マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

室生下笠間・時間調整に立ち寄った笠間川に咲く癒の桜

2023年04月30日 07時19分59秒 | 宇陀市(旧室生村)へ
午前中に訪問した宇陀市室生・下笠間・F家。

桃の節句に飾る蓬のひし餅つくりは、午後になる、という。

お昼も摂った食後の時間帯のある程度に来てもらったら、えーと云われた。

なるほどの段取り時間は、食後の何時になるか、はっきり言えないようだ。

午後の時間。それまで待っている時間がたっぷりある。

只今の時間は、午前11時。

F家の前は稲作の地。

広がる拡がる田園。



暮らしを支える美しい土地に野菜つくりをしている村人もいる。

よーく、見れば、その向こうに桜の花が咲いている。

これまで見てきた笠間川に桜並木が植わっていた。

携帯カメラではレンズが通り。

イチガンに替えて撮ったそこは桜樹の森。



笠間川にかかる橋から見た桜樹は、それほど多くはなさそうだが、雰囲気がいい。

車に乗って移動した北の方角。

笠間川に下りる道を探して近づいたその場から見る景観が美しい。

堰から流れる水流。



手持ちの携帯カメラで撮った桜樹の地。

ますます、えー雰囲気。

この日の天候はどんより。

晴れの日の方が、良さそうにも思えるが、逆にピーカンでは描写しずらい穏やかな風景。



反対側、つまり架かる橋から撮った方角と同じ、南からとらえた桜樹もいい。

近づきざまに、いきなりの突風。

雲行きあ怪しい雰囲気に強い風が吹いた。



その途端に多くの花びらが散って飛んでいく吹雪状態。

桜樹の花と同色の桜吹雪。

目の前にどっと押し寄せてきた。

一瞬なのか、数分なのか、時計を見ていないからわからないが、神吹雪はふっと消えた。

落ち着きを取り戻した風。



丁度、見ごろどきになった枝垂れる枝桜。

背景に、流れる堰景を入れて撮っていた。

笠間川沿いに咲いていた空間は、癒の桜だった。

ぐるっと、廻って戻ってきた時間が、丁度の正午。

午後に再訪問するF家の農小屋。



寄り添うように咲いていた枝垂れ桜も、なお美しい。

ここにずっと佇んでいたいが、食事の時間。

食事処は、名阪国道に出て走った都祁の針テラス。

食事処もあるし、総菜弁当も売っているコンビニエンスストア行きにハンドルを調えた。

(R3. 4. 3 SB805SH撮影)

