がめつ屋様からコメントを頂きました。このことにお答えしたくブログを書きます。岩沼市はごみ処理行政で、2市2町と広域行政を組んでいます。岩沼市にはし尿処理場と最終処分場があります。また、旧焼却施設の跡地はリサイクルの施設に活用されています。
そのほかは名取市と山元町にはごみ焼却場が稼働しており、亘理町には最終処分場があります。
つまり、ごみ焼却場2箇所と最終処分場2箇所が、亘名で稼働しています。現状では名取市のごみ焼却施設が、老朽化で地元との合意もありH24年度頃までには休止することになっているのが現状です。
また、最終処分場は亘理町がH24年度頃まで、岩沼市がH26年度頃までには満杯になるのが現状です。新しい最終処分場はH26年度まで建設しないと他所の自治体に持ち込んで処分しなければなりません。
亘名管内のごみを処理する機関は「待ったなし状態」なのです。まだ使えるのが、山元町にある焼却場のみとなります。これで、危機感が無いのが異常な状態ではありませんか?
基本計画なるものが亘名にはあり、国の補助金を活用して新しいごみ焼却場と最終処分場を建設することにしています。岩沼には焼却施設を、名取には最終処分場を建設することに合意していました。
岩沼は焼却施設の土地を公募で募集し、市内の団体から10箇所の地区が名乗り出て、2箇所に絞られました。第1候補地区から廃棄物が出てきたのです。
そのことが判明したのは地質調査を始めた今年の初めで、黒い油状のものが発見されました。コンクリート片やセメント混合物、そして木片が出てきたのです。鉛成分が微量ですが検出されたのです。
事務方は宮城県に相談していましたが、その後問題のヒ素がその付近から出てきました。微量ではありますが、自然由来のものか廃棄物の影響か県から調査を命じられたのです。
ここから話が進まなくなりました。管理者会(市・町長)は今後の行方を決定できなくなりました。そこで、亘名の議員は急遽全員協議会を開催し、管理者会に催促したのです。それが8月でした。
管理者会は忙しいという理由だったみたいですが、忙しいなんて言ってられません。2市2町のため土・日だろうが、夜間だろうが、会議を開催すべきでした。そして、10月2日(土)に第3回目が開催されました。
廃棄物を捨て方は判りませんが、廃棄後5年の時効が成立しています。廃棄者は水田から砂を採取することを、岩沼市農地法の規定で許可を得て、宮城県に許可申請しました。
許可を取得したのはH4,6,4です。その後半年間で砂の採取と埋立をしていますが、岩沼市が判らなかったでは済まない問題と発展しそうです。しかし、時間がありません。
街がごみだらけになる状況は避けたい。政治に任せられた解決方法は私達議員ではありません。執行権の持っている市長と町長なのです。そのためにも一致団結し、
4人の市・町長で柔軟な発想と行動力が試される。