バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

クエン酸分泌能が強化された樹木およびその作出方法

2008年05月05日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2006-143994 出願日 : 2006年5月24日
公開番号 : 特許公開2007-312635 公開日 : 2007年12月6日
出願人 : 財団法人地球環境産業技術研究機構 発明者 : 木原 智仁 外1名

発明の名称 : クエン酸分泌能が強化された樹木およびその作出方法

【課題】酸性土壌等、土壌環境が不良である場所において、養分吸収の向上により生育が改善する樹木を提供する。
【解決手段】クエン酸分解経路の構成酵素のうち、NADP特異的イソクエン酸脱水素酵素等一つまたは複数の酵素の発現が抑制されて、根からのクエン酸分泌能が強化されていることを特徴とするユーカリ属の樹木、ならびにその作出方法。明細書TEXT >> J-tokkyo註)酸性土壌では土壌溶液中のアルミニウム濃度が高いために、またアルカリ土壌ではカルシウム濃度が高いためにリン酸欠乏ストレスは苛烈である(非特許文献1)。

複数パラメータースクリーニングおよび複数機能性小分子産生細胞への進化方法

2008年05月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-562286 出願日 : 2003年1月24日
公表番号 : 特許公表2005-514947 公表日 : 2005年5月26日
出願人 : エヴォルヴァ・リミテッド 発明者 : ニール・ゴールドスミス 外3名

発明の名称 : 複数パラメータースクリーニングおよび複数機能性小分子産生細胞への進化方法

本発明は、少なくとも2つの既定の機能性を満たす化合物を産生する細胞を選択する分野に関する。本発明は、基本的には新規遺伝子コンストラクトを有する宿主細胞により作り出された小分子に関する2またはそれ以上の機能性について細胞をスクリーニングするための方法に焦点をあてている。本発明のある局面における方法は、小分子に関する少なくとも2つの既定の機能性を獲得するよう細胞を進化させる方法と組み合わされる。さらに、本発明は、第一の機能性および少なくとも1つの更なる第二の機能性に関して選択されるリード化合物の生成方法に関する。本発明の方法は、特に、ハイスループット・スクリーニングにおいて使用することができる。

ペントース糖の発酵

2008年05月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-562297 出願日 : 2003年1月23日
公表番号 : 特許公表2005-514951 公表日 : 2005年5月26日
出願人 : ロイヤル ネダルコ ベスローテン フェンノートシャップ 発明者 : オプ デン カムプ、ヒューバーテュス、ヨハネス、マーレ 外3名

発明の名称 : ペントース糖の発酵

本発明は嫌気性菌から得られる真核生物性キシロース異性化酵素をコードする核酸配列で形質転換した宿主細胞に関するものである。発現したときにキシロース異性化酵素をコードする配列は、キシロースをキシルロースに変換する能力を宿主細胞に付与し、それは宿主細胞によりさらに代謝される。従って、宿主細胞は、炭素源としてのキシロースに対して増殖することができる。宿主細胞は酵母または糸状菌のような真核性微生物であることが望ましい。本発明はさらにエタノールのような発酵産物の生産プロセスに関し、そのプロセスにおいて、本発明の宿主細胞は増殖及び発酵産物の生産のためにキシロースを利用する。本発明はさらに嫌気性菌から得られる真核生物性キシロース異性化酵素及びキシルロースキナーゼをコードする核酸配列に関するものである。

微生物から二次代謝産物を同定するための方法、システム及び情報リポジトリ

2008年05月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-562325 出願日 : 2003年1月24日
公表番号 : 特許公表2005-514959 公表日 : 2005年5月26日
出願人 : エコピア バイオサイエンシーズ インク 発明者 : ファーネット クリス エム 外7名

