すとう功の周回遅れ

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一般質問は確認のためか

2020年12月08日 | 日記・エッセイ・コラム
 今議会に一般質問をしない私にとっては実に暇な議会です。一般質問2日目の実況をお伝えします。今日は自民党3期目の佐藤淳一議員と2期目菊地忍議員、そして公明党6期目の長田忠広議員に1期目の高梨明美議員です。

 一般質問とは議会用語であり議員が執行部に対して市政を質すことです。市役所に事業内容を確認することではありません。本日の質問を聞き市政を質すことは少なかった。そう思えたのは私だけではないと感じました。

 下のリンクは岩沼市議会のホームページから引用した一般質問の内容です。
http://www.gikai-iwanuma.jp/shitumon/R2_8.pdf

 また一般質問はよく『批判より提案を』と言われています。市政に対し聴くだけではありません。今日の議員は提案もせずに質問していた議員が多かった。聴いていて不愉快な質問もありました。

 自民党3期目の佐藤淳一議員は、出身町内会の土地区画事業に市の予算を持ってきてほしいという提案でした。その一方で市の事業に『文化協会補助金(600万円)は高すぎる』といちゃもんをつける。我田引水もいい加減にせいと言いたくなった。

 議員が住む地区は仙台空港のそばで騒音対策に加え、市から地域振興や周辺対策の充実を要望するのは理解した。しかし、だからと言って市民の文化芸術に使う予算は、無駄遣いではと言い放ち、効果の検証をしろと指摘していた。

 自民党2期目の菊地議員は国がこれからやろうとしているデジタル化、マイナンバーカードなどに対してどう行うか聴きました。国の新政策がこれから始まろうとしているのに、具体的な提案は無く単純に『どうするの?』だけでした。

 公明党6期目の長田議員も提案は少ないというより全くなかったといっても過言ではありません。『マニフェストを作れ』とか言うが、これまで質問してきた内容の確認でした。新鮮味も具体策もなかったと思えました。

 本日一番上手だったのは1期目の公明党高梨議員だと思いました。その理由としては市政に対し提案をしたからです。市に多世代同居家族へのリフォーム補助金などを提案し、執行部の答弁は『研究する』とか『全くない』と言われた。でも、市長答弁の声が若干ながら高揚したと感じたのは、私だけではなかったと思います。

 過去の懲罰に賛成した議員は、執行部に確認しただけの一般質問だわ。
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