久しぶりに出会う会場は奈良蘭友会第49回春の洋ラン展

2023年04月29日 07時40分54秒 | 大和郡山市へ
昨年の秋。

初めて訪れた洋ラン展

展示会場は大和郡山市馬司町にある昭和地区公民館。

甘い香りがいっぱい広がる癒しの会場。

大多数を占める洋ランはカトレヤ。

圧倒されるほどに多い。

充満する香り。

しかも愛らしく咲いていたカトレヤに目が落ち着かなかった。

さまざまなカトレヤにはまることなく、私の目に入った和の蘭。

尤も好きなセッコクが、格安で販売していた。

入手したセッコク2種は、花を咲かせない葉もののセッコク。

緑が潤いを呼ぶセッコクは、中庭に寄せた。

そんなこともあった洋ラン展に初入り。

芳名させてもらったから、次の春の洋ラン展は、私宛に案内状が届いた。



本日の受付には芳名しないしなくとも受け付けてもらうには、届いた案内はがきを手渡すだけだ。

なるほどな、やり方であった。

前回に寄せてもらって、今回は届けてくださった案内状に今日も・・と代表にお礼を伝えたら喜んでいた。

この日の展示会場で、久しぶりに出会いがあった。

もう十年以上になるかも、と思われるくらいの久しぶり。

元大和郡山観光VGCのTさんにFさん。

お住まいがこちら方面だったとは・・・

元気にしてた?、と云われたので、ついしゃべってしまった健康状態。

平成27年7月31日の処置してもらった心臓の大手術さえ知らなかった、という。

久しぶりなのに、出会ってすぐににぎやか会話になるのは、昔も今もかわりない元気なお二人。

長年に亘って活動してきた大和郡山観光VGC。

会員も若手に移っていく状況に、年齢を考えた二人は7年前に退会した、という。

そういえば、思いだした。

VGCの活動でなく、講演会会場に出会ったことがあったな。

平成28年1月31日に行われた第4回水木十五堂賞授賞式会場は大盛況。

旧きから知るVGCのみなさんたちが来ていた。

会場埋め尽くす人、人、人の状況では立ち話する場も時間もなく、散り散りバラバラ解散していた。

実は、お二人をこの会場で見かけたことがある。

前回訪れた秋の洋ラン展であるが・・

見終わったお二人が会場を離れていく姿を見ていたんだよ、と伝えたら、声かけてくれたらよかったのに、と云われたが、遠目に見たその姿はマスク。

どことなく似ているなぁ、と思っていたんだよなぁ。

久しぶりやから、このカトレヤが欲しい、と訴えたFさん。

「いやいや、買い取り、持ち帰りでなく、画像よ」。

LINEスタンプに使いたく撮っていたFさん。

ついでじゃないけど、私のスマホで、私を撮って、と・・・

今度は、そっちかい。

いいよ、いいよとシャッター押し。

背景に邪魔なもんが写りこまないように立ち位置移動。

そこで押したシャッター。

画像を確認したFさんにOKサインをもらった。



そのことはともかく、お二人がお知り合い女性が、会場に育成した洋ランを出展しているという。



二人の花の友達であるその女性、Hさんが解説される洋ラン展。

何年か前に、県立民俗博物館・駐車場に車を停め、友人らとともに歩いた子供の森(※奈良県立矢田山遊びの森)行き。

そこへ行くまでの坂道がキツかった、という。

そう、あそこの坂道は心臓破りの坂道。

私も自然観察会とか、別に出かけた家族連れだって歩いた坂道。

バンタイプの普通自動車でも、馬力かけないと登れない急坂。

対抗車と遭遇したら、エライことになる坂道。

それを越えた公園内に樹勢するメタセコイヤに感動した、と話していた。

あーそれなら気根が目立つメセコイヤによく似た「ラクウショウ」であろう。

そんな話題もあった洋ラン展。



見たこともない風雅な洋ランがたくさん展示している。

前回よりも香りがやや薄れているのは、出展された洋ランの違いである。



香りもいいが、花の付き方、様態の多様性。

また、飾りつけの工夫などを見て廻る。



あれこれ気になった洋ランを見て佳し、撮って佳し。

あるときは買って佳しの奈良蘭友会第49回春の洋ラン展。



毎回が、いろんな洋ランを展示に、出かける楽しみがある。

白色の蕾をつけたシランも販売されていたが、これは買わない。

我が家の前庭には、紫色のシランがいっぱい。

はびこるくらいに拡がったシランの敷地に植えたもらいものの口紅シランがあった。

これも白色シランのひとつ。

3年ほど愉しませてくれた口紅シランは、いつしか消えた。

紫色のシラン軍勢の勢いに負けてしまったようだ。



あれこれ見て廻って、これだと思って買った一般売り。

そこあったオレンジ色のセッコクが600円。

売り切れたらあかんから倉庫に隠しておいた、というお客さんもいる。

もう一つのセッコクは、すごく欲しいが、希望する価格帯よりも高額なら購買せず。

でもなぁ、これだけは、もう一度のチャレンジに世話してあげたい、と思って決断した1000円札の”デンドロビウム キングアウム シルコッキー”。



中庭に吊るした。

(R3. 4.17 SB805SH撮影)

ミツカンのまぜつゆ釜玉チゲうどん

2023年04月28日 07時30分00秒 | あれこれインスタント
乾麺茹でるから、といってつくってくれた茹でうどん。

さて、何をぶっかけようか。

そうそう、残りもののまぜつゆがあった。



ほぼ1年前に買っていたミツカンのまぜつゆ釜玉チゲうどん。

数カ月前に1袋を遣った残りものだしつゆ。

チゲ味が前面にでるような、辛さがインパクトにあったまぜつゆ釜玉チゲうどんの素

うどん出汁の良さがなかった記憶が・・・。

捨てるワケにはいかないまぜつゆ。

味足しに、最近専らは黒亭の焦がしにんにくマー油で補おう。

そう思ってとろとろ落としたまぜつゆ釜玉チゲうどんの素。

きざみ葱をパラパラ。

うどん鉢の縁に寄せて味足しした揉み海苔。

中央にのせた生たまご。

ざっと、混ぜて食べた一口目が、美味しいやん。



前回は、ストレートにチゲ味をまともに食らったが、今回は生たまごのおかげもあって、まろやかな味。

チゲはチゲなりの味も発揮したうどんが旨いやん。

ずるずる、ずるずると食べる生たまご入りチゲ味が旨いやん。

用意していた黒マー油に出番は、まったくなし。

実は、賞味期限はとうの昔。

2カ月前の2月7日だった。

まさかと思うが、味は熟成したのかもしれない。

(R2. 5. 7 SB805SH撮影)
(R3. 4.15 SB805SH撮影)

