マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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すだれ越しのまゆみ七変化

2024年01月31日 08時01分03秒 | 我が家の花
夕刻の時間がそろそろやってくる。

パソコン作業の手を止めてしばらく見ていたすだれの向こう。

毎年に入れ替えることもなく、長年にわたって西日を避けてくれる北庭のすだれ。

涼やかな風が吹き抜ける。

そのときおりに揺れるすだれ。

まるでカメラのシャッターをワンショット、ワンショットと思って映像を遺そう。

そのすだれの向こうに見える樹木はまゆみ。



すだれ越しに見えるまゆみが、風とともに戯れるように変化する。

昨年は、実成り。

赤い実を魅せて
くれた。

その年の初夏。5月はじめに咲いたまゆみの花は小さく、小さく咲いた小粒の白さに薄緑色

可憐といえば、そう思うまゆみの花。

ぐぐったネットあった花色の七変化

秋のころに見るまゆみは、黄色から桃色、橙に熟した朱の色に変化するそうだが・・・



風に揺れるすだれ越しに見ていた動きは、まさに開閉作動のすだれ式シャッター。



微妙なその変化を見ていた私は、飽きることない寛ぎタイムを過ごしていた。

(R3.10.17 SB805SH 撮影)

今年も咲いてくれた台湾ホトトギス

2024年01月03日 07時55分27秒 | 我が家の花
朝、出しなに見た玄関脇植えの台湾ホトトギス。

もらい物の台湾ホトトギスは、植えた翌年から成長著しく、増える、増える・・・

小さな庭にすごく繁殖する台湾ホトトギス。

最近は、おとなしくなり、縮小気味になった台湾ホトトギス。

西洋ホトトギスのタイワンホトトギス。

台湾に生息していたから台湾ホトトギス。

日本では、沖縄・西表島に繁殖しているそうだ。

日本固有植物のホトトギスとの違いは明瞭。

そのニホンホトトギスと、このタイワンホトトギスとお交雑種が、世に溢れている。

市場に売り出されている「ホトトギス」は、この交雑種の”タイワンホトトギス”なんだが、品名は、なぜか「ホトトギス」。

つまり、この偽り品の交雑種”タイワンホトトギス”が、「ホトトギス」の名で売られているから困ったもんだ。

これって、日本固有の「ホトトギス」でなく、交雑種”タイワンホトトギス”ですね、と伝えたら、そんなことないです、ちゃんと「ホトトギス」と書いてあるから、「ホトトギス」でしょ、と怒る花の愛好者。

見比べてくれたらわかる、一目瞭然。



大きな違いは、”タイワンホトトギス”は枝が分岐し、それぞれに花芽が付くから、景観的にも受けやすい花。

一方、在来の日本固有の「ホトトギス」は、山路、麓などに見られる野にひっそり自生している山野草

自然な世界に生息する「ホトトギス」。

山地に見つけても、決して持ち帰らないように・・・

(R3.10. 5 SB805SH 撮影)

北庭に咲いた大輪花の芙蓉は復活したのか、それとも見納めなのか・・

2023年12月26日 08時19分56秒 | 我が家の花
数年間に亘って、自然体に生息したアラゲキクラゲ。

北庭に植えていた芙蓉は、毎年に花を咲かせていた

やがて成長が停まったのか、木を食べ尽くす虫の仕業なのか・・・それとも、自然に任せて朽ちたのか、原因はわからないが、倒木に至った。

へぇ、そこに着生しとるんはナニ?

その正体はキクラゲ。

特徴から判断したそれは毒ではなく、食べられるアラゲキクラゲだと、わかった。

採取したアラゲキクラゲは、きれいに水洗い、付着していたゴミなども取り去る。

調理はいろいろ。塩、胡椒の下味つけ。

レトルトパウチ食品などにある調味料などで、お好みの味に仕立てていただく

中華料理店さんでも使っているアラゲキクラゲ。

昨今は、自家栽培から発展し、営業している事業所も多くなった。

数年、我が家に自生したアラゲキクラゲ。

我が家の食卓にのぼった美味しい料理に感謝。

ところが、今年の梅雨時を過ぎても、生えてくる気配さえ感じない。

その倒木した芙蓉に新芽がついた。

枝は伸びて葉も付けた芙蓉に蕾がちらほら。



あれまぁ、なんと芙蓉に花が咲いた。

しかーし、である。



朽ちたところは、さらに朽ちる状況に、咲いたとしても今年限りだろう。

そうあれば、これも記録と思ってシャッターを押した。

(R3. 9.19、24 SB805SH 撮影)

