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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■挫折という恵み /山中直義

2010年11月13日 | Weblog
2010/11/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。

 挫折は大きな恵みとなる。旧約聖書ダニエル書4章は私たちにそのことを教えています。

 紀元前6世紀、当時世界のすべてを収めていたネブカデネザル王はある時、一つの夢を見ました。見ると地の中央に一つの木がありました。その木は成長し、非常に強くなり、その高さは天にその端は地の果てに届く程になったと言います。その葉は美しく、実も豊かで、すべての生き物はその恩恵に預かっていました。天に届かんばかりのその大木。それはネブカデネザル王自身を表していたと聖書は言います。しかし、その木に向かって天から次のようなことばがありました。

 「その木を切り倒し、枝を切り払え。その葉を振り落とし、実を投げ散らし、獣をその下から、鳥をその枝から追い払え。」 繁栄の絶頂にあったネブカデネザルが神様によって挫折を味わわされる。夢はそのことを告げていました。そして実際このネブカデネザル王はまさに夢が告げた通りの挫折を味わうことになりました。

 しかしその結果、彼は大切なことに気づかされたと聖書は言います。挫折を通して彼が気づかされたこと。それは真の神、いと高き神がすべてを統べ治めておられるということでした。神を抜きにしたままで繁栄するよりも大切なことがある。挫折を体験してでも知るべき大切なことがある。聖書はそう教えています。すべて統べ治めておられる真の神を知ること。その神の導きを受け入れ、神と共に歩むこと。それこそどんな繁栄よりも大切なことだと聖書は言います。

 あなたが体験しておられる挫折、それは意味のない失敗等ではありません。本当に大切なことに気づかされ本当に豊かで確かな歩みを始めるための大きな恵み。神様に目を向けることで、挫折を大きな恵みと変えていただきたいと思うのです。

 聖書のことば
 「心を尽くして主に拠り頼め。・・・主はあなたの道をまっすぐにされる。」 箴言3章5節、6節

      (PBA制作「世の光」2010.11.13放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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