和歌山有田産・K家の柿に着生・育成カヤラン、梅の木に嫁入り

2023年04月27日 07時29分20秒 | もらいもの・おくりもの
和歌山有田に在住のKさんがアップしたFB投稿シリーズお庭の散歩Photo/No.573。

テーマは、「榧蘭(カヤラン)の花」。

投稿された画像にゾクゾクした。

なんと、5株を1セットでメルカリ販売したら可愛い、と。

人気のカヤランは、追加にセット売りしたものまで完売したそうだ。

お家の柿の木に着生し、育ったカヤランが増えた。

地の利の良さもあるようだが、空気中の水分がカラカラに乾かないよう留意してきた結果が実を結び、妖精のような黄色い花をつけた。

寝床で見たK家のカヤランに思わず反応し、我を忘れて「ほしいぃぃぃぃ・・」と、打った。

翌朝に、返信してくださったコメントは、「生き物ですから、それなりの方法を施して郵送。カヤランの育て方、解説シートも・・」だった。

届いた和歌山からのカヤランは、カラカラにならないよう濡らし、きっちり水切り、絞ったキッチンペーパーに包んでいた。なるほど、そのような手段で送れるんだ。

久しぶりに見たカヤランに、鼓動はバクバクする。

ずいぶん前であるが、山野草店に見つけた木の棒に括りつけていたカヤランを購入したものの、湿気の多い、中庭に吊るしていたが、枯れてしまった。

その後に見つけたカヤランは、矢田山行き自然観察会。

歩いていた山道に落ちていた小さなカヤラン。

乾かさないように留意。

中庭の梅の木の枝に括って着生を試みたが、これも失敗し、消滅した。

そんなことを思い出して、思わず発信したカヤラン・リクエスト。

ありがたく5株も送ってくださった。

メルカリ相当の価格帯、ネット相場を参考に、今度お会いしたときにお支払いしたいと伝えたら「御代金は・・・プレゼントさせて頂きます」に、感謝しかない。

届いた夕刻は、雨だったので、翌朝に行った着生作業。

我が家には、古木ではないが、梅の木がある。

伯母が生前に住んでいた市営住宅・バラック家にあった梅の木である。

高層住宅建て替えに、捨てられる運命だった梅の木。

昭和56年、大阪から奈良に新築・転居の際に、もらった梅の木を植樹し、早や41年。

これまでたった1個だけだが、稔りの梅の実を見たことがある。

平成19年の6月20日。

貴重な1個を記録していた。

さすがに梅の花の勢いはないが、今年もまた可愛い形の白梅を一輪どころか、数十輪にも・・。

植えた中庭はほとんど日の当たらない陰地。

樹の下に兜エビネ

付近に素焼き鉢のセッコクが数鉢ある中庭の環境。

平成2年を最後に見た兜エビネ。

株は消えていないから、そのうち、そのうち、と期待していたが、今年も葉だけはある。

勢いを失った兜エビネ。

いつかは復活してくれるだろうな。



手入れなくとも育っている地の梅の木に、百均で購入した藁紐代用の園芸用パームヤシ製のロープをもって梅の幹に括りつけた。

梅の木に5株並べて一周と、思ったが、日中、2時間ほどがお日さん差し込むから照りが当たらない幹半分に・・。

西日があたる面を避けて、中庭側だけに着生させる。

上下に株を分け、着生した梅の木であるが、作業前に見たこの幹の下にへばりついていた大きなナメクジ・・。

カヤランの花を食べてしまうのでは・・。

ちと、心配したが・・動きはなかったようだ。



ちなみに「カヤラン ネット販売」をキーにググってみたら、あるある、着生カヤランのネットオークション。

種別はベニカヤランだが、コルク樹皮に括りつけた2株のカヤランは1200円。

4株なら1500円。

いずれも開花中のカヤランであるが・・。

また、メルカリ販売なら、4株くらいが1600円。

着生無し、花なしの9株カヤランが1333円

なんてのもある。

山に見つけたカヤラン。

樹木着生のカヤランは獲ってはならないが、伐採などで枝木とともに地面に落ちたものは、拾って、カヤランを保護する

地面に落下したカヤランは、いずれ枯れてしまうから、自然保護の観点から助けてあげる。

かつて矢田山に見つけたカヤランを中庭に保護したが、着生がうまくできずに枯らしてしまったことがある。

その反省もあって、いただいたカヤランは、今度こそ、大切に育てたい。

NHK園芸リポートによれば、着生に相性がいい樹木は、柿、梅もあるが、着生にいちばん相性がいいのは針葉樹の杉の木。

カヤランの漢字名である榧蘭の如く、榧の木も相性がいい。

鎮守の森に落ちていることもあるらしいカヤラン。

山まで行かなくとも落下したカヤランが見つかるかもしれない。

(R3. 4.13、14 SB805SH撮影)
(R3. 4.14 EOS7D撮影)

車も心も凹んだ

2023年04月26日 08時02分37秒 | いどう
この日は、介護の身のおふくろに代わって、住民票がある本来の居住地の自治会手続き。

市営住宅・大和川団地そばに停めた。

そこは、団地いちばんの見事な桜がある地。

短時間の用事に一時停車したが、後方にあった配送車に当たってはあかんから、ちょっと離して配送車除け。

バック・オーライの声はないが、そろり、そろり動かすバック。

その桜の木の下であれば邪魔にならんだろう、と思ってバック移動。

ゴツンの音と軽い衝撃に、あーやってもた。

ゴツン相手の正体は、電信柱の支柱。

後方に停車していた配送車と私の車の間にあった電信柱。

歩道寄りの際に立てていたからバックミラーに映らない死角にあった電信柱なんぞ、ないと思ってるやん。

当たった個所は、バックドア。

若干強めだったようで、バンパー防げず、その線状にあるバックドアの凹み。

人が居なかったのが幸いであるが、心が凹んだが・・・

特に気にしない凹み具合。

気にしないワケは、助手席後ろ席に出入りするスライドドアの凹み。

擦り傷もあるけど、よれよりマシな状態。

スライドドアの凹みは、1年2カ月前に起こしたハンドル誤操作による自損凹み擦り傷



1年以上もさらしていた軽バン。

ずっとそのまま走行していた。

だから、どうってことない凹み擦り傷。

費用はかかるが、まとめて修理したら安うやってくれるSオートモータースにお願いするしかないな。

(R3. 4.12 SB805SH撮影)

北庭のジエビネ

2023年04月25日 07時18分51秒 | 我が家の花
北庭に植えた最初の植物は、芽出しから伸びた茎は食べられるし、成長した姿は鑑賞もできるアスパラガスだった。