落下花のランタナ・カマラを背景にサフランモドキ一輪

2023年10月26日 07時24分24秒 | 我が家の花
雨上がりにヒグラシ、アブラゼミが鳴く今日このごろ。

突然に降る雨は、ネットで動きを見ながら家を出なきゃならんが、近場であれば、そんなことは無用。

買物済ませて戻ってきた北庭に、今年は3度も咲いたサフランモドキ。

ずっと開いていることなく、一日、二日で萎むサフランモドキ一輪花。

雨後にバックを添えたかった落下花のランタナ・カマラ。

サフランモドキもまたつぼみがひとつ。

しばらくは愉しめそうだ。

(R3. 8.18  EOS7D撮影)

早起き雫に輝くアガパンサス

2023年07月10日 07時54分13秒 | 我が家の花
目が覚めたら、まずは体重計測。

次に血圧計測に心拍数。

そして昨年からは介護の関係から体温計も加わった日々の体調管理。

それからおもむろに動いて新聞取り。

ふっと気がついた朝の輝き。

昨夜は、雷もなるわ、強い風が吹き荒れ、大粒の雨が、屋根や壁にバチバチ・・。



朝になったら、防風だったことはすっかり忘れていたが、鉢植えのアガパンサスの雨雫に目が釘づけ。



今年は11本も一気に咲いてくれたアガパンサス。



どれにしようか、迷っている間に刻々と変化する朝の輝き。



4分間の撮りどきを愉しんでいた。

(R3. 6.14 EOS7D撮影)

酸性土壌に咲くピンク色の紫陽花

2023年06月29日 07時14分42秒 | 我が家の花
5月23日、早くも田植えが始まった地元大和郡山。

富雄川の西に拡がる田園地に数台の田植え機が動き出した。

それから一週間後の30日。

真夜中の午前2時ころだ。

用を足した洗面所の外からで聞こえてくるグアグア・・・。

その数、むちゃくちゃ多い。

田んぼに水が入ったから鳴きだしたそのグアグアの正体は・・

さらに、1週間後の6月3日。

午後4時半から6時半ころにかけて、聞こえてきた北庭にいる何かがギャーギャッギャッギャッギャッギャッ・・。

鳴き声の正体は、野鳥それとも・・・

ネットで調べた音声データから判明した、それは間違いなく、ニホンアマガエル

近畿地方は、5月16日に梅雨入りしてからようやく見ごろになった前庭の紫陽花。

介護の送迎車を見送ってから撮っていたピンク色の紫陽花。

咲きだしてもう何年になるだろうか。

ちなみに気象庁の統計開始以来、最も早い梅雨入りは、例年より21日も早い記録的な梅雨入り!と報じていた。

逆方向から見た紫陽花を背景に撮った植物は、鑑賞用のランタナ・カマラ。



虹色花の七変化で知られるランタナ・カマラは、枝に棘がある。

剪定したいが、今は無理。

冬場になってからの剪定作業にがっつり刈り込むが、毎年のこの時期は、ぐんぐん伸びた棘の枝が通り道を狭くする。

(R3. 6. 4 EOS7D撮影)

