♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■十字架と復活をめぐる人々 <嘆き悲しんだ女たち>

2010年04月03日 | Weblog
2010/4/3放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。 

 イエス・キリストの十字架、それは人を嘆きと悲しみから救い出し、希望と喜びを与えるものである、と聖書は言います。 新約聖書ルカの福音書23章27節、28節にこうあります。

 大ぜいの民衆やイエスのことを嘆き悲しむ女たちの群れが、イエスのあとについて行った。しかしイエスは、女たちのほうに向いて、こう言われた。「エルサレムの娘たち。わたしのことで泣いてはいけない。むしろ自分自身と、自分の子どもたちのことのために泣きなさい。」

 わたしのことで泣いてはいけない、いやむしろあなたがたが本当に嘆き悲しまなければならないことのために泣きなさい、十字架の死を前にしてイエス・キリストはそう言われました。

 私たち人間が本当に嘆き悲しまなければならないこと、それはやがて罪人に訪れる恐ろしいさばきである、と聖書は言います。 たとえどれほど心優しい人であったとしても、人はみな自分の罪のゆえにさぎきを受けなければなりません。 そして人の罪を覆い、人を罪のさばきから救い出すことができるものを人は何一つ持ち合わせていない、と聖書は言うのです。 私たちを絶望の闇に閉じ込め、私たちに嘆きと悲しみをもたらすもの、それは私たちの罪であり、必ずやってくるさばきだ、と聖書は言います。 
 
 しかし、そんな絶望から私たちを救い出すことが出来るものが一つだけある。 それこそが主イエス・キリストの十字架である、と聖書は言います。 あの女たちが嘆き悲しんだイエス・キリストの十字架、実はあの十字架こそが私たちをすべての嘆き悲しみから救い出す唯一のものだ、と聖書は言うのです。

 罪のない神の御子イエス・キリストは私たちの身代わりに十字架にかかって死んでくださいました。 そしてそれによって私たち罪人の身代わりとなってくださったのです。 イエス・キリストは私たちが受けるべきさばきを身代わりとして受け、三日目に死を打ち破ることによって私たちに赦しと永遠のいのちを確かに約束してくださったのです。

 わたしのことで泣いてはいけない、むしろこの十字架によってもたらされる救いを受け入れ、喜びと感謝に満たされて歩みなさい。 十字架の死を前にしたイエス・キリストは愛をもって私たちにそのように語りかけていてくださいます。 
 
       (PBA制作「世の光」2010.4.3放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
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