1株、2株だった、と思うアスパラガスはポット苗。

購入先は、ご近所のDIYのお店。

数は少ないが、5~6年は、食卓にあがって食べたその味。

生採りは、瑞々しい。

アスパラガスは、手をかけることなく、ほったらかしで、育つ。

アスパラガスは、うまくいけば、10年間も、愉しめる植物。

すっかり消えた北庭に何を植える。

サカタのタネの通販カタログから選んだ4号ポット植えの開花見込み株エビネ。

選んだエビネは安価なジエビネにやや高めの黄エビネに、珍しい兜咲きエビネ

携帯画像で撮った映像は平成13年5月

購入を機会に撮っておいた機種は、シャープ製J-PHONE SH-04

携帯初の11万画素カメラ付き携帯電話。

画像はちっちゃいが、これが面白かった

翌年の平成14年も続けてサカタのタネ購入に、開花見込み株の交配エビネ。

咲いてみないとわからない、人口交配エビネ。

ややカラフルなエビネだったが、翌年に早くも株消滅。

当時もいわれていた交配は、耐性が弱、ということだ。

黄エビネは、その後もなんとかもって、つい数年前まで愉しませてくれた。

最後に見た年は、平成29年4月26日

翌年になったら顔どころか、芽も株も根こそぎ消えた。

平成28年は、バックにジエビネをおいて、その前に堂々と咲いていた

実は、知人のらもさんが、わざわざ我が家に運んでくれた黄エビネ。

もらった翌年の平成28年に大きな花柄で咲いてくれたオレンジ色が混ざった黄エビネは、鮮やかな足跡を残して消えた

地植えしたジエビネだけはかれこれ20年間、今もなお地道に咲いてくれる現役エビネ。

幅の狭い北庭のジエビネに蕾を見たのは5日前。

あれよ、あれよと伸びた蕾群が、一気に開いた地味な色花。

尤も地味色は、がく片に側花弁

舌というか、唇部分は白っぽい。

結局、植えた地に相性のいいジエビネが、いちばん強かったようだ。

13日は、背景に白い花を咲かせたハナニラを添えて。



14日は、雨後にほんの少しの雫をつけたジエビネを撮っていた。

(R3. 4.13、14 EOS7D撮影)

