♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神からの慰めのひろがり / 岩井基雄

2013年01月25日 | Weblog
2013/1/25放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。すでに天に帰られたマザー・テレサさんを御存知の方も多いでしょうね。インドのカルカッタで「神の愛の宣教者会」を始め、病いや戦争で傷ついた不幸な人々の世話をし続けた彼女は愛の人・慰めの人と呼ばれるのに相応しいでした。彼女の本名はアグネス・ゴンジャ・ボヤジ。アルバニア人のお母さんと少数民族のアルメニア人のお父さんの間に3人兄弟の末っ子として生まれました。イスラム教徒の多いアルバニアで育ったのです。カトリックのクリスチャンで実業家でもあったお父さんがこのアルバニア独立運動の闘士としての死を迎えた後、12歳の時からの願いであったカルカッタに彼女は18歳の時に赴き、悲しみの中にいる人々に神様の愛と慰めを届け始めたのです。悲しみを知るアグネスは苦しみや痛みの中にいる人たち、死に瀕する人たちに献身的に仕え尽くしていったのです。彼女のその豊かな愛はどこから来たのでしょうか。どうして彼女は豊かな慰めを人々に届けることができたのでしょうか。新約聖書にこのようなことばがあります。

 「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。
 新約聖書 コリント第二の手紙 1章4節

 アグネスはお父さんの死の時も天の希望を持っていたお父さんの信仰から神様の慰めを受け取っていたのでしょうねえ。その慰めによって力を受けた彼女を神様は豊かに用いてくださり、神の愛と慰めを力強く届けさせてくださったのではないでしょうか。あなたが今どのような苦しみの中にいらっしゃったとしても、神様の愛はあなたを慰め、あなたをも慰めの器として豊かに用いてくださいます。あなたも神様のもとに来て、神様の力強い慰めを、希望を受け取りませんか? 先程の聖書の箇所をもう一度お読みします。
 「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。

(PBA制作「世の光」2013.1.25放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする