2024/01/17放送/
「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週はマタイの福音書の7章から9章までをお話ししています。
山の上で人々に教えておられたイエスは山から下りて来られました。
今日は、そのときイエスがなさったみわざについてお話しします。
イエスは三人の人々のそれぞれの病気を癒されました。
一人目の人は、ツァラアトという重い皮膚病に冒されていました。ツァラアトになった人は穢れているとされて、町の外にいなければなりませんでした。そしてツァラアトが治ったら祭司に見せて、きよくなったことを宣言してもらって初めて、その人は社会復帰することができました。
ツァラアトに冒された人はイエスに向かってひれ伏し、「主よ、お心一つで私をきよくすることがおできになります」と言いました。
イエスは手を伸ばして彼に触り、「わたしの心だ。きよくなれ」と言われました。
するとすぐに彼のツァラアトはきよめられました。彼は日常生活に戻ることができました。
次の人は百人隊長のしもべです。中風で足が動かず寝込んでいました。
彼が動けないので、主人である百人隊長がイエスのところにやって来たのです。
この優しい百人隊長はイエスに、「主よ、あなた様を私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ただ、おことばを下さい。そうすれば私のしもべは癒やされます」と言いました。
イエスは彼の信仰をほめると、「行きなさい。あなたの信じたとおりになるように」と言われました。
するとちょうどそのとき、そのしもべは癒やされました。
彼らはローマ人でしたが、イエスは彼らの信仰を認めて癒しの奇跡をなさいました。
三人目、イエスは自分の弟子のペテロのお姑(しゅうとめ)さんを癒されました。
聖書は、これらの出来事が、旧約聖書イザヤ書の救い主キリストの預言のみことば「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った」の成就であると告げて、イエスこそ神が遣わされたキリストであることを教えています。
( PBA制作「世の光」 2024.1.17放送でのお話しより )
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