毛原・八阪神社の神武さんの籠りは桃の節句

2023年04月24日 08時13分29秒 | 山添村へ
4月3日は、神武さんの籠りをしていると聞いていた山添村・毛原の八阪神社行事。

4月3日は、桃の節句でもある毛原の行事。

神社に供える御供に草餅。

それに桃の花を添えるから桃の節句とも。

その御供は、以前取材した6月5日に行われる端午の節句

御供はチマキである。

取材した前年までは、カヤの葉に包んでいいたチマキ。

手間のかかるチマキつくり。

行事の負担を避けて、同村・勝原にある上島製菓にお願いし、つくってもらったチマキに替えた。

今日の、御供も端午の節句同様に桃の節句の御供も上島製菓にお願いした、と聞いている。

桃の節句の御供の原材料は蓬。

村の人たちは「ヨゴミ」と呼んでいる草の蓬。

山や野の原になどに出かけて籠いっぱいに摘む。

その量は、籠が2杯にもなる、というから相当な量だ。

摘み取った蓬を蒸す。

蒸した蓬は、3升の餅米とともに炊いてつくる。

桃の節句の御供は木枠に摘めて押す。

時間をかけて乾燥させ、固くなる前に蓬餅を包丁切り。

ひし形に成型して出来上がる。

これらの作業に負担をさけるために菓子屋さんに注文してつくってもらうように切り替えた。

桃の節句に供える蓬のひし餅。

今も、家庭でつくられ、神棚などに供えているお家もあるようだが・・・

早めに自宅を出発した。

毛原の神武さんの籠りは午前11時と聞いていたので、その時間に合わせて出発した。

車の流れがスムーズだった早くに着いた。

停めた駐車場は、毛原・構造改善センター前。

この年もコロナ禍。

世にある年中行事のほとんどが中止。

実施されたとしても氏子役員だけに絞った神事のみの行事が多い全国的な事態である。

そうしたコロナ禍状況に毛原は、神武さんの籠りは、中止を決断された。

右に表示していた「ひな祭り」も中止、とある。

たあ、構造改善センターの窓は開いていた。

ひな祭りの段飾りがあるが、人はいない。

中止とあるが、中止でもないよな、逆にあるような・・・さっぱりわからぬコロナ禍の「ひな祭り」。

その状態だけでも撮っておこうと、思ったところに、やってきた村の人が運転する軽トラ。

伺えば、なんと、いつもお世話になっているFさん。

同乗者は、山添村・春日のMさんの息子さん。

Mさんもまた大字春日の年中行事取材にお世話してもらった方だ。

息子さんは、山添村の教育委員会所属。

Fさんもまた元教育委員会・委員長を務めた人だ。

今日の”籠り”は中止であるが、午後4時から始める行事ごとは実施する、と教えてくださった。

そうか、そういうことだったのだ。

村の人が集中しないよう午後6時からの籠りは中止。

膳は取りやめ持ち帰り対応に決めたそうだ。

これから教育委員会の会合があるから、と軽トラを走らせた。

ふと振り返った毛原の構造改善センター。

あれま、である。

玄関も、窓もみな締めて、どなたもおられない。

後に、聞いた話によれば、かつて木造の集会所だった。

ずいぶん昔であるが、お雛さんの段飾りを設えていた。

ひな祭りに欠かせない女児が集まっていた。

ひなあられなどを年長の子からもらって喜ぶ年少の子たち。

ここ毛原も少子化に集まることなく、構造改善センターの前に用意した御供。

それをもらいにくる。

詳しく聞こうとした家族さんも家に戻ったようだ。

少子の今は細々と続けている、という毛原のひな祭り。

あらためて再訪したいが、次はないような口ぶりだった。

行事は、午後4時からはじまるとわかって、一旦は毛原を離れて隣村の下笠間に向かう。

笠間川にかかりそうな桜樹が見えた下笠間の取材先も、また午後とわかって近場の針テラス辺りでお昼を摂って、再びやってきた毛原。

早めに着いて、代表のN区長に取材許可もらい。

神事ごとに祝詞を奏上される村神主。

この年は、ホンカン(本音)を務めるSさんにも取材許可をいただいた。

特に、ホンカン(本音)を務めるSさんは、つい先ほどまで出先だった。

出先とは、本日行事の八阪神社の神武さんの籠り・桃の節句。

これより八阪神社での神事がはじめる。

ただ、その前にホンカン(本音)とジカン(次音)は、境外末社の2社に御供上げに参拝しなくてはならない。

その仕組みは、平成28年6月5日に行われた端午の節句行事であった。

先に参拝する2社は、山の中に鎮座する琴平神社に、ここ八阪神社から、谷筋ひとつ越えた毛原廃寺内に鎮座する稲荷神社だ。



その2社を廻って、今やっと到着したホンカン(本音)とジカン(次音)。

早速、本社と遥拝所の神武さんそれぞれに供える。

午後3時半ころに、向かった2社参拝。

本社神事より先に行われる2社参拝。

ミナライのジカン(次音)が御供あげ、禊詞を唱えていた。

そして、御供を下げた2社参拝。

こうして本社に戻ってきたのだ。

ホンカン(本音)とミナライのジカン(次音)は、御供上げ。



それとほぼ同時に、参拝される毛原の氏子たち。

本社は、階段下から参拝。



場を移して神武さんも参拝する。

その間に撮らせてもらった遥拝所の神武さんの御供上げ。

お神酒に水と塩。

洗い米が大皿のカワラケに盛る。

丸ごと林檎に、同じく丸ごと大きいままのキャベツ。

そして今日の神饌御供に大切な桃の節句の蓬餅。

二段重ね蓬餅は、前述したようにかつてはひし形に成型していた蓬餅だった。

桃の節句だけに、枝付きの桃の花。



開いた桃の花が美しい。

この桃の節句の御供を見たくてやってきた毛原の伝統行事。

神事がはじまる直前に整えた生鯛。

生鯛だけに、最後にのせるという。

そして午後4時より始まった神武さんの神事。

この年が担当の村神主。

ホンカン(本音)を担うSさん一人が社殿に登り、祓詞ならびに祝詞を奏上される。



その間の氏子たちは、社殿下の境内後方に横並びの一般参拝。

立ち姿で参列していた。

平成28年10月22日に行われた毛原の宵宮取材。

そのときと同じ、境内に並んだ立ち姿の参拝のあり方である。

神事を終えたら御供下げ。

氏子らもそろって御供下げ。

段取りが調えば直会(なおらい)。

いつもと同じ、社務所で接待するお神酒注ぎ。

黄色いコウコを肴にお神酒を口にする。



しばらくは、その場で寛ぐ談笑に繋がる輪。

短時間に終えた神武さんの行事。

一旦は解散し、再び参集する午後6時よりはじまる座の儀式。

社務所内に用意された席に就く神武さんの籠り。

今年も生憎、コロナ禍によって三密を避けて中止の決断。

再開の見込みは誰も答えの出ないコロナ禍対策。

今日は、そのような状況であるが、9月に行われる「御石洗い(ごいしあらい)」の年中行事。

実施の予定など、ホンカンにミナライのジカンらが話してくれた。

社殿周りに敷いている御石を綺麗に洗う作業がある。

神社に敷いた御石は、水で洗う。

かつては、笠間川まで運んだ御石を清流の川水に戻しって綺麗に洗ってした。

御石を運ぶ道具はモッコ。

石だけに相当な重さになる。

二人がかりで支えたモッコ運びは重労働。

川から神社。神社から川へ往復運び。

が、負担削減に、現在はモッコで運ぶことなく消防用ホースの力を借りる強力な水圧で御石を洗う。

本社の他、洗う場を整備したという琴平神社に、稲荷神社の御石も洗う「御石洗い」。

午後4時からは、例祭と同じように、氏子たちの一般参拝で神事を終える、と放してくれた。

そのときもまた、取材に寄せてもらうことにした。

(R3. 4. 3  EOS7D/SB805SH撮影)

