マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

采女祭篝火管弦船

2006年10月31日 08時23分26秒 | 奈良市へ
采女神社での例祭神事を終えた一行は、猿沢池に2隻の管弦船に篝火を灯し、雅楽を奏でながら、流し灯籠の間を縫うように優雅に池を回ります。

午前中は雨が降り開催が危ぶまれたが午後には天気が快復したものの、空は雲に覆われて名月を拝むことはできなかったですが、大勢の観光客は古式ゆかしい行事を楽しまれてました。

(H18.10.6 Kiss Digtal N撮影)

最終章にならなかったジダン

2006年10月30日 07時50分20秒 | ぽつりと
事故を起こしてから早や一年余り。

先月末に先方からキリをつけたいので示談したいと申し出があり昨日大阪に出かけてきた。

示談場所となった喫茶店は朝から満員状態。

昨今は閉店するところも多いのにここは一種の社交場になっている。

先に到着して席を確保した。

まもなく被害者の息子さん兄弟がやってきた。

最近の被害者の状況を伺うと、まだ痛みがあり腫れがおさまらないというが、

自宅ではゆっくりと歩行したり、乳母車型の補助車を使って買い物には出かけているそうだ。

近くの診療所に行っているが治療までは至っていない。

というより、息子さんが入院した病院に行ったらどうかと勧めても被害者は怖がって行こうとしないそうだ。

夜間は不安になるそうで、息子さんが度々泊まりにきている状況という。

時間薬を要すると医師からも言われているが、いつまでこれが続くのやろと心配されている。

このまま待っていても進展具合は見えないが、当方にも迷惑をかけたくないと一旦はキリをつけて示談と相成った。

示談書および明細書を確認して、残りの慰謝料と入院における諸雑費の合計51万余りを受領していただいた。

示談書は2通。

甲、乙者が記名および押印して相互に交わした。

示談金は総額396万円。

自賠責で支払われた後遺障害保険金は331万円。

残りは現金持ち出しで約65万を被害者に支払ったことになる。

決まり文句になるが「当事者協議の結果、下記示談条件をもって円満に示談成立し、今後本件に関して、

双方とも裁判上または裁判外において一切意義、請求の申し立てをしないことを誓約する」とした。

ただ、先にあげたように腫れが気になることから、今後何らかの形で当事故起因に値するものが発生したときは、相談にのってほしい旨伝えられた。

本来なら示談書にその旨を記載したいところだが、口頭で交わすこととしたのは、誠意ある私どもに対するある意味の温情だと伝えられた。

一件落着はしたものの、心のなかで課題は残された。

それにしても自賠責が上限120万円がまったく請求できなかったことが悔やまれる。

すべて入院等の治療費を健保組合が請求してしまったからである。

こちらは示談も済んでいないので請求できなかったところへ、先出し勝ちの健保組合。

被害者の方も憤懣で保険会社にぶちまけたという。

自賠責保険は国の制度だ、後遺障害保険金には救われたがいったい誰のための保険なのか判らない。

傷害事件は3年で時効か

2006年10月29日 14時05分53秒 | ぽつりと
昨日、私の携帯電話が鳴った。

見知らぬ番号だ。

鳴り続けているので電話に出たら、Ⅰ警察のWですが、という。

「息子さんのYくんが警察にやってきて・・・」と。

今度こそ、とうとうやってきたオレオレ詐欺事件か!

