♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■瞳のように / 岩井基雄

2014年01月03日 | Weblog
世の光 2014/1/3 <
2014/1/3放送

 世の光の時間です。明けましておめでとうございます。岩井基雄です。新しい年も見るべきものをしっかりと見て向き合うことはとても重要ですね。そしてあなたを見つめてくれている存在にもぜひ心を向けていただきたいと願っています。

 今日1月3日は瞳の日だそうです。旧約聖書には「瞳のように」と言うような表現が幾つかありますが、その中のいくつかの聖書の箇所から学んでみましょう。

 「主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。 わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。
          旧約聖書 申命記32章10節、11節

 このことばは奴隷のような状態から助け出されたイスラエルの民が荒野の中での神の護りを詠ったものです。愛なる神様は人生の荒野の中にある私たちをご自身の瞳のように護り、力強い御翼に包んで導いてくださいます。

 激動の人生を生きたダビデも神にこう祈っています。
 「私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。
            詩篇17篇8節

 さらに預言者ゼカリヤは次のように表現しています。
 「万軍の主はこう仰せられる。
  『あなたがたに触れる者は、わたしのひとみに触れる者だ。』

    旧約聖書ゼカリヤ書2章8節

 瞳に触れられると激痛を感じますね。万軍の主は御自身の瞳を守るように、本当に大切に私たちをそしてあなたを敵や苦難から守ってくださるというです。

 それではそのように神から守られる私たちはどのように神様の前を歩む必要があるでしょうか。神は私たちにこう語っています。
 「わが子よ。私のことばを守り、私の命令をあなたのうちにたくわえよ。私の命令を守って、生きよ。私のおしえを、あなたのひとみのように守れ。
     旧約聖書 箴言7章1節、2節

 私たちは聖書で語られている神の命令や教えを自分の瞳のように大切に守らなければいけません。この新しい年、神様の愛の眼差しを受け取る私たちもまた、神を愛する眼差しをもって神に応答し、神の教えである聖書のことばに親しみ、そして心から神様に従うものとさせていただきましょう。

  (PBA制作「世の光」2014.1.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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