Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ディックとかレムとかの文庫版が。。

2015-03-17 02:17:22 | book
SF作家フィリップ・K・ディック
大好きだという割に小説の内容がしっかり頭に入っていないので
読み返すとその都度新鮮なワタシなんでございますが、
やっぱり好きだなあディック

で最近ハヤカワから文庫で新訳などで刊行されているので
再びみたびディックブームがくるかも?

ヴァリス3部作のうち、『ヴァリス』と『聖なる侵入』が新訳で刊行されています。
今のうちに入手しておかないとまたすぐ入手困難になってしまうのでしょうか。。

ヴァリス〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
クリエーター情報なし
早川書房


聖なる侵入〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
フィリップ・K. ディック
早川書房


次の『ティモシー・アーチャーの転生』も待ち遠しい。。

と思ってたら前触れなくいきなりなぜか『ザップ・ガン』が発売されたので驚いたり。
こちらは新訳ではないようです。
『ヴァリス』とはまたかわってこてこてのB級感あふれる珍作です。

ザップ・ガン (ハヤカワ文庫SF)
フィリップ・K・ディック
早川書房



ということで久方ぶりにディック祭りをしているわけですが、
そうやって油断している間に、
やはりハヤカワ文庫SFから、あろうことかスタニスワフ・レムの超名作『ソラリス』が出るという話です!

ハヤカワからはすでに同小説『ソラリスの陽のもとに』が出てるじゃんかよということですが、
新しく出る『ソラリス』は、ポーランド語の原書からの翻訳でして、
『~陽のもとに』は実はロシア語版からの重訳で相当箇所省略がある版だったのです。

そしてこの新訳版は、すでに国書刊行会から単行本として出ているのですが
それがまさかの文庫化というわけですね。
いやーおどろいた。

発売は4月ということです。
まだアマゾンにはでてませんね(3月16日現在)


個人的には国書刊行会の単行本の存在感とデザインが好きなので
こちらもおススメしちゃいます↓

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)
スタニスワフ レム
国書刊行会


ついでに旧来版はこちら↓

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)
スタニスワフ・レム
早川書房



ということで、本に関しては次から次に散財のネタが降ってくるのです。
コメント
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