Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ユジャ・ワンのラフマニノフピアノ協奏曲第3番ほか出ましたねー

2013-10-25 03:00:22 | music
Piano Concerto No.3/Prokofiev: Piano Concerto No.2
R. Rachmaninov
Deutsche Grammophon

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック


ユジャ・ワン+ドゥダメル+シモン・ボリバル・シンフォニー・オーケストラの待望の新譜ですね。
いまのところ輸入盤で手に入ります。
国内盤はたぶん12月になってから。

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」と
プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番」が収録されてます。

ラフマニノフもプロコフィエフも、ユジャらしく
乱れのないリズムと軽めの音での疾走感がふんだんに発揮されています。

もちろん巨匠色はなく、聴きようによっては軽すぎるのかもしれません。

が意外に?というか旧譜のラフマニノフ第2番でも明らかではあったんですが、
第2楽章の弱音での歌いかたにはなかなかのリリシズムがありまして
間違いなくそこでは異国へ、ロシアへ、中国へ、南米へ、連れて行ってくれるのであります。

この異国感が確実に聞き取れれば、ワタシ的な演奏の評価は◯です。
あまあまです。
ワタシが得るものがあればどんな演奏でもいいのです。

演奏は聴いていただく以外ないのですが、
特筆すべきは演奏終了後のお客さんの反応ではないでしょうか。
南米魂炸裂の声援は、日本のお行儀のいい聴衆からは発し得ないものがあります。
すごいなあベネズエラ。

あとこのジャケットのアートワークはどんなもんだいねん
変なの~と思いつつ、まあ変なのがあってもいいかなと。


ヘビロテ中。


コメント
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