バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

反復動作がけん怠感、抑うつ症状の原因に マウス実験

2005年11月06日 | NEWSクリッピング
 キーボード操作やピアノ演奏などで同じ動作を長時間繰り返すことで傷ついた神経から放出されるたんぱく質が、疲労感や抑うつ症状を示す「シック・ワーカー症候群」を引き起こすことが、米テンプル大での研究で明らかになった。マウス実験によると、こうした症状は、傷ついた部分が痛み始める前から現れるという。CNN-REUTERS 2005.11.06

癌ペプチドワクチン臨床試験

2005年11月06日 | 医療 医薬 健康
高度進行癌に対して新しく開発された癌ペプチドワクチンの予後延長効果などの抗腫瘍効果や、安全性(有害事象の有無)と免疫反応性の変化を解析し、本薬剤の有効性を調べるためのものです。本文はこの臨床試験に参加される患者さんへの説明のために書かれたもので、担当医師や担当リサーチナースの説明をおぎない、患者さんの理解を助けるために用意されたものです。したがって、実際に本臨床試験への参加をお考えの方は当大学病院まで来院・受診の上、担当医師や担当リサーチナースの説明を十分納得するまでお聞きになる必要があります。詳細>>久留米大学先端癌治療研究センター

出願番号 : 特許出願2003-408895 出願日 : 2003年12月8日
公開番号 : 特許公開2005-170799 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : 学校法人 久留米大学 発明者 : 伊東 恭悟 外1名

発明の名称 : zesteホモログ2のエンハンサーのHLA-A24結合ペプチド

【課題】 前立腺癌に対する新しい治療方法を提供する。
【解決手段】 zesteホモログ2のエンハンサー由来の部分ペプチドであり、HLA-A24抗原に結合でき、細胞傷害性Tリンパ球に認識されうる癌抗原ペプチド、または機能的に同等の性質を有するその誘導体は前立腺癌を処置および予防するのに有用でありうる。

謎の微生物ハテナ:筑波大の研究グループ、砂浜で発見

2005年11月06日 | 海洋 水産
同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、残り半数は植物のように光合成で生きる海洋微生物を、筑波大の研究グループが発見した。このような生物の発見報告はなく、研究グループは「謎の」という意味で「ハテナ」と呼んでいる。海洋微生物から植物への進化を解き明かす可能性があり、14日付の米科学誌サイエンスに発表される。MSN毎日新聞2005-10-14 参考>>http://www.blog-headline.jp/archives/2005/10/post_1191.html

微生物による機能性脂質の生産

2005年11月06日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-107512 出願日 : 2004年3月31日
公開番号 : 特許公開2005-287403 公開日 : 2005年10月20日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 落合 美佐 外3名

発明の名称 : 脂質生産菌の育種方法およびその利用

【課題】 特定の遺伝子の発現を抑制し、モルティエレラ属に属する脂質生産菌の育種を有効かつ効率的に行うことができる育種方法およびその利用を提供する。
【解決手段】 モルティエレラ(Mortierella)属に属する脂質生産菌の育種方法であって、上記脂質生産菌における特定の遺伝子の発現を抑制する発現抑制工程を含む脂質生産菌の育種方法によれば、モルティエレラ属に属する脂質生産菌を効率的かつ有効に育種することができる。

乳酸菌による共役脂肪酸の生産
Production of conjugated fatty acid bacteria
Jun Ogawa.,et.al.
J.Bioscience and Bioengineering 100(4) 355-364 (2005)

国際出願番号 : PCT/JP97/04898 国際出願日 : 1997年12月26日
国際公開番号 : WO98/29558 国際公開日 : 1998年7月9日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 東山 堅一 外3名

発明の名称 : 微生物培養用培地、並びに不飽和脂肪酸またはこれを含有する脂質の製造方法

培地中のリン酸イオン、カリウムイオン、ナトリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンが、それぞれ5~60mM、5~60mM、2~50mM、0.5~9mM、0.5~12mMの範囲にある微生物培養用培地を用いて培養中のモルティエレラ(Mortierella)属に属する微生物の菌学上の形態を制御する方法、不飽和脂肪酸またはこれを含有する脂質の製造方法であって、モルティエレラ(Mortierella)属に属する微生物を、リン酸イオンが5~60mM、カリウムイオンが5~60mM、ナトリウムイオンが2~50mM、マグネシウムイオンが0.5~9mMおよびカルシウムイオンが0.5~12mMの範囲にある培地中で、培養することを特徴とする不飽和脂肪酸またはこれを含有する脂質の製造方法、並びにリン酸イオン、カリウムイオン、ナトリウムイオン、マグネシウムイオン及びカルシウムイオンが、それぞれ5~60mM、5~60mM、2~50mM、0.5~9mM、0.5~12mMの範囲にあることを特徴とする微生物培養用培地。

微生物による共役脂肪酸生産(<特集>脂質工学の展望)
  小川順; 岸野重信; 安藤晃規; 杉本聡; 清水昌
  生物工学会誌 82(7),285-287,(2004)

機能性脂質の微生物生産 : アラキドン酸関連高度不飽和脂肪酸含有油脂および共役脂肪酸の生産を中心にして
  清水 昌; 櫻谷 英治; 小川 順
  オレオサイエンスJapan oil chemists' society 3(3),129-139,2003)

機能性脂質の微生物生産-アラキドン酸関連高度不飽和脂肪酸および共役脂肪酸の生産を中心として-
  清水昌
  オレオサイエンス 3,129-140,(2003)

微生物による共役リノール酸の生産
  小川 順; 岸野 重信; 清水 昌
  バイオサイエンスとインダストリー 60(11),753-754,(2002)

解説 微生物による機能性脂質の生産
  小川,順; 櫻谷,英治; 清水,昌
  科学と工業 76(4),163-170,(2002)

RNAウイルス抵抗性トリの選抜方法

2005年11月06日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-64683 出願日 : 2004年3月8日
公開番号 : 特許公開2005-245406 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 外1名 発明者 : 三橋 忠由 外1名

発明の名称 : RNAウイルス抵抗性トリの選抜方法

【課題】ニワトリ個体が持つMx遺伝子型と当該ニワトリ個体のトリインフルエンザウイルス抵抗性との関係を明らかにし、得られた知見を基に、被検トリについて、トリインフルエンザウイルス抵抗性か否かの判定方法の提供を課題とする。
【解決手段】ニワトリ個体が持つMx遺伝子型と当該ニワトリ個体のインフルエンザウイルス抵抗性との関係について研究を行い、トリMxタンパク質のアミノ酸配列の第631位のアミノ酸がアスパラギンのホモ及びアスパラギンとセリンのヘテロである場合に、セリンのホモである場合に比べRNAウイルス抵抗性であることを明らかにした。ニワトリについて上記部位のアミノ酸をコードするDNAを検出することにより、インフルエンザウイルス等のRNAウイルスに対する抵抗性の判定を行うことができる。

臍帯血幹細胞の体外増殖に挑戦 神戸の先端医療センター

2005年11月06日 | 医療 医薬 健康
 赤ちゃんのへその緒に含まれる臍帯血(さいたいけつ)を使い、血液のもとになる造血幹細胞を体外で4倍程度に増やして白血病患者に移植する試みを、神戸市の先端医療センターが12月にも始める。細胞を供給する日本さい帯血バンクネットワークが5日、了承した。将来の「血液工場」の基盤技術にもつながるとみられている。Asahi.com.,2005年11月06日