ライブに行ったので盛り上がり気味!なので、今入手できそうな主なCDをレビューしちゃいます。
は個人的な気に入り度を表します。
ではスタート・・・
1 GOLDFISH PIE
最初のフルアルバムです。
初々しい初期衝動につらぬかれた、キュートでエロティックでポップな1枚。
強気だったり弱気だったり、陽気になったりしみじみしたり、
万華鏡のようにいろいろな姿をみせてくれます。
「スクーター」「恋の沈没飛行機」「睡蓮」が好きです。
2 Chelsea Girl
2枚目のアルバム。キュートガールポップでなんとかブレイクさせたいという、
制作側の意図がちょっと勝ちすぎな気もします。
プロデューサやライター陣に渡辺善太郎や朝本浩文を迎えるなど、力入れた感じがします。
内容はかなり女の子向けという気がします。
白いレースにくるまれたジャケ写と盤面デザインが象徴的です。
3 BROKEN SEWING MACHINE
傑作コンセプトアルバム!
恋を巡る喜怒哀楽を、清濁併せ飲む気概をもって、キュートに歌い上げます。
名曲多し!詳しくは過去記事見てね↓
BROKEN SEWING MACHINE
4 Gyan-Gyan
ちょっとアンビバレンツな作品。3つの性格を持つアルバムだと思う。
その1:前作までの喜怒哀楽路線をもった曲たち(「happy song」とか)
その2:当時MISIAへの曲提供で大ヒットの佐々木潤をプロデュース陣に迎え、
R&Bぽい要素もとりいれたブレイクねらいの性格(「目に見えないもの」)
その3:そしてそれ以上に、ガールポップの枠を乗り越えてゆく瞬間を記録したような、
新しい方向を示したいくつかの曲が入っていること→これ重要!
(「Attends」「赤い星」「サンフラワーの歌」とか)
このアルバムで、広いリスナーに訴えるソングライティングができることが示されたんじゃないかなと思います。
でもその一方で、自分の指向する方向に自覚的に進んでいこうという意志も強く表現されているようにも思うのです。
5 SWING
SWING猫沢エミ, 佐々木潤コロムビアミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
これはシングルです。前作のブレイク狙い路線で打って出たものです。PVもありましたね。
いい曲です。
これでもう前途洋々にも思えましたが・・・猫沢さんはあくまで自分の道を行くのです。
6 GENTIANE
これはベストアルバムです。
特筆すべきはアルバムにはない「Attends」のフレンチバージョンが入っているくらいでしょうか。
7 cafe tu ronronnes
猫沢さんはブレイク路線を歩まず、インディペンデント・レーベルから、このアルバムを出します。
フレンチカルチャーの影響、憧れと疎外の混ざったような、切なく楽しいアルバムです。
歌詞もフランス語が主体。サウンドもとってもあんにゅい~なものです。
ガールポップのファンだった人にはビックリのアルバムだったかもしれません。
けれど、このアルバムで猫沢さんの本当にやりたかったことを納得できたファンも多かったのではないでしょうか。
このころ?猫沢さんはパリに居を構えます。
番外編 クローカ
クローカSunaga`t Experienceカッティング・エッジこのアイテムの詳細を見る |
番外編ですが、猫沢さんが参加している、須永辰緒のプロジェクトSunaga tExperienceのアルバム。
全編心地いいアルバムですが、その後猫沢さんの重要なレパートリーとなる2曲が入っています。
うち1曲はいとうせいこう作詞の「かすかなしるし」。
大変にいい曲ですが、私はもう1曲のc'est vous sur le pontをさらに押します。
・他にもシングルや、MOMUSさんとのコラボ「MUSH CAT」などがあります。
・BROKEN SEWING MACHINEまでのアルバムは廃盤のようです(T T)中古での購入はできそうです。
・興味がある方はぜひ、このページ経由で買ってください(^^;)
おしまい。
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