マルちゃんのごっつ盛り油そば

2023年04月23日 07時34分39秒 | あれこれインスタント
昼めしはカップ麺にしたいと家人から申し出を受けて気が少しラクになる。

我が家のカップ麵が増えつつあるとき、お声がかかるとつい喜んでいる私が居る。

食べてみたい商品が、お店に並ぶとワクワクする。

食べたいから、つい買い置きしたくなるカップ麵。

さて、本日の商品は東洋水産が販売するマルちゃんのごっつ盛り油そば

スーパーサンデイに99円で売っていた特売のカップ麵。

賞味期限は、まだ先の7月。

十分、日持ちするのだが、油そばを選んだ。

油そばの味の決め手は、香味油で決まる。

それもまったりした、コクのある油。

ぎとぎと油でないと、油そばではない。

私はそう思っているが・・・。

もう一つは味そのものを決めるタレ醤油だ。

コクのあるコッテリうま味醤油。

本来なら太麵、といきたいところだが、乾燥カップ麺では、つくりあげはちと難しい、と思う。



さて、マルちゃんのごっつ盛り油そばの味はどうなのか。

乾燥かやくを入れ、熱々のお湯に浸けること3分間。

湯切りしてから液体ソースをかける。



かやくはキャベツだけの油そば。

液体ソースの香りは醤油であるが、油の香りはない。

インパクトの薄い油そば。

できる限り麺に絡ませて混ぜ込んだが、白っぽい部分は多々ある。

液体ソースの量は多くなく、カップ底にも溜まっていない。

これは厳しい判定を下さざるを得ない。

パッケージ表記に「にんにくとごま油を利かせたクセになる味わい」とあるが・・・。

にんにく・・??。

ごま油・・??。

クセも味わいも何もあったもんじゃない。



麺は大盛りの130gの割りに、液体ソースがまったく足りていない。

そもそも麺が液体ソースと絡んでくれない。

なんとも、ぼやかざるを得ない。

試し買いに2箱ある。

もう1箱は、味替えしたいが、さてどうするか。

こういう場合は黒亭の焦がしにんにく・黒マー油をぶっかけてみるか!。

(R3. 4. 3、14 SB805SH撮影)