「息子さんが相談ということで話されるのですが、何か話が判らなくて」

「何を話しているのですか?」と聞けば。

「T高校時代の野球部のカントクに厳しくされたとかジムの話とか、話している内容がよく伝わらないんです」と。

そう、T高校のとき野球部に入っていてそのときのことを何か伝えようとしている。

「大阪に住んでて実家に帰るときにこちらへ来られた」と。

「そうなんです、息子は今日には昨年の事故の示談で帰宅する予定でしてね」

「息子さんの話がバラバラでひょっとして障害者かと思って、引き取りに来ていただこうと電話しました」と。

「決してそんなことないです」

「普段、理路整然とは話しませんがよーく聞けば判るんですけど・・・」

アルバイトもいってるぐらいだからちゃんと話してるんだと思うのだが。。

以前、K警察に一人で相談にいったときの警察官は息子の話し方褒めてたぐらい。

聞き手の聞き方によってはそう見えるんかも?。

「事件でもなんでもないですから、家に帰るよう伝える」と電話を切った。

しばらくしてから次男の携帯電話に電話した。

「家は誰もおらへんから鍵を閉めてるから入られへんで。詳しいことは帰ってから」と。



夕刻、帰宅したかーさんにこの件のことを連絡した。

今までも警察から度々電話があった。

事件を起こす前に警察に行ったんやろか。

そんなことないやろけど。

高校時代に受けた危害に恨みを今でも持ってて何かしでかそうとか。

また心配事がひとつと増えた。

帰ってきたらなんで行ったのか聞いといて・・・。



帰宅した次男に尋ねると。

昨今の学校や教師のニュースを見ていて、野球部時代にカントクからバットで殴られたことを思い出し警察で取り扱ってくれるかなと思ったそうだ。

所謂通告をすれば障害として事件にしてくれるんじゃないかと。

当時はそんな辛い状況だということに気がつかなんだことに悔やむ。

キャプテンや選手も殴られていたという。

彼らはなんも思ってなかったんだろうか。

愛のムチだと思っていたのだろうか。

ムチはムチに感じる人間もいる。

セクハラは受けた人がセクハラと感じればセクハラだ。

バイオレンスハラスメントは受けた人がバイオレンスと感じればハラスメントだ。

罵声を浴びせば受けとる人によってはパワーハラスメント。

私もそうだが、次男は暴力や罵詈雑言を許せない性分だ。

ところがⅠ警察はⅠ市になるので、T高校があるN市とは管轄外。

そっちへ行ってくれといわれたそうだ。

納得できないが行政とはそういうもんだ。

それに3年前のことだから通告しても暴力障害事件は時効になっていると。

次男にどうするのと聞けば、それなら通告してもムダなんでしないと。

事件化するには証拠となる診断書でもないとアカン。

当時はそんなことも考えてないから病院に行くとかそんな対応もしていない。

とはいっても心の障害は残されている。

今、盛んにマスコミが同じような事件を掘り下げている。

隠されていた事実が明らかになってきている。

いじめ事件隠蔽や世界史履修改ざんに言い訳等々。

すべてではないが、教育委員会しかり、校長や担任先生しかりだ。

いやおうなしにも世間が明らかにしてガラス張りの明るい学校にしてくれるだろうと期待する。

采女祭奉納行列

2006年10月28日 08時58分29秒 | 奈良市へ
今年の中秋の名月は10月6日。

当日は毎年恒例の采女祭が奈良市の猿沢池周辺で行われます。

ミス奈良や福島県郡山市から参加したミス采女ら約200人は古代の衣装を華やかに身にまとい三条通りを練り歩きます。

夕刻、JR奈良駅前を出発した奉納行列は、お稚児さんの行列を先頭に装束に身を包んだ一行は長さ2mほどの花扇を引きながら歩きます。

(H18.10.6 Kiss Digtal N撮影)

雄鹿の泥かき

2006年10月27日 09時07分18秒 | 自然観察会(番外編)
奈良公園の鹿は約1200頭が生息しています。

手向山八幡宮の転害会に行った帰り、公園事務所の辺りに雄鹿が泥水の中で前足を後方に蹴っているのを見かけました。

何をしてるんかいなとしばらく観察する。

そのうち雨が降り出してきた。

持っていたカメラを向けてシャッターを押すと逃げ去っていった。

調べてみると、泥水穴は前足で蹴る行動でできた皿状の穴をシカ穴というそうです。

滅多に見られない雄鹿の発情期行動パターンなんですね。

(H18.10.5 Kiss Digtal N撮影)