♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■朝ごとに新しい、主のあわれみ / 岩井基雄

2013年01月04日 | Weblog
2013/1/4放送

 世の光の時間です。明けましおめでとうございます。岩井基雄です。

 新しい年が始まりましたね。三が日を終え少しずつ通常の生活に戻る準備をされている方もいらっしゃるでしょうか。この新しい年も皆様とご一緒に聖書から神様の愛と真理を学びそして味わえることを心から感謝しています。どうぞ今年もよろしくお願いします。

 新しい年が始まると朝の輝きがとてもまぶしく感じることがありますねえ。心に心配事や悲しみを抱えている時は余計にそう感じることがあるかもしれません。神様が創造された世界は本当に不思議ですね。

 旧約聖書の時代にも悲しみは数多くありました。その中でもイスラエルの民にとって自分たちの国や神の神殿があるエルサレムが敵の国によって滅ぼされる様を目の当たりすることは大きな痛みであり悲しみでした。しかしその状況の中でも聖書記者は朝の輝きの中に新しい神様の恵み憐れみを見つめていたのです。

 次のような聖書のことばがあります。
 「私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。『あなたの真実は力強い。主こそ、私の受ける分です。』と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。
 旧約聖書 哀歌 3章22節から24節

 ここでは悲しみと苦痛の状況の只中にあっても神様の恵みによって自分たちが生かされ守られ滅び失せていかないというその恵みが語られています。たとえ国が滅び、敵の国に捕虜として連れて行かれるような艱難が降りかかることがあったとしても、そこにも神様の不思議な恵みと憐れみがあり、その恵みと憐れみは朝ごとに新しくされ、力強く自分達に届けられている、と言うのですね。それゆえこの作者は神様の真実の力強さと神ご自身をこそ祝福として受け取ることを告白し神様を待ち望むことができるのです。

 神様の恵みと憐れみを覚えて歩む人生は苦難の中でも何と平安と力に満ちているのでしょうか。この神様の愛と憐れみはあなたにも豊かに注がれているです。あなたのこの真の勝利、永遠のいのちを受ける人生を歩み始めませんか?

(PBA制作「世の光」2013.1.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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