魚輝水産鮪船天理店の昼の寿司ランチが旨い

2023年04月22日 08時34分49秒 | 食事が主な周辺をお散歩
大阪・住之江の用事を済ませた時間は、午前10時40分。

予定よりもずいぶん早くに終わった作業。

お昼の食事はどこにするか、といえば、大阪市内の店には、よう入らん、というかーさん。

ラーメンと云えば、かーさんは、必ず大阪ふくちぁんラーメンを推奨する。

まろやか醤油味のラーメンがお気に入りであるが、他店舗の醤油ラーメンは、だだ辛いから、と云って入店は憚る。

さて、どこの食事処を考えるべきか。

大阪の「まん延防止等重点措置」は、4月5日に発出した。

それからのニュースと云えば、防止対策実施状況を伝えるばかり・・・。

数日前からの報道は、売り切れ続出、製造のひっ迫度合いが増した、という食事処の遮蔽板だ。

何故に今頃、なんだ。

疑問そのものの、現在のひっ迫。

昨年3月―4月の際の「非常事態宣言」のころの食事処は、いったい何をしたんだ。

ラーメン屋も、めし屋も、回転寿司店も、みなが手掛けたのは、カウンター席だけだ。

例えば、4人、5人がまとまって同じ席での食事場は、何もせず、旧来通りの状態でお客さんを迎えていた。

その状態に、正直苦々しく思っていた。

それが今頃になって・・。

焦って設営しはじめた食事処。

例えば、私が食事したお好み焼き・鉄板焼きの店は、背もたれの高さがある、元々の設計上から遮蔽板を設置しているような場だった。

コロナ禍になる前からしていた背丈のある背もたれは、他のお客さんの視線が入らないように工夫していたのだ。

これらは、ボックス席と呼んでいいのだろう。

通路に面したコの字型のボックス席である。

さらに工夫していたのは、魚輝水産の高井田店だった。

元々の設計であるボックス席はコの字型。

通路は、お客さんも通るし、配膳する店員さんも。

人が動く通路側に遮蔽。

その発想は凄いと思った高井田店。

なんと通路側、両面ともビニールシートで全面を覆ったのである。

一枚もんなら入出入りは難儀するから、暖簾のようにスリットを入れたビニールカーテンである。

素晴らしいコロナ対策の取り組みに拍手を送ったほどだ。

同店舗は、大阪府が推奨する「大阪コロナ追跡」システムの参加、協力を、お客さんにお願いしていた。

その高井田店は、どうや、といえば、大阪でなく、未だに「まん延防止等重点措置」発出の動きがない奈良の魚輝で食事をしたいという。

たしかにそうだ、と頷くが、天理店は同じシステムは採り入れてない。

ただ、魚輝系列チェーンなら、そこそこの対策を講じているだろう、と思って車を走らせた。

魚輝水産鮪船天理店(※天理魚輝鮪船はコロナ禍に令和4年1月17日より休業してきたが、同年の7月31日を最後に閉店)に着いた時間は、正午前の午前11時50分。

駐車場に5台の車が停まっていた。

入店受付システムに登録しようとしたら店員さんが呼び止めた。

今なら、十分にどこも空いています、と伝えつつ、手は消毒してくださいね、と優しく・・

さぁ、案内かと思えば、違った。

店員さんの手には体温計測機。

額に計測器を近くまで寄せて・・・OKです、と。

コロナ禍になってからの食事処で初めて体験する体温計測。

病院、診療所、クリニックに歯科医院なら当たり前の対策が、ここ、魚輝水産鮪船天理店での体験。さすがっす、と思わず声が出た。

メニュー選びにかーさんは、旬の天ぷら寿司ランチ。

税込み価格の1100円。

にぎり寿司が10種に4品の野菜天ぷら。

汁椀は、魚のアラから麩に替わった赤だし汁。

椀が大きいのが魚輝の特徴。

私が選んだ昼ランチは、うどんが美味しい979円の日替わりうどん定食。



にぎり寿司が8貫もある。

注文は、店員さんに頼むのではなく、タブレット端末にタッチ。

以前、入店した際の体験があるから、即タッチできる。

注意するのは個数だ。

前回は、なんと大失敗。

海鮮丼を、なんと2杯も頼んでしまった。

数値は1個と思っていたのに、よく見れば2個になっていたなんて・・。

さすがに今回は失敗せずに、何度も個数を確かめる癖がついた。

ところがなんと、日替わりうどん定食は売り切れ表示。

そんなあほな。

正午前に入店して売り切れはあり得ない。

そこは諦めて、選んだメニューは、869円の日替わり10貫寿司ランチ。

かーさんが、選んだ旬の天ぷら寿司ランチも10貫にぎり。

値段の差は、天ぷらのある、なしだ。

どちらも、赤だし汁がついている。

選んだ基準は、とにかく飯なしだ。

にぎりの酢飯は、必要だが、ご飯は、遠慮。

漁師丼串カツ定食の丼も飯である。

漁師丼に盛った海鮮は、むちゃ旨いが、飯なら・・。

酢飯でなくて、飯。

飯なら喉は通りにくく、すっとお腹に入っていかないのが理由である。

注文してから10分後。



大漁示す米俵を積んだお船を先頭に運んできた日替わり10貫寿司ランチ。

滑らない、落ちない程度の速度で運ぶ直線の特急レーンに乗って船着した。

向こうの席との空間を確保する特急レーン。

座る位置は透明遮蔽板を設置。

レーンの幅も広く、息がかからないようにしているが、できるならこれも遮蔽板を設けてほしい。

その遮蔽板は、手で動かせるスライドドアのような簡単な装置。

DIYが得意な人なら製作できる。

そうすることによって隣席との拡散防止が、より完全なものになるであろう。

是非とも検討をお願いしたいものだ。



運ばれた膳を席テーブルに移したら、赤ボタンを押し、調理場に戻す。

撮った日替わり10貫寿司ランチの寿司ネタが旨そう。



見た目からして、やや厚めの寿司ネタ。

さて、さて、どれからよばれようか。

右上に大ぶりサーモン。

とろっとろのサーモンに酔う。



レモン、大葉で見えないが、食べたソレはいか。

縦、横に裏面まで包丁をいれているいか。すごく食べやすい。

その左はまぐろだな。

1段下がった右端は、本まぐろのトロだろうな。

左に皮付きキンメダイ。

皮に炙りを入れたキンメダイが旨いんだ。

その左に大ぶりの赤貝。

久しぶりに味わう赤貝はコリコリ。

その左の魚は食感が柔らかい。

食べてわからなかったうま味のある魚。

いったいなんだろう。

一番下の列の右端は炙りカツオかな。

戻りカツオが単品にあるから、それかな。

いやいや違った。

これは天然ぶり。

とろっとした食感に脂ののった天然ぶり。

いやもうこれって最高のネタ味。

その左は、やや甘の玉子焼き。

