♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■思いわずらいをゆだねる相手をもつ

2007年03月09日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 今日は「心の重荷を委ねて生きる」ということについてお話しします。

 心の中に不安や悩み・ストレスを溜めていくと、自分の心も重くなり、周りの人に良くない影響を与えてしまったり、大切な仕事まで影響を与えてしまうってこともありますよね。ですから心の中にある悩みとか重荷・ストレス、そういうものを処理していくというかそれを委ねていく、そういうこと大切なのではないでしょうか。

 旧約聖書の55篇の22節という所にこう言われています。「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」って言うんです。

 これは今から約三千年前にイスラエルの王ダビデ王が自分の経験から書き残したものです。戦国時代を生き抜いた人ですから大変な心配や不安やストレスがあったことでしょう。でもそれを神様に主にお委ねした時に神様はそれをしっかり守ってくださった。揺るぐことがないようにしてくださった。だからあなたもそうしてごらんなさいって言うんです。

 じゃあどうして揺るぐことのないようにしてくださったか。同じ詩篇の68篇の19節という所にはこう言っています。「ほむべきかな。日々、私たちのために、重荷をになわれる主。私たちの救いであられる神。」毎日の生活の中で重荷・不安・心配、それを私たちと一緒になって担ってくださる。それが主なる神様だって言うんです。

 新約聖書の中ではキリストの弟子ペテロもキリストと三年間生活をして、実際にキリストのことば・力・助け・奇跡を経験してきました。そんな経験から、その手紙の第一の手紙の5章7節にこんなふうに言っています。「あなた(がた)の思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなた(がた)のことを心配してくださるからです。」いつの時代もどんな人も、その心に生活の中に仕事に、重荷や思い煩いがあります。大切なのはそれに押しつぶされたり諦めに逃避するだけはでなく、それを委ねていく、救い主をしっかり知っている(、救い主に)乗っているってことではないでしょうか。あなたもこの聖書を通し、救い主キリストをどんな重荷も委ねることのできる相手としてしっかりと知り、信じてください。
 
  (PBA制作「世の光」2007.03.09放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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