世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄(いわい・もとお)です。
私は月に一度、埼玉県の川越と東京都の練馬にあるキングス・ガーデンという老人ホームを訪問させていただいています。このキングス・ガーデンは、「主の園」という意味の老人ホームで、聖書にある希望を基盤としています。神様が共にいてくださる園というこの恵みのホームで一緒に神様を賛美したり、聖書からお話しをさせていただくことは、私にとっても大きな喜びです。
このホームの名前は次の聖書のことばからつけられたそうです。
「まことに主はシオンを慰め、そのすべての廃墟を慰めて、その荒野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜び、感謝と歌声とがある。」(旧約聖書イザヤ書 51章3節)
荒野のようなまた砂漠のような場所が主の園として変えられていくのだ、との約束がこの聖書のことばにはあるのですね。
神様によって最初に創造されたエデンの園・神の世界には確かに喜びと祝福がありました。しかし、その世界が人間の罪によって廃虚のような、砂漠のような所へと変わってしまったというのです。
確かに私たちの社会には人間どうしが憎み合い、苦しめ合い、殺し合ってしまうような現実があります。しかし、その原因は私たちの心にあるのです。私たちの心の内側にある心の腐れがその悲しみの原因なのだと聖書は語っているのです。
しかし、それで終わらないのです。そんな廃虚のような、砂漠のような世界が変わるのです。神様は私たちに大いなる希望を、愛を、そして救いを用意してくださっています。
その老人ホームで聖書のお話しをする時、よく天国の話しをします。死を越えていく永遠のいのちの約束を聖書から何度も確認し、天を見上げて一緒に歩めるその一時は私にとっても大きな慰めと励ましの時です。
あなたもこの希望を持っていらっしゃいますか? あなたのすべての悲しみや痛みをも、主の園のような祝福へと変えられていくという約束が聖書にあるのです。あなたもこの約束を自分のものとしてみませんか? あなたの人生が主の園のようになるのです。
(PBA制作「世の光」2008.4.11放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。