マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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今回も出かけた奈良蘭友会第49回秋の蘭展

2024年01月24日 08時26分43秒 | 大和郡山市へ
奈良蘭友会からの案内状が届いた。

初期は存じていないが、ここ数年前から、毎度の春、秋に開催される奈良蘭友会の蘭展の案内。

会場いっぱいに広がる可憐な蘭花に、香りも拡がる蘭展。

おまけに格安な販売価格で提供する蘭類の販売もある。

何十年にも亘って、蘭に興味を捧げる気は縮小した。

降ってわいた案内状のおかげで、お安いセッコクなどを手に入れるようになった。

これまで、度々目にする地産地消売りに道の駅がある。

そう、道の駅でも日本の蘭類を売っているが、ふところと一致しないから、購入までは至らない。

指をくわえて、セッコクや風蘭を見るだけになっちまった。

云十年は、見るだけの日本の蘭類。

それが500円程度で売っていた。

何鉢も要らん。

たった一鉢でも心を癒される日本の蘭類。

と、いうワケで、今回も拝見第一、第二に和蘭買い。

春、秋の楽しみがひとつ増えたのだ。

いちばん先に目がいったその洋らん。

赤い花をつけている洋らん。



なに系・・どことなくふうらんのような葉つき。

それらよりも、目逢って仕方ない容器である。

我が家にもあるコペンハーゲン・ストックフォルム・ヘルシンキ・・・。

おんなじやー、と思わず声が出た。

我が家ではペンシル立てに利用しているが、この方、巧いことしてはるな、と感心た次第。

紫の斑点に目がびっくりしたように見える洋らん。



代表的なフォルムの洋ラン。

香りがとても素敵なカトレヤ。



ほぅ、これも木つけの洋らん。



ピンク色の花のカタチが数珠つなぎ。

見ごたえある洋らんにためいきばかり。

まぁ、見るだけでも愉しめるから、私にとってはおいしい時間だ。

ところで、蘭展会場は、大和郡山市の施設。

市の南部地域に暮らす市民の生活に供する馬司町・昭和地区公民館。

洋らんに癒された会場。

受付しているすぐ横にあった展示物。



当時、使われていた鉄製のレールがあった。

そのレールは、廃線になった天理軽便鉄道のレール。

解説に1914年(※大正3年)製、とある。

今では、当時運行していた新法隆寺駅から天理駅までの天理軽便鉄道の路線は、軌跡もなく寂しい限りであるが・・・廃線を探訪される人が稀におられる。

1915年(※大正4年)の運行からはじまり、終焉を迎えた1952年(※昭和27年)まで、地域の人たちの足だった鉄のレールが拝見できる。

ここ昭和地区公民館にいちばん近い駅は額田部駅。

現在の近鉄戦の平端駅に相当する。

鉄レールだけでなく、当時描かれた絵とセピア色の写真に解説文も添えている。

スケッチ画作者は辻本忠夫氏、画に添える写真・撮影は、氏の家族さんであろう辻本奨大氏。



実は、辻本忠夫氏が遺したスケッチ画展があった。

展示会場は、ここより西にある安堵町歴史民俗資料館


できるなら、後世に伝える歴史・文化スケッチ画集を発刊してほしかったのだが・・

話題は、蘭展に戻そう。

さてさて、本日のお買い物は・・・。

出展のランは、高額。

私のサイフに見合った頒布のランは、どれどれ・・・

散々、迷って購入にいたったランは、和蘭の「銀竜」。



昔、昔にあったけど消滅した代わりに買った800円売りの銀竜。

花がつかない葉もののラン。

もうひとつは、500円売り原種のセラトスティリス レティスクアマ ルブラ



栽培しやすい洋ランとして知られるケラトスティリス属の常緑多年草。

花は朱赤色の星形が特徴のようだ。

※ セラトスティリス レティスクアマ ルブラは、一年ももたずに枯れた。
   我が家の環境下に馴染まなかったようだ。

(R3.10.16 SB805SH 撮影)


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