雨上がりのときに、今年も古木についた荒毛木耳を食す②

2023年06月23日 08時26分11秒 | 我が家の花
8日に採取。

12日に味わった自家製荒毛木耳

自生する古木の一週間後の状況を見る。

ミニ、ミニサイズの荒毛木耳。

これ以上、大きくなるのか、ならないのか・・。

次の長雨に期待しつつ、待った。

16日に近畿地方は梅雨入り。

統計開始以来、最も早い梅雨入りは、例年より21日も早い記録的な梅雨入り!、だとニュースが報じていた。

その驚きよりも、北庭に自生する我が家の荒毛木耳の動向が気になる。

長雨になったら、まず出てくる、出てくる。

そうして、大きくなーれ、おおきくなーれ。



願いが叶った21日。

数は少ないが、こりゃもう採れどき。



今度こそ、今度こそ・・・・食べたい丸美屋のタッカルビに期待を込めて、丹念に水洗い。



細かいゴミも処理して、寝かした荒毛木耳。

寝かすこと4日間。

容器も水も替えた荒毛木耳。



冷蔵庫内にゆったりしてもらった、その姿は、変わりなく調理されて食卓にあがった。

えっ、思っていた丸美屋のタッカルビではないやん。

辛みのあるタッカルビは、95歳のおふくろの口に合わないと判断し、ごま油をひいて炒めた茄子、新玉ねぎ、椎茸、揚げ豆腐に自生荒毛木耳を添えたオリジナルな家庭料理。



味付けはオイスターソースにちょっとだけ醤油をさした。

見た目は旨そうに見えない炒めものであるが、味はしっかりしている。

肝心かなめの荒毛木耳は、前回同様にぷるぷる。

コリコリ食感が嬉しい自生もん。

引き続き降る雨に、びっしょり濡れた芙蓉の古木。



若葉が何枚も増えている。

花を咲かせるまではまだまだ期間があるが、荒毛木耳は、ちょこっと増殖していた・・・。

翌日の晩食。



食卓に並べた一品は、丸美屋のタッカルビをタレに仕立てた料理。

鶏肉にぶつ切りのニンジン、キャベツ、ピーマン。

ぱらぱら落とした市販のとろけるチーズを落として電子レンジでチン。



タッカルビは、家人たちが好まない辛みの味。

チーズがあるなら、なおさらあっちむいて、ほいっ。

ですが、後追いにのせたチーズタッカルビは、むちゃ旨い。

辛みが緩和されたのか、マイルド味になったチーズタッカルビ。



家人が、どうであれ、またアラゲキクラゲが食べられるなら、そうするな。

(R3. 5.17、21、25~27 SB805SH撮影)

ドクダミ草占領地にひょろひょろ伸びたノビルまでも

2023年06月22日 08時29分38秒 | 我が家の花
おやぁ?。

またまた出没した新規の植物。

ひょろひょろ伸びてきたそれはノビル(※もしか、ハタケニラかも?しれないが・・)。



なんでノビルまでが・・・、と思った26日は大雨に打たれてぐったり。

横に倒れたノビルにつぼみがあったから、背中を押して立ち上げてやったら、2日目の今日。



つぼみが開きかけてきた。

救いの手を差し伸べたノビルくん

ぐんぐん伸びた、その背の高さは65cm。



10月半ばには花を咲かせるタイワンホトトギスと背比べするけど、ドクダミ草は、競争にのってこない。

(R3. 5.28 SB805SH/EOS7D撮影)

ドクダミ草占領地にピンクのカタバミも咲く

2023年06月16日 07時35分31秒 | 我が家の花
知人にもらった雪の下。

植えた翌年に早くも花咲乱舞と思ったくらいの満開度には、びっくりしたものだ。

そのときの状態は、撮影し、ブログに載せていた。

今から、5年前の平成28年5月17日の映像を観て、そりゃ凄かったと・・。

玄関口横の僅かな空間が、ドクダミ草が侵略するとはまさかの出来事。

あれよ、あれよ、という間に、拡がったドクダミ草。



気がついたときは、もう遅し。

顧みた玄関口横の場は、これっぽちもないドクダミ草。

いったいどこからやってきたのか。

雪の下は、隅っこに追いやられて・・・。

おまけに鉢植えから地植えに替えたカラーも、幅がひろぉなってな・・。



圧倒的に占領するドクダミ草。

手を焼くとこまではいってないが、カラーも・・。

時季が移れば、カラーは、いずれ季節の幕を閉じるが、そのうちに目立ってくるのがミズヒキにタイワンホトトギス。

現時点では、葉っぱばかりだが・・。

ふと、目を落とした先に、カラー色の小さな花が・・。



ピンクのカタバミまでもが居座るようになっていた。

このカタバミもどこやらからか、飛んできたもの。



そんなに小さくならんでも、えーから、と思って、カメラ替えして撮ったら、まぁまぁ、えーやん!!❣

(H28. 5.17 EOS40D撮影)
(R3. 5.23 SB805SH撮影)

雨上がりのときに・・ドクダミ草は、薬苦し

2023年06月10日 08時05分02秒 | 我が家の花
雪の下の周りはドクダミ草が占領しつつある玄関口横の僅かな空間。

早くも咲き出したホワイト・カラーもあれば、もうすぐほわっと咲くピンク花のフランネル草も。

おまけにビズヒキにタイワンホトトギスもある狭地が、賑やかな上にガチャガチャ植わっとる。

葉っぱばかりが伸びるそれこそ名も知らない雑草までも。



元々は紫陽花を植えていた空間だったが、にぎやかさもまた良しとしよう。

かつて送迎していた患者さんが、教えてくれた十薬(じゅうやく)

それがドクダミ草だったとは・・知らずにいた60年間。

大量に生えるドクダミ草を干している家があった。

拝見したお家は京都府精華町の祝園。



作業小屋の軒先に干していた大量のドクダミ草はドクダミ茶にして飲んでいる、と話してくれた。

現代は、ハーブとして香草利用にも広がったドクダミ草効果にも役立っている

(R3. 5.17 EOS7D撮影)
(R1. 6.16 EOS7D撮影)