すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

岩沼は運動嫌いな教育長

2020年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム
 一般質問最終日の3日目です。冒頭のタイトルにある通り、岩沼市の百井教育長は運動が嫌いなようです。私が先の9月議会で『中学校の部活動について』を質問しました。市内中学校の部活動は2~3回/週に制限されています。

 前回の質問の中で教育長は「子供たちが毎日走って頭良くなりますか」とか「学校の先生は大変なんだ」と答弁しました。部活をやりたい先生の自由すら奪い、働き方改革と称し子供の夢を阻害し、生徒が犠牲になっていると質した。

 前回の質問で岩沼の教育長は運動が嫌いなのだと判断しましたが「毎日走って頭が良くなりますか」という教育長を皆さんはどう思いますか。勉強だけができれば良いのですか。運動能力がいい子供はだめなんですか、と言いたくなる。

 教育長は間違った観念からでも学校が「バランスの良い子供たちを作っている」と驚く答弁でした。運動能力悪いからか、バランスの意味がわからないのではないか、と思いたくなる。

 今回は酒井信幸議員が『部活動の地域移行について』と中学校の部活動に同様な質問をしました。国は働き方推進本部の意向で「令和5年度以降、休日の部活動を段階的に地域へ移行」していくことを示しました。これはあくまでも休日です。

 学校が働き方改革を推進することは、子供たちの部活動に制限をかけることになります。そこで文部科学大臣は、部活動改革について「部活動に熱心な先生方のやる気を削ぐようなことがないような環境整備を目指すこと」を掲げています。

 これからの学校教育の在り方は学校が部活動を支えるのではなく、地域へ移行してはという問いになんともそっけない返事でした。理由は人材がいないというがやる気がない。教育長は「すべての子供たちの夢を叶うことはできない」といった、とんでもない言葉を発した。

 学校の先生が子供たちを守れないといったレベルではありません。教育長自ら子供たちを守れないと議会で平然と答弁した。私は『体を張ってでも子供たちを守れよ』と言いたかった。教育理念など皆無に聴こえ残念な気持ちになった。酒井議員は深く突っ込まず、質問終了後「言ってもダメだ」だって。

 一般質問の様子は来週から録画中継を見ることができます。ご覧ください。
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