発明の名称 : 微生物から二次代謝産物を同定するための方法、システム及び情報リポジトリ

本発明は、微生物内の標的遺伝子クラスタによって合成される二次代謝産物を同定するための方法及びシステムに関する。推定上の又は確認された機能は遺伝子クラスタ内の遺伝子によるものであり、かかる微生物由来の抽出物であって、遺伝子クラスタによって合成される二次代謝産物を含有すると考えられる抽出物が得られる。続いて、かかる抽出物の化学的特性、物理的特性又は生物学的特性について検討し、代謝物を同定し、選択的に単離する。また本発明は、遺伝子クラスタ情報が二次代謝産物生成データリンクする情報リポジトリを提供するものである。本発明はさらに、情報リポジトリにアクセスするためのグラフィカルユーザーインターフェース、及びメモリに格納されるデータ構造を有するデータを格納するためのメモリに関する。


酢酸耐性に関与する遺伝子、該遺伝子を用いて育種された酢酸菌、及び該酢酸菌を用いた食酢の製造方法

2008年05月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-363551 出願日 : 2003年10月23日
公開番号 : 特許公開2005-124479 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 株式会社ミツカングループ本社 発明者 : 飯田 彩 外1名

発明の名称 : 酢酸耐性に関与する遺伝子、該遺伝子を用いて育種された酢酸菌、及び該酢酸菌を用いた食酢の製造方法

【課題】微生物の酢酸耐性に関与する新規な遺伝子を提供すること、及び該遺伝子を用いて微生物、特に酢酸菌の酢酸耐性を向上させる方法を提供すること、さらに、酢酸耐性を向上させた酢酸菌を用いて、より高酢酸濃度の食酢を効率良く製造する方法を提供すること。
【解決手段】下記の(A)又は(B)に示すタンパク質SF、前記タンパク質をコードし酢酸耐性に関与する遺伝子、該遺伝子を用いて育種された酢酸菌、及び該酢酸菌を用いた食酢の製造方法。(A)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質。(B)特定のアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、酢酸耐性を増強する機能を有するタンパク質。

出願番号 : 特許出願2003-363540 出願日 : 2003年10月23日
公開番号 : 特許公開2005-124478 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 株式会社ミツカングループ本社 発明者 : 近藤 康一

発明の名称 : タンパク質CYC、その遺伝子、高度な温度耐性を有する微生物、及び該微生物を用いた食酢の製造方法

【課題】温度耐性を増強するタンパク質を遺伝子レベルにおいて解明するとともに、高度な温度耐性を有し、酢酸を効率良く生産することが可能な微生物を取得し、さらに、当該微生物を用いて食酢を効率良く製造する方法を提供すること。
【解決手段】下記の(A)又は(B)に示すタンパク質CYC、該タンパク質CYCをコードする遺伝子のDNA(A)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質(B)特定のアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、温度耐性を増強する機能を有するタンパク質並びに微生物細胞内における前記DNAのコピー数が増幅されてなる、高度な温度耐性を有する微生物;前記微生物のうち、アルコール酸化能を有するものを、アルコールを含有する培地で培養して該培地中に酢酸を生成蓄積せしめることを特徴とする食酢の製造方法。


タンパク質HTPG、その遺伝子、高度な温度耐性を有する微生物

2008年05月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-363555 出願日 : 2003年10月23日
公開番号 : 特許公開2005-124480 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 株式会社ミツカングループ本社 発明者 : 深見 裕之 外1名

発明の名称 : タンパク質HTPG、その遺伝子、高度な温度耐性を有する微生物、及び該微生物を用いた食酢の製造方法

【課題】温度耐性を増強するタンパク質を遺伝子レベルにおいて解明するとともに、高度な温度耐性を有し、酢酸を効率良く生産することが可能な微生物を取得し、さらに、当該微生物を用いて食酢を効率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】下記の(A)又は(B)に示すタンパク質HTPG、該タンパク質HTPGをコードする遺伝子のDNA(A)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質(B)特定のアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列からなり、かつ、温度耐性を増強する機能を有するタンパク質並びに微生物細胞内における前記DNAのコピー数が増幅されてなる、高度な温度耐性を有する微生物;前記微生物のうち、アルコール酸化能を有するものを、アルコールを含有する培地で培養して該培地中に酢酸を生成蓄積せしめることを特徴とする。