〆に食べた天然つぶ貝。

コリコリ感が新鮮でたまらんなぁ。

日替わり10貫寿司ランチの配膳から、遅れること4分待ち。

4種の天ぷらが揚がったおうで、またまた運ばれしの大漁船が稼働した。

10貫にぎりがメインの旬の天ぷら寿司ランチ。



10貫ネタは、チラシによればまぐろ、サーモン、たい、いか、戻りかつおのたたき、本まぐろのとろ、生赤えび、天然ぶり、生たこに旬の魚。

時季、或いは水揚げの関係で替わる一品なんだが、照明のせいか、色具合はもひとつ。

だが、食べているかーさんの評価は高い方。

あちこち食べに行っているわけではないが、口が味わった同じ意見。

さんきゅう柏木店の寿司ネタがトップ。

2番手に、ここ魚輝水産鮪船天理店。

3番手に就いたのが、かっぱ寿司柏木店

ネタの大きさ、厚み、旨味、新鮮さなどを考慮に評価した結果である。

人によって異なる結果は出るかもしれないが、我が家が選んだコストパフォーマンス性が有益な3店舗ですから・・・。

旬の天ぷらは4種。

特大しいたけに、長尺のアスパラガス、新たまねぎ、筍。

さて、お味は、かーさんの舌、口評価。新たまも旬といえば、旬かもしれないが、筍でしょう。

特大しいたけは、お腹が膨れるほどの大きさ。

旨かったようだ。

アスパラガスは食べきるまでいかず。

残した1/4。

下部の芯が固い、という。



私も口にしたアスパラガスの芯。

食感は固いし、天つゆが染みない。

タブレットでみたアスパラガスは、ちょっと成長しすぎた感がわかる。

食べ残したのはもう一つある。

新たまねぎである。

食べたらわかる、といって残り部分を、口にしたら、これ、新たまとちゃうやん。

我が家で、今年も思う存分食べ尽くした葉たまねぎがある。

これこそ新たまである。

新たまなら、もっと柔らかく、溶けていきそうな食感。

しかも、甘い。

それがまったくなく、苦みさえ感じる。

野菜もんの仕入れ先を知りたいもんだ、と思った。

さて、である。

ランチ食を堪能したのにも関わらず、物足りなさを感じた。

タブレットをくって、探した追加注文。

まずは、220円売りの2個入り鶏の唐揚げ。

そうそう、魚輝は、そもそも串揚げから出発した食事処じゃなかったっけ。



探してあった1本串揚げが110円の島根産タラの芽と戻りかつおにんにくポン酢。

それぞれを注文したら、一つずつ配膳が動いた。

かーさんに食べるかい、と聞いてみたものの、反応はない。

お腹がいっぱいになったようだ。



じゃぁ、と食べた一口目は、たっぷりのマヨネーズにつけて食べたから揚げ。

カリカリ感がすんごい。

強烈な固さにガツンをくる。

味はまぁまぁだが、鶏肉はジューシー。

見た目は小さく見えるが、量は多い。

食べきるのに何口、噛んだことだろうか。

レモンを添えた野菜サラダ。

さっぱりしたサラダドレッシングとともに食べた野菜が、美味い。

サニーレタスにシャキシャキ感のサラダみず菜が旨い。

次の登場に、えっと思った1本串。

正体が見えないこれがタラの芽の串揚げ。

塩もかけずに食べたタラの芽串であるが、タラの芽はやはり天ぷらがいいわい。

何よりも美味かったのが、キャベツ。

特製ソースをかけて食べたキャベツが甘い。

シャキシャキというよりもザクザク感をもつキャベツが甘い味。

喰いものの〆は、戻りかつおにんにくポン酢。



戻りかつおの原型がわかり難い。

思わず、どれがかつおやねんと云いたい。

白いのんがにんにく。

細かく切ったにんにくは生にんにく。

これをポン酢につけて食べるのだが・・。

つかってくれなーい、のはともかく、旨い。

意外性を放った戻りかつおにんにくポン酢。

別に串揚げでなくとも・・えーのんちゃう。

さて、昼ランチにつくサービスドリンク。



このあり方も、昔から馴染のある魚輝システムに、アイスコーヒーとカルピスソーダをタブレットでなく、店員さんコールで注文した。



以上の料理で〆た会計は、税込み2409円。



一人で来店してもそれくらいの支払いの安心会計に次回は、おふくろも誘いたい。

ただ、おふくろが食べる一品は限りがある。

どんなのがあるのか、一通りタブレットをくった結果、以下のネタが候補に揚がった。

タラの芽、戻りかつおにんにくポン酢は、本日食べたネタ。

まぐろ、赤エビ、赤貝、やりいかゲソ、やりいか炙り、ふっくら海老、葱まぐろ軍艦、天然つぶ貝、生サーモンに苺アイスシャーベット、バニラアイスはあるが、一杯が220円のかけうどんが復活するまで待たんとあかんな。

私が選んだ私が食べたいメニューは、野菜たっぷり海鮮固焼きそば、難波の肉吸い豆腐。

自家製牛すじ煮込み、牛タン鉄板焼き、牛バラホルモンミックス鉄板焼きに、かつて何杯も食べたことがあるかすうどんに尽きる。

が、これらメニューは、定番もあるが、この年の4月のおすすめ。

時季が替われば、またお薦めも違ったものになるだろう。

(R3. 4.12 SB805SH撮影)

下笠間から染田間にかけて見つけたアケビは五葉アケビ

2023年04月21日 08時24分11秒 | 自然観察会(番外編)
山添村・毛原の行事に、宇陀市室生下笠間の桜風情にお家で作って食べるヨモギ餅を拝見していた。

おまけに笠間川に自然に生えているコゴミまで拝見した帰り道。

コンクリート垣から垂れている白い花。

この時季でないと見つからない。

滅多に遭遇することのないアケビの花。

道路脇に車を停めて一時停車。

下から眺めるアケビの花が美しい。

それから3日後。

知人の風景写真家・YさんがアップしたFBのコメント。

写真付きのその記事が「ツツジとアケビ」。「山添村毛原の智龍公園へ残り桜🌸を撮影に昨日出かけました。山桜🌸を撮影しながら山を赤く染める三つ葉つつじに、そして三つ葉アケビが至るところで咲いていました」。

智龍公園は、大字毛原にある歴史を刻む村が整備した公園である。

場所は、存じているが、そこへは下ったことがない。

Yさんが撮っていた毛原に、私は民俗行事の取材。

同一日の毛原滞在だが、場所も時間帯も違ったようだ。

すれ違い遭遇はともかく、Yさんが伝えてくれたアケビは「三つ葉アケビ」。

アケビにも三葉と五葉の類があったとは・・

初めて知った五葉アケビ。

撮っていた写真を見て再確認。

なるほど・・・

ちなみに、三葉と五葉アケビの違いを紹介していたブログによれば、三葉アケビであれば、実は食べられるようだ。

(R3. 4. 3 SB805SH撮影)