生産するに際し、カルス細胞の大量生産を行い、得られた培養細胞に、ヒノキ科植物の有用物質を大量に含有させる。
【構成】 ヒノキ科植物の含有する有用物質を植物細胞培養技術を用いて生産する際、培養細胞に有用物質を高濃度含有させるために、生合成活性化因子及び/又は抵抗性誘導因子を作用させる。

糸状菌類のプロモーターを用いるタンパク質の製造方法

2008年12月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平6-214613 出願日 : 1986年4月14日
公開番号 : 特許公開平7-163389 公開日 : 1995年6月27日
出願人 : ヒスト-ブロカデス・ナムローゼ・フェンノートシャップ 発明者 : デイビッド・アイヴォア・グウィン 外4名
発明の名称 : 糸状菌類のプロモーターを用いるタンパク質の製造方法

【目的】 糸状菌類プロモーターを用いて有用タンパク質をアスペルギルス株にて発現させる方法に関する。
【構成】 アスペルギルス遺伝子由来のプロモーター及び、そのプロモーターにとって外来性であるポリペプチドをコードする、そのプロモーターと作動可能に連結されたDNAフラグメントを含有するDNA構築物、を含有する形質転換されたアスペルギルス株の細胞を適当な増殖条件下に培養することを特徴とする、該ポリペプチドを発現させる方法に関する。

麹菌の生産する抗菌物質(アスペラチン)の製造法

2008年12月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平5-71079 出願日 : 1993年3月5日
公開番号 : 特許公開平7-177897 公開日 : 1995年7月18日
出願人 : 株式会社 秋田今野商店 外1名 発明者 : 北川 良親 外2名

【目的】 麹菌は醗酵食品として利用される糸状菌で安全性が高いので、同菌が生産する高分子の抗菌物質の製造法を確立しようとする。
【構成】 蒸煮穀類を培地にして麹菌を静置培養して得た抗菌物質を、有機溶剤処理及び二層分配機能薬剤処理により精製する。