ML-236Bナトリウム塩のヒドロキシル化能を有する微生物

2008年05月05日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2003-364012 出願日 : 2003年10月24日
公開番号 : 特許公開2005-124490 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 合同酒精株式会社 発明者 : 松尾 憲樹 外2名

発明の名称 : 有用変換微生物

【課題】 ML-236Bナトリウム塩のヒドロキシル化能を有する微生物は、それ自身がML-236Bナトリウム塩により生育阻害を受けるため、培養液中のML-236Bナトリウム塩濃度を低く設定する必要があった。このため、プラバスタチンを工業的に製造する際の効率が悪いという問題があった。また、変換速度が一般に遅いので、培養時間が長くなるという欠点があった。
【解決手段】 土壌中より見いだされたストレプトミセス属ハルステディ(Streptomyces halstedii)に属する微生物であるGS01475株(FERM P-19527)により、ML-236Bナトリウム塩により生育阻害を受けずに、工業的規模でプラバスタチンへの効率的変換を可能にした。

ブドウ球菌属の温度感受性突然変異株の分離方法並びにそれを用いた抗菌剤検索方法

2008年05月05日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2003-365396 出願日 : 2003年10月27日
公開番号 : 特許公開2005-124514 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : ゲノム創薬研究所有限会社 外1名 発明者 : 関水 和久 外1名

発明の名称 : ブドウ球菌属の温度感受性突然変異株の分離方法並びにそれを用いた抗菌剤検索方法

【課題】ブドウ球菌属による感染症治療に用いる抗菌剤すなわち細菌の増殖阻害剤の効率的かつ有効な検索方法であって実用性の高い方法を提供する。
【解決手段】ブドウ球菌属に対する抗菌剤の新規探索方法、すなわち、ブドウ球菌属の野生型株からdnaA温度感受性突然変異株を分離し、温度感受性にかかわる遺伝子変異ならびにその遺伝子を同定し、さらにこの温度感受性にかかわる遺伝子産物を大量生産し、得られた遺伝子産物の活性測定法を確立し、その活性阻害剤を検索する方法。並びに、検索された活性阻害剤による活性阻害効果の機構を解明し、活性阻害剤によるブドウ球菌属に対する増殖阻害効果を調査する方法を提供する。
【選択図】 なし


血管の老化に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物

2008年05月05日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2003-369147 出願日 : 2003年10月29日
公開番号 : 特許公開2005-132758 公開日 : 2005年5月26日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 石倉 義之 外4名

発明の名称 : 血管の老化に起因する症状あるいは疾患の予防又は改善作用を有する組成物

【課題】 血管の老化に起因する症状又は疾患の予防又は改善作用を有する新規な組成物及び飲食物の提供。
【解決手段】 アラキドン酸またはアラキドン酸を構成脂肪酸とする化合物を含んで成る、血管の老化に起因する症状又は疾患の予防又は改善作用を有する組成物及び飲食物。明細書TEXT >> J-tokkyo


生理活性物質6-epiophiobolinN

2008年05月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-372034 出願日 : 2003年10月31日
公開番号 : 特許公開2005-132787 公開日 : 2005年5月26日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 小林 資正 外1名

発明の名称 : 生理活性物質6-epiophiobolinN及び6-epiophiobolinG、並びにそれらの類縁物質の用途

【課題】従来の抗癌剤の副作用や該抗癌剤に対する薬剤耐性癌細胞の出現により、新規な抗癌剤が要望されている。また、ある種の抗癌剤の副作用として知られている神経障害を軽減する低分子化合物が要望されている。
【解決手段】6-epiophiobolin N、6-epiophiobolin Gまたは下記式(III)若しくは(IV)


[式中、R1はα-Hまたはβ-Hを示し、M1が水素原子でM2が水酸基、またはM1とM2が二重結合を形成し、R2とR3は、ともに水素原子、またはZ配置の二重結合を示す]で表されるophiobolin類化合物、またはその薬理学上許容される塩を有効成分とする